12月21日(土)~12月27日(金)
毎週火曜日定休
映画で旅する自然派ワイン
ジョージア、ワインの
生まれたところ
12月21日(土)~12月27日(金)※火曜定休
(1)16:30~17:53
※予告5分
11月30日~12月27日:スケジュールPDFファイルはこちら
「映画で旅する自然派ワイン」
特集イベント決定!
12月25日(水)17:53から
詳しくはイベントブログ「映画で旅する自然派ワイン」特集イベントを御覧ください
世界無形文化遺産に登録された、伝統製法の希少なワインづくりを追う。
ワイン発祥の地ジョージアから最古にして最新の味わいをお届け
紀元前6000年に遡る世界最古のワイン醸造の起源を持つジョージア。2013年にユネスコ世界無形文化遺産に登録されたクヴェヴリ製法は、素焼きの壺を土の中に埋め、ジョージア固有のブドウ品種と野生酵母により発酵・熟成するワインの醸造法であり、その新しい味わいに今、世界から注目が集まっている。
かつてはどの家庭でも作られていたこの伝統製法のワインは、ソ連の占領とソ連式大量生産による品種削減や禁酒法などの影響により、現在は極めて少量しか作られていない。本作は、逆境に立ち向かいながら「究極の自然派」と呼ばれるクヴェヴリ製法を守ってきた人々のドキュメンタリーである。
(上映時間:78分 DCP上映)
12月21日(土)~12月27日(金)
毎週火曜日定休
ゾンビ
─日本初公開復元版─
©1978 THE MKR GROUP INC. All Rights Reserved.
12月21日(土)~12月27日(金)※火曜定休
(1)14:00~15:59
※予告5分
11月30日~12月27日:スケジュールPDFファイルはこちら
1979年3月10日、プログレッシブ・ロックバンド“ゴブリン”の強烈なビートとショッキング描写とともに、日本人の前に初めて姿を現わした“ゾンビ”は、凄まじいインパクトを放ち、トラウマ級の映画体験を観客に与えた。
その衝撃から40年──今年2019年は、ホラー映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督作『ゾンビ』が日本劇場公開されて40周年となるメモリアル・イヤー。この“日本人とゾンビのファースト・コンタクト”がなければ、今の日本でのゾンビ人気はなかったと言っても過言ではないが、当時上映された「日本劇場初公開版」が、現在ソフトや配信で観られるどのバージョンとも違っていたことを知っているだろうか?
過去に発表された「米国劇場公開版」「ダリオ・アルジェント監修版」「ディレクターズカット版」の3バージョンとは異なり、「日本劇場初公開版」は、配給会社により独自の編集が施されていたのだ。
語り継がれてきた“伝説”を知るには、“伝説”そのものを体験するしかない。
90年代以降は劇場で上映されることがなかったばかりか、過去に一度もソフト化されたことがない、文字通り“幻のバージョン”である「日本初公開版」。今回、海外の権利元との粘り強い交渉により、その復刻・再現の許諾を特別に得ることができた。壮絶なるファースト・コンタクトにして、“伝説”となっていた「第4のバージョン」が、『ゾンビ
─日本初公開復元版─』として、ついにスクリーンに復活する!
(上映時間:115分 DCP上映)
12月14日(土)~12月27日(金)
毎週火曜日定休
エセルとアーネスト
ふたりの物語
© Ethel & Ernest Productions Limited, Melusine Productions S.A., The
British Film Institute and Ffilm Cymru Wales CBC 2016
12月14日(土)
(1)10:30~12:09
※予告5分
12月15日(日)~12月20日(金)※火曜定休
(1)13:30~15:09
※予告5分
12月21日(土)~12月27日(金)※火曜定休
(1)12:00~13:39
※予告5分
※本作の前売券はご使用いただけます
11月30日~12月27日:スケジュールPDFファイルはこちら
1928年、ロンドン。貴婦人のメイドとして働く少し昔気質で生真面目なエセルはある日、陽気で楽天的な牛乳配達のアーネストと出会い、2年後に結婚。ロンドン郊外のウィンブルドン・パークに小さな家を25年ローンで購入する。大理石の柱に、鉄の門、風呂に水洗トイレまでついて、希望に満ちた新婚生活が始まる。
3年後、待望の息子レイモンドが誕生。その成長を見守る一家の幸せを、戦争の影が脅かす。しかしつらい日々の中にも、レイモンドが疎開先から送ってくる手紙や、つかの間の再会が、ふたりに喜びをもたらしてくれる。
(上映時間: 94分 DCP上映)
12月21日(土)~12月27日(金)
毎週火曜日定休
それいけ!アンパンマン
きらめけ!アイスの国のバニラ姫
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV Ⓒやなせたかし/アンパンマン製作委員会2019
12月21日(土)~12月27日(金)※火曜定休
(1)10:30~11:32
※予告がありませんのでお早めにお越しください
11月30日~12月27日:スケジュールPDFファイルはこちら
ご来場者さま特典
「元気100倍!マラカス」プレゼント
12月21日(土)~12月27日(土)
※小学生以下のお子さまへの先着プレゼントです
※無くなり次第配布終了
今年はアイスが食べられない!?アイスの国を救って、みんなの笑顔を取り戻せ!みんなに届けるおいしいアイスを作っている〈アイスの国〉!ところがこの国のお姫様バニラ姫は上手にアイスを作ることができず、アイスの国を飛び出してしまいます。
そして、アンパンマンたちと出会い、アイス作りに本当に大切なものに気づいていきます。 そんな中、ばいきんまんは、アイスの国を〈バイキンアイスの国〉にしようと最強メカ“バイキンアイスロボ”を発明して大暴れ!
はたして、アンパンマンとバニラ姫たちはアイスの国をばいきんまんから守ることができるのでしょうか?!
(上映時間:62分 DCP上映)
12月14日(土)~12月20日(金)
毎週火曜日定休
映画で旅する自然派ワイン
ワイン・コーリング
「映画で旅する自然派ワイン」
特集イベント決定!
12月15日(日)17:05から
詳しくはイベントブログ「映画で旅する自然派ワイン」特集イベントを御覧ください
ワインも人生も〝 ナチュラル ″に楽しもう!
南フランス、ルーション地方。自然派ワインのパイオニアともいわれるジャン・フランソワ・ニックの元には、同じく自然派のワイン造りに取り組む者たちが集まってくる。彼らは常に情報交換をし、必要な器具を貸し合い、収穫に人手が足りなければ助け合い、ワイン造りを行っている。早朝から汗を流して働き、家族とともに食事をとり、夜は仲間たちと楽しくワインを飲む。自然と向き合うことは苦難の連続だが、「必要以上にお金を稼ぐ必要はない」「納得できるワインを届けたい」と彼らはそんな苦労をものともせず、ナチュラルに、大いにワイン造りと人生を楽しんで生きている。
生産性を追い求めることなく、どんなに手間がかかろうとも、体と地球に優しいワインを作り続ける彼らの姿は、忙しく働く私たちに人生で大切なものは何かを問いかける。
(上映時間: 90分 DCP上映)
12月14日(土)~12月20日(金)
毎週火曜日定休
レ・ミゼラブル
発声可能上映決定!
12月14日(土)
歌っても踊ってもクラッカーを鳴らしてもOK!
詳しくはイベントブログ『レ・ミゼラブル』最後の発声可能上映を御覧ください
『レ・ミゼラブル』
文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説を基に、世界各国でロングラン上演されてきたミュージカルを映画化。『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したトム・フーパーが監督を務め、貧しさからパンを盗み19年も投獄された男ジャン・バルジャンの波乱に満ちた生涯を描く。主演は、『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマン。彼を追う警官にオスカー俳優のラッセル・クロウがふんするほか、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ、『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライドら豪華キャストが勢ぞろいする。
(上映時間: 158分 DCP上映)
12月7日(土)~12月13日(金)
毎週火曜日定休
こはく
©2018「こはく」製作委員会
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
初日舞台挨拶決定!
12月7日(土)16:20の回上映後
ゲスト:
大橋彰さん(アキラ100%)
横尾初喜監督
詳しくはイベントブログ『こはく』初日舞台挨拶を御覧ください
幼い頃に別れた父の会社を受け継ぎ、経営者として周囲に認められるようになった亮太。しかし、父と同じように離婚して子供たちと別れた経験が、現在の妻との幸せな生活に小さな影を落とすことがある。そんな亮太に兄の章一が、父を街で見かけたと言う。兄と一緒に父を捜して街を歩き回るうちに、これまで考えたことがなかった父の、そして母の人生に思いを馳せる亮太。父を捜すという、日常の中でのささやかな冒険を通して、亮太は自分を見つめ直し、家族の愛を再発見していく――。
(上映時間: 104分 DCP上映)
12月7日(土)~12月13日(金)
毎週火曜日定休
カーライル
ニューヨークが恋したホテル
© 2018 DOCFILM4THECARLYLE LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
ジョージ・クルーニー、アンジェリカ・ヒューストン、トミー・リー・ジョーンズ、ハリソン・フォード、ウディ・アレン、ウェス・アンダーソン、ソフィア・コッポラなど多数出演!
ダイアナ妃が愛し、ウィリアム王子もお気に入りの英国王室にゆかりの深いホテル「ザ・カーライル」。歴代大統領、煌めくような映画スター、著名な映画監督、ミュージシャン、世界的アスリートに至るまで、38名のセレブたちがそれぞれのホテル物語を紡ぎだす。ーカーライルは宿泊者の秘密は必ず守るーそのため、これまで決して明かされることの無かった歴史的な秘話の数々が、4年間ホテルに通い詰めたと語る監督渾身の撮影の中で明らかになっていく。
映画はホテルに働く裏方の姿も見つめる。引退することを決めたカーライルの名物コンシェルジュ、ドワイト。吃音症ながら、36年間もこのホテルを支え続けてきた。彼の上品で温かいおもてなしは宿泊客からもスタッフからも愛されてきた。スタッフが宿泊客のイニシャルを縫い込んだ枕カバーを用意するなど、究極のサービスとは何かということを私たちに教えてくれる。この映画を観終わったとき、あなたの心に、カーライルに恋した人々の満面の笑みが深く刻まれることでしょう。
(上映時間: 92分 DCP上映)
12月7日(土)~12月13日(金)
毎週火曜日定休
今さら言えない
小さな秘密
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
小さな秘密割決定!
チケットご購入の際に、「今さら言えない小さな秘密」をスタッフに
打ち明けた方は一般料金から100円引き
詳しくはイベントブログ『今さら言えない小さな秘密』小さな秘密割のお知らせを御覧ください
自転車にまつわるある伝説を持つ、南仏プロヴァンスの美しい村に暮らす自転車修理工ラウル。愛する妻と子供たちにも恵まれ順風満帆に見えるが、実は誰にも言えない子どもの頃からの秘密があった。―本当は自転車に乗れない!―のだ。自転車を愛して生業にする彼にとって、それは悲しく致命的なこと。時が経つほど誰にも打ち明ける勇気がでない。ある日、村人を撮っている写真家が、ラウルが自転車に乗って坂道を下る決定的な瞬間を撮影しようと言ってきた。さぁ大変、なんとか阻止しようと試みるが…。秘密を抱えて幾年月、もしバレたら、家族の愛も村人たちの尊敬もすべて失ってしまう!? 果たして、ラウルと家族に平和は訪れる?
フランスの国民的作家にしてイラストレーター、漫画家でもあるジャン=ジャック・サンペのベストセラー「今さら言えない小さな秘密」を遂に映画化。「ニューヨーカー」や「パリ・マッチ」などで活躍し、45か国以上でその著書が翻訳されている世界的アーティストだ。『アメリ』『ロング・エンゲージメント』など、ジャン=ピエール・ジュネ監督作品のブレインとして活躍してきたギヨーム・ローランが、原作者のサンペと共に脚本を担当。人々の善意や思いやりなど、原作絵本の優しい世界観を引き継ぐと共に、オリジナルのエピソードを加え、映画ならではの胸躍るファンタジックなシーンを創り上げた。
(上映時間: 90分 DCP上映)
11月23日(土)~12月6日(金)
毎週火曜日定休
ドリーミング村上春樹
©Final Cut for Real
村上春樹の翻訳家のメッテ・ホルムは1995年、『ノルウェイの森』と出会って以来、20年以上村上春樹の作品をデンマーク語に翻訳してきた。村上春樹の作品はこれまで世界50言語以上に翻訳されてきたが、そのほとんどが英語からの翻訳となり、メッテのように日本語から直接翻訳することは珍しかった。映画は2016年、村上春樹がアンデルセン文学賞を受賞し、デンマークを訪れ王立図書館でメッテと対談する瞬間と、同時期にメッテが村上春樹のデビュー小説『風の歌を聴け』を翻訳する貴重な姿を追う。村上春樹作家活動40周年に贈る特別なドキュメンタリー。
メッテは『風の歌を聴け』の一文について想いをめぐらせる。現実と空想の世界が重なり合う村上春樹の世界観は翻訳家によって解釈が異なる。メッテは世界中の村上春樹の翻訳家たちと議論を重ね、理解を深めるため日本を訪れる。故郷の芦屋を歩き、小説の舞台となる地を巡る。メッテを追うカメラは、次第に村上春樹の小説に描かれている並行世界(パラレルワールド)を描写する。深夜のデニーズ。バーカウンター。古いレコード。ピンボール。地下鉄。首都高速道路。公園の滑り台。巨大なかえるくん。そして夜空に浮かぶ二つの満月。メッテは独り村上春樹の世界に潜り込んで行く——— 孤独を愛し、“完璧な翻訳”を探求するメッテの姿は、村上春樹が描く幻想的な世界に魅了され、村上春樹に恋する世界中の読者の共感を呼ぶ。
(上映時間:60分 DCP上映)
11月23日(土)~12月6日(金)
毎週火曜日定休
ジョアン・ジルベルトを
探して
©Gachot Films/Idéale Audience/Neos Film 2018
「イパネマの娘」「想いあふれて」など、ボサノヴァファンでなくとも誰もが耳にしたことのあるこれらの名曲の数々は、その類稀なるギター演奏と甘美な歌声によって世界中にその名を知らしめた、”ボサノヴァの神様”と称される伝説的ミュージシャン、ジョアン・ジルベルトによって生み出された。
日本でも3度公演し、多くのファンを持つジョアンだが、88歳の現在(注・2019年7月6日死去)は10年以上隠遁生活を送っている。そんなジョアンに会うためブラジルに出向いたドイツ人ジャーナリストのマーク・フィッシャーは、結局会えずじまいだった旅の顛末を一冊の本にまとめるが、出版の1週間前に自殺。
その本を手に取ったフランス生まれのジョルジュ・ガシュ監督は、マークの旅に強く共鳴し、彼の足跡を辿りながらブラジル中を尋ね歩く。
ジョアンはどこにいるのか?なぜ隠れているのか?ボサノヴァの本質とは?
ジョアン・ジルベルトのファンのみならず、ボサノヴァファンも住善の音楽ドキュメンタリーがここに完成した。
(上映時間:111分 DCP上映)
11月30日(土)~12月6日(金)
毎週火曜日定休
ビル・エヴァンス
タイム
・リメンバード
©2015 Bruce Spiegel
圧倒的な影響と人気を誇るジャズ・ピアニスト ビル・エヴァンス。
その出自、キャリアのスタートから人間模様、死の間際までを8年に渡り追った、貴重な証言・映像・写真の記録!
その美しい音楽の源は? その裏の悲劇に満ちた人生の真実とは?
共演者、ジャズの巨匠たちによる貴重な証言の数々
トニー・ベネット(ヴォーカル)やジョン・ヘンドリックス(ヴォーカル)ら当時の共演者はもちろん、伝説のファースト・トリオ~死の間際のラスト・トリオのメンバーらがビル・エヴァンスとの出会いや人物像、彼の音楽について証言。
既に亡くなったレジェンド達の晩年の姿も・・・
インタビューで登場するジム・ホール(2013年逝去)、ポール・モチアン(2011年逝去)、ジョン・ヘンドリックス(2017年逝去)、オリン・キープニュース(2015年逝去)、ボブ・ブルックマイヤー(2011年逝去)、ビリー・テイラー(2010年逝去)など、公開前に鬼籍に入っている出演者も多く、彼らの晩年を捉えた記録映像としても貴重。
もちろん本人も多数登場。そして、誰もが名前は知ってるあの人も・・・
もちろん、ビル本人の肉声や映像・写真も多数収録。演奏シーンや仕事のインタビューはもちろん、幼少期の愛らしい姿や、麻薬に蝕まれながらも家族を大切にする姿など、貴重なプライベート・ショットの数々は必見。
また、ジャズ史に燦然と輝くそのタイトル曲『ワルツ・フォー・デビイ』のモデルとなった姪のデビイら親族も証言者として登場。
兄ハリー、スコット・ラファロ、マイルス・デイヴィス、そして女性たち・・・
さらに名盤『ワルツ・フォー・デビイ』で伝説的な演奏を披露し、その翌週25歳で事故死した幻のベーシスト
スコット・ラファロら共演者の往時のプライベート写真や恋人のインタビューも収録。薬物依存をはじめ、内縁の妻・兄の自殺など、これまで周知のところでも語られなかったスキャンダルが親族や近いミュージシャンの口から語られるほか、マイルス・バンド在籍時の名盤制作秘話から死の間際の様子までも語られる。
世界初公開。行方均による字幕、全面監修
世界初劇場公開にあたり、ジャズ・プロデューサー行方均の監修により可能な限り正確でわかりやすい日本語字幕作成。
(上映時間:84分 DCP上映)
11月23日(土)~11月29日(金)
毎週火曜日定休
マッキー
©M/s. VARAHI CHARANA CHITRAM
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
マサラ上映決定!
11月23日(土)15:00の回
詳しくはイベントブログ『マッキー』マサラ上映開催を御覧ください
ご来場者さまプレゼント
「スディープ社長名刺カード」
※先着順
※数に限りがございます
『マッキー』初Blu-ray化 劇場限定先行販売!
初Blu-ray化となる本商品には3時間超えの特典映像を収録!
劇場先行販売は割引料金+限定特典もあり!
当館の『マッキー』の半券1枚提示につき1つまで購入可能。
定価5,280円(税込)のところ5,000円(税込)の割引価格となる他、購入特典として、オリジナル・スリーブケースとB2ポスターをセットでプレゼント!
『マッキー』ブルーレイ仕様
本編125分/ヒンディー語/日本語吹替あり/特典182分
・メイキング(125分・日本語字幕なし)
・監督インタビュー(27分・日本語字幕あり)
・製作経過レポート(28分・日本語字幕あり)
・2019年日本版予告編
劇場販売特別価格:5,000円(税込)
定価:5,280円(税込)
※一時的に品切れとなる場合がありますが随時追加販売いたします
※当商品の一般販売時期は未定です
※DVDの発売予定はありません
インドで 2012 年に公開され、大ヒット。タミル語、ヒンディ
ー語など様々な言語にも吹き替えられて公開された。
さらに評判は海外にも広がり、昨年アメリカで公開されたテルグ語映画では No1 の興行収入を得たという大快作!!
「新しいジャンルを切り開いた」と各メディアが激賞した、“小さな”主人公の“大きな”復讐劇。
全編 CG によるハエと実写の人間との戦いが、意外にもリアル。
笑って泣けて、ラストは大感動!
日本でも 2014 年に劇場公開されヒットした本作が奇跡の再上映!
(上映時間:125分 DCP上映)
11月24日(日)
毎週火曜日定休
アジアの純真
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
一日限定特別上映&ティーチイン決定
登壇者井上淳一さん(脚本)
チンピラに姉を殺された負けん気の強い在日朝鮮人少女が、姉の殺害を目撃していた気が弱い日本人の高校生と出会い、怒りに満ちた感情の赴くままに復讐(ふくしゅう)の旅に出るロードムービー。『小森生活向上クラブ』などの片嶋一貴が監督を務め、少年少女のいびつな逃避行を全編モノクローム映像と哀切感に満ちたピアノの音色をバックに描く。主人公の少女を、『悪人』の韓英恵が熱演。数々の映画祭で物議を醸した過激なテーマが圧倒的。
北朝鮮による日本人拉致事件で、日本が北朝鮮に対する憎しみに満ちていた2002年秋、日本人のチンピラに姉を殺された在日朝鮮人の少女と、殺害現場に居合わせたものの助けなかった日本人の高校生が出会う。二人は、力が及ばなかった自分たちをのろい、第2次世界大戦時の毒ガスをリュックに入れ自転車に乗って復讐(ふくしゅう)の旅に出る。
(上映時間:108分 BD上映)
11月9日(土)~11月22日(金)
毎週火曜日定休
米軍(アメリカ)が最も恐れた男
カメジロー不屈の生涯
©TBSテレビ
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
舞台挨拶決定!
11月10(日)16:00の回上映後
登壇者
佐古忠彦監督
2017年8月12日、桜坂劇場(那覇)の入り口には猛暑にも関わらず何百メートルもの長蛇の列ができていた。『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』の沖縄での公開初日である。列に並んだおじいやおばあたちは口々に「カメさんに会いに来た」と語った。それほどまでにカメさん=瀬長亀次郎は、沖縄県民にとっては今も心の中に不屈の精神の柱として生き続けている。沖縄の熱気は、東京、大阪、名古屋、京都、札幌をはじめ、全国に伝わり、大きなブームを巻き起こした。
『その名は、カメジロー』は、平成30年度文化庁映画賞・文化記録映画優秀賞、2018アメリカ国際フィルム・ビデオ祭(US International Film&Video
Festival)銅賞、2017年度日本映画批評家大賞/ドキュメンタリー賞、2017年度日本映画復興賞、2017年度日本映画ペンクラブ賞/文化部門第1位など数々の賞を受賞し、ドキュメンタリー映画として高く評価された。
そして2019年8月、カメジローの生涯をさらに深く、そして復帰に向けた沖縄の激動を描いたドキュメンタリー映画『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯』が公開される。
カメジローは230冊を超える日記を詳細に書き残していた。そこには、妻や娘らと過ごす家族の日常や政治家・夫・父親など様々な顔があった。その日記を丹念に読み解き、改めて生涯を描くことでカメジローが宿した“不屈”の精神を浮かび上がらせる。また、教公二法阻止闘争、毒ガス移送問題やコザ騒動など、一瀉千里のように返還へ向けて進んでいく熱い闘いを精緻に描いていく。そして、カメジローと当時の佐藤首相の国会での迫力ある魂の論戦に、沖縄の心、そして今なお解決されない事象の原点が浮き彫りになる。
音楽は1作目と同じく坂本龍一が担当。「Sacco」に加え、新たに書きおろした曲「Gui」がカメジローの不屈の生涯を静かに熱く奏でる。また、語りは役所広司。確かな口調が胸を打つ。
(上映時間:128分 DCP上映)
11月9日(土)~11月22日(金)
毎週火曜日定休
あなたの名前を呼べたなら
©2017 Inkpot Films Private Limited, India
© Inkpot Films
経済発展著しいインドのムンバイ。農村出身のメイド、ラトナの夢はファッションデザイナーだ。夫を亡くした彼女が住み込みで働くのは、建設会社の御曹司アシュヴィンの新婚家庭……のはずだったが、結婚直前に婚約者の浮気が発覚し破談に。広すぎる高級マンションで暮らす傷心のアシュヴィンを気遣いながら、ラトナは身の回りの世話をしていた。ある日、彼女がアシュヴィンにあるお願いをしたことから、ふたりの距離が縮まっていくが…。
監督は、アメリカで大学教育を受け、助監督や脚本家としてヨーロッパでも活躍するムンバイ出身のロヘナ・ゲラ。インドと欧米という二つの視点を持つ彼女が、差別が残るインド社会に変革を起こしたいという情熱で作り上げた本作は、2018年カンヌ国際映画祭批評家週間に出品され、見事GAN基金賞を受賞した。主演には、『モンスーン・ウェディング』(01)で注目を集めたティロタマ・ショームと、今年度アカデミー賞インド代表作『裁き』(14)のヴィヴェーク・ゴーンバル。フランス仕込みのシックなインテリアや、ラトナが目を輝かせる布市場の路地など、ムンバイのおしゃれな一面も楽しい本作。懐かしくて勇気が湧いてくる恋と目覚めの物語があたたかな喜びを連れてくる。
(上映時間:99分 DCP上映)
11月9日(土)~11月22日(金)
毎週火曜日定休
風をつかまえた少年
2010年に日本でも出版された1冊のノンフィクションが、世界を驚かせ、興奮させた。中等学校を退学になった14歳の少年ウィリアムが、当時人口のわずか2%しか電気を使うことが出来ない、世界で最も貧しい国のひとつアフリカのマラウイで、自分の頭脳と手だけを頼りに電気を起こす風車を作り、自家発電することに成功したのだ。彼は家族と村の人々を救うだけでなく、大学へ進学し、様々な活動を通して2013年にタイム誌の「世界を変える30人」に選ばれるという素晴らしい人生も手に入れた。
この現代の奇跡に感銘を受けた、『それでも夜は明ける』の名優キウェテル・イジョフォーが、10年の歳月をかけて初監督作品として映画化を実現。2019年、サンダンス映画祭を皮切りに、ベルリン国際映画祭でも公式上映され熱い喝采を浴び、NYのプレミア試写会では、国連難民高等弁務官事務所特使も務める、名女優アンジェリーナ・ジョリーからも、愛情に満ちた称賛を贈られた。
学ぶことが、未来を切り開き、人生を豊かにしてくれる。それは子供たちだけではなく、私たちすべての人々が生涯を通して忘れてはならないことなのだ。夢と希望を捨てなければ、どんな人生にも不可能はないと、少年ウィリアムが教えてくれる、感動の実話。
2001年、アフリカの最貧国のひとつマラウイを大干ばつが襲う。14歳のウィリアムは飢饉による貧困で学費を払えず通学を断念するが、図書館で一冊の本と出会い、独学で風力発電のできる風車を作り、乾いた畑に水を引くことを思いつく。いまだに祈りで雨を降らせようとする村で、最愛の父でさえウィリアムの言葉に耳を貸さない。
それでも家族を助けたいという彼のまっすぐな想いが、徐々に周りを動かし始める。
(上映時間:113分 DCP上映)
10月26日(土)~11月8日(金)
毎週火曜日定休
工作
黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男
©2018 CJ ENM CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
ライブ音声ガイド付き上映
11月2日(土)10:30の回
ガイド:檀 鼓太郎さん(バリアフリー活弁士)
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
歴史の影に隠された実話にスポットライトをあて、日本でも大ヒットを記録した『タクシー運転手 約束は海を越えて』、『1987、ある戦いの真実』。その”衝撃”の系譜を引き継ぐ問題作が新たに完成した。
今度の”史実”の主役は北への潜入捜査を命じられた南のスパイ、黒金星(ブラック・ビーナス)。韓国のスパイ史上最も成功した対北工作員として、歴史に稀有なる爪あとを残した彼の想像を絶する工作活動の実態を描くと共に、地球上で唯一、一つの民族が冷戦中である国の裏の裏の裏を暴く。
1992年北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島に緊張が走る中、軍人のパク・ソギョンは、工作員として北へ潜入せよとの命令を受ける。コードネームは黒金星(ブラック・ビーナス)、たった一つのミスで命を失う危険な任務の始まりだ。事業家に扮して3年間に及ぶ慎重な工作活動が実を結び、北朝鮮の対外交渉を一手に握る、リ・ミョンウン所長の信頼を獲得したパクは、ついに最高権力者である金正日(キム・ジョンイル)に接見する、しかし1997年、韓国の大統領選挙における祖国と北の裏取引によって、人生の全てを捧げた工作活動が無になることを知るパク、果たして彼は祖国のを裏切るのか、祖国が彼を切り捨てるのか。それとも、北がパクの正体を見破るのか――?
(上映時間:137分 DCP上映)
10月22日(祝・火)~11月8日(金)
毎週火曜日定休
お百姓さんになりたい
©mio kakiuchi
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
舞台挨拶決定!
10月22日(火祝)
10:30の回(予告なし)終了後
登壇者
松浦 智紀さん(自然食品店サン・スマイル代表)
原村 政樹監督
13:00の回(予告なし)上映後
登壇者
関野 幸生さん(関野農園代表/nico会長)
原村 政樹監督
10月23日(水)
10:30の回(予告なし)終了後
登壇者
小山 滋さん(生活クラブ生協埼玉役員室次長/三富ライフファーム事務局長)
原村 政樹監督
13:00の回(予告なし)上映後
登壇者
伊東 蔵衛さん(江戸屋弘東園代表)
原村 政樹監督
10月25日(金)
13:00の回(予告なし)終了後
登壇者
柏井 喜代恵さん(かわごえ里山イニシアチブ理事)
原村 政樹監督
10月27日(日)
10:30の(予告なし)回終了後
登壇者
関根 健一さん(Gee Design代表/本作出演)
原村 政樹監督
11月1日(金)
10:30の回(予告なし)終了後
登壇者
明石 誠一さん(明石農園代表/本作出演)
原村 政樹監督
11月2日(土)
13:15の回(予告なし)終了後
登壇者
川上 拓さん(明石農園専従スタッフ)
11月3日(日)
13:15の回(予告なし)終了後
登壇者
鈴木 敏夫さん(映画『武蔵野』プロデューサー/農文協プロダクション代表)
11月4日(月祝)
13:15の回(予告なし)終了後
登壇者
田村 憲司さん(筑波大学大学院教授/筑波大学附属坂戸高校長)
原村 政樹監督
11月6日(水)
13:15の回(予告なし)終了後
登壇者
明石 誠一さん(明石農園代表/本作出演)
11月8日(金)
13:15の回(予告なし)終了後
登壇者
柏井 喜代恵さん(かわごえ里山イニシアチブ理事)
原村 政樹監督
2.8ヘクタールの畑で60種類もの野菜を育てている、埼玉県三芳町の明石農園。明石誠一さんは28歳の時に東京から移り住み、新規就農した。有機農法からスタートし、10年前からは農薬や除草剤、さらに肥料さえも使わない「自然栽培」に取り組んでいる。ここでは、野菜同士が互いを育てる肥やしになり、雑草は3年を経て有機物に富んだ堆肥になる。収穫後は、種を自家採種していのちをつなぐ。春夏秋冬、地道な農の営みは、お百姓さんになりたい人への実践的ガイドとなり、”自分の口に入るもの”に関心を持つ人に、心豊かに暮らすためのヒントを提示する。
明石農園には、パティシエやカメラマンなど、さまざまな経歴を持つ人たちが研修生としてやってきて、農家として独立する人も出てきた。ノウフク(農業福祉連携)にも取り組み、障がいを持つ人たちも得意分野を生かし、それぞれのペースで働いている。「都会の子に土に触れてほしい」と、農業体験イベントも開催する。
20代でも60代でも、障がいがあってもなくても、虫も植物も、土の上ではみんな同じいのち。土がつなぐ「いのちの営み」に、なぜ引き寄せられるのか。競争社会から共生社会へとシフトする、新しい幸せの物差しが「農」にある。
(上映時間:104分 DCP上映)
10月26日(土)~11月1日(金)
毎週火曜日定休
感染家族
想像を絶するこの世界観、感染必至!絶体絶命のゾンビサバイバル!世界中を熱狂させた『新感染
ファイナル・エクスプレス』、ゾンビ時代劇「キングダム」の大ヒットなど、「Kゾンビ」ブームが吹き荒れる中、<新感染>感染サバイバルムービー『感染家族』がついに公開!ゾンビを恐れるどころか、一儲けしようとたくらむ逞しい家族に、『殺人者の記憶法』のキム・ナムギル、『さまよう刃』のチョン・ジェヨン、『ソウォン/願い』のオム・ジウォンら、主役級俳優達が扮する。古今東西のゾンビ映画への愛とオマージュをほとばしらせた入魂のゾンビ・クリエーションと大迫力のパニックシーン、そして笑いあり、アクションあり、ロマンスありのドラマが交差する様はまさに新感覚!「ほかのゾンビ映画とは違う」とキャストも太鼓判を推すパニックエンタテインメントムービーが誕生した。
平和な田舎を襲う、史上最恐のゾンビ大群!命がけの家族の攻防、果たして彼らの運命は!?田舎の寂れたガソリンスタンドで暮らすパク一家。定職もなくその日暮らしの彼らは、突然現れたゾンビ(チョン・ガラム)に噛まれた父親マンドク(パク・イナン)が若返ったのを見て、一攫千金の<ゾンビビジネス>に乗り出す。日和見主義の長男ジュンゴル(チョン・ジェヨン)と妊娠中の妻ナムジュ(オム・ジウォン)、口八丁の次男ミンゴル(キム・ナムギル)、芯の強い末娘ヘゴル(イ・スギョン)ら、適材適所の家族運営で依頼人も日々増えていく。ついにはガソリンスタンドの再建にも成功、一見順調なビジネスだったが、若返りを果たした人々に思わぬ副作用が勃発してしまう。そしてゾンビと化した人々が、次々に道行く人を襲い、大群となってついにガソリンスタンドにも襲い掛かる…。
(上映時間:112分 DCP上映)
10月5日(土)~10月18日(金)
毎週火曜日定休
ニューヨーク
最高の訳あり物件
© 2017 Heimatfilm GmbH + Co KG
ニューヨークはマンハッタンの超高級アパートメントで暮らすモデルのジェイドは、ファッションデザイナーとしてのデビューを控え、初のコレクションの準備に追われていた。ところが突然、スポンサーでもある夫のニックから離婚を告げられる。さらに、傷心の日々を過ごすジェイドのもとに、前妻のマリアが転がり込み、ニックとの契約で家の権利の半分は自分の物だと主張する。1つのアパートメントに持ち主が二人。同じ男と結婚したこと以外は、ファッションもライフスタイルも性格も、すべてが正反対のジェイドとマリアの、プライドとこの先の人生をかけた戦いが幕を上げる──!
モデルとして絶頂期だった10年前に、マリアからニックを略奪して結婚、40歳を迎えた今、デザイナーとしてもうひと花咲かせたいジェイドには、イングリッド・ボルゾ・ベルダル。『ヘラクレス』でギリシャ神話の女狩人アトランテに扮し、J・J・エイブラムス製作総指揮の超大作TVシリーズ「ウエストワールド」でも重要な役を演じているノルウェー人女優だ。働く女性なら誰もが共感する「あるある」を、スタイリッシュかつお茶目に演じた。
40歳の時にニックに捨てられ、故郷のドイツで暮らしていたが、二人の子供も成人し、第2の人生を模索中のマリアには、『帰ってきたヒトラー』、『生きうつしのプリマ』のカッチャ・リーマン。ヴェネチア国際映画祭女優賞にも輝く、ドイツを代表する演技派女優だ。ジェイドのセレブな趣味やこだわりを、毒舌と思い切った行動で次々と斬り捨てる姿を爽快に演じた。
果たして、ニューヨーク最高の訳あり物件の行方は? そして最後に訳ありな二人が辿り着いた幸せになるための〈秘策〉とは──?
(上映時間:110分 DCP上映)
10月12日(土)~10月18日(金)
毎週火曜日定休
しゃぼん玉
©2016「しゃぼん玉」製作委員会
原作は、直木賞作家・乃南アサのベストセラー小説『しゃぼん玉』(新潮文庫刊)。親の愛を知らずに育ち、通り魔や強盗傷害を繰り返す無軌道な若者・伊豆見翔人(林遣都)。誤って人を刺してしまった彼は、逃亡途中に老婆・スマ(市原悦子)を助けたことがきっかけで、彼女の家に居座ってしまう。初めは金を盗んで逃げるつもりだったが、スマをはじめ村の人々とのふれあいによって人生の大きな決断をすることに…。
TVシリーズ「相棒」で監督を務めてきた東伸児の、劇場初監督作品となる。 映画の舞台となったのは、宮崎県北部広域行政事務組合9市町村 「天孫降臨ひむか共和国」のひとつでもある椎葉村(しいばそん)。
宮崎県北部の絶景や素晴らしい原風景、恵まれた自然の素材を活かした郷土料理も、 映画に彩りを添えている。
主演の伊豆見役に、又吉直樹原作のNetflixオリジナルドラマ「火花」(2016)など 立て続けに話題作に出演し、近年活躍が目覚ましい林遣都。伊豆見が逃亡先で
出会う老婆・スマ役に、日本を代表する女優・市原悦子。 ある事件をきっかけに村に戻ってきた美知役には、 韓国で爆発的人気を誇る新鋭・藤井美菜。 厳しくも伊豆見を見守る村人・シゲ爺役に綿引勝彦、
スマの息子役に相島一之を迎える。
(上映時間:108分 DCP上映)
9月28日(土)~10月11日(金)
毎週火曜日定休
クリムト
エゴン・シーレとウィーン黄金時代
© Belvedere, Wien
© Belvedere, Wien, Photo: Johannes Stoll
©Archiv des Belvedere, Wien, Nachlass Ankwicz-Kleehoven
本作ではクリムトやシーレの傑作を所蔵するウィーンを代表するアルベルティーナ美術館、ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館、美術史美術館、分離派会館、レオポルド美術館、ウィーン博物館、ジークムント・フロイト博物館を巡りながら、ウィーンの黄金時代の始まりと終わりを解説する。コメンテーターはノーベル生理学・医学賞受賞者のエリック・カンデル、大学で美術史を専攻した女優でモデル、そしてケンブリッジ大学で美術史を修めた女優兼モデルのリリー・コール、世界的ピアニストのルドルフ・ブッフビンダー
、美術史家のジェーン・カリアなど各界で活躍する一流の芸術家や歴史家たちだ。ナビゲイターはNetflixドラマ「マルコ・ポーロ」シリーズ(14~16)の主演で知られるイタリアの新進気鋭の俳優ロレンツォ・リケルミー。日本語ナレーションは『きみの鳥はうたえる』(18)などでキネマ旬報ベスト・テン主演男優賞、毎日映画コンクール男優主演賞に輝いた若手実力派俳優の柄本佑が担当する。
日本では今年4月から「クリムト展 ウィーンと日本 1900」などが開催され、多くの美術ファンが詰めかけている。なぜ今も、クリムトとシーレの作品がウィーンから遠く離れた日本でも人々を魅了するのか。名画に隠されたウィーンのカオスを多角的に目撃できる美術史ドキュメンタリー。ついに開幕!
(上映時間:94分 DCP上映)
9月28日(土)~10月11日(金)
毎週火曜日定休
さらば愛しきアウトロー
Photo by Eric Zachanowich. © 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
All Rights Reserved
すべての時代に名作を刻み続けてきた本物のスター俳優が、遂にスクリーンから去ってゆく。レッドフォードが最後に演じるのは、16回の脱獄と銀行強盗を繰り返した実在のアウトローだ。
映画界の未来を託したい監督と豪華出演者がそろいぶみ、世紀をまたいで燦然と輝く唯一無二のキャリアのまさに集大成となる作品が完成した。
時は1980年代初頭、アメリカ。ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる銀行強盗がいた。彼の名はフォレスト・タッカー、74歳。被害者のはずの銀行の窓口係や支店長は彼のことを、「紳士だった」「礼儀正しかった」と口々に誉めそやす。事件を担当することになったジョン・ハント刑事も、追いかければ追いかけるほどフォレストの生き方に魅了されていく。彼が堅気ではないと感じながらも、心を奪われてしまった恋人もいた。そんな中、フォレストは仲間のテディとウォラーと共に、かつてない“デカいヤマ”を計画し、まんまと成功させる。だが、“黄昏ギャング”と大々的に報道されたために、予想もしなかった危機にさらされる─。
(上映時間:93分 DCP上映)
10月5日(土)~10月11日(金)
毎週火曜日定休
主戦場
©NO MAN PRODUCTIONS LLC
あなたが「ネトウヨ」でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberのミキ・デザキを、おそらくご存知ないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが「もう蒸し返して欲しくない」と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいった。
慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?「強制連行」は本当にあったのか? なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか? そして、日本政府の謝罪と法的責任とは……?
次々と浮上する疑問を胸にデザキは、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、ケント・ギルバート(弁護士/タレント)、渡辺美奈(「女たちの戦争と平和資料館」事務局長)、吉見義明(歴史学者)など、日・米・韓のこの論争の中心人物たちを訪ね回った。さらに、おびただしい量のニュース映像と記事の検証と分析を織り込み、イデオロギー的にも対立する主張の数々を小気味よく反証させ合いながら、精緻かつスタイリッシュに一本のドキュメンタリーに凝縮していく。そうして完成したのが、映画監督ミキ・デザキのこの驚くべきデビュー作、『主戦場』だ。
映画はこれまで信じられてきたいくつかの「物語」にメスを入れ、いまだ燻り続ける論争の裏に隠された“あるカラクリ”を明らかにしていくのだが——それは、本作が必見である理由のごくごく一部に過ぎない。
さて、主戦場へようこそ。
(上映時間:122分 DCP上映)
9月28日(土)~10月4日(金)
毎週火曜日定休
メランコリック
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
初日舞台挨拶決定!
9月28日(土)16:30の回(予告なし)終了後
登壇者
磯崎義知さん(松本役・TAディレクター)
吉田芽吹さん(副島百合役)
矢田政伸さん(田中役)
大久保裕太さん(田村役)
第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門では、ひょんなことから人生が大きく動き出してしまう登場人物たちの人間模様を、ドラマ、サスペンス、コメディ、ホラー、恋愛など様々なジャンルを盛り込みながら、一級の青春エンターテイメント作品に仕立て上げたその手腕が絶賛され、田中征爾監督に監督賞が贈られた。
受賞の話題と共に、映画の変幻自在なストーリー展開に心を揺さぶられた観客からは多くの反響が寄せられた。
本作は主人公・和彦を演じた俳優の皆川暢二の呼びかけにより、アメリカで映画制作を学んだあとIT業界でサラリーマンをしていた田中征爾と、俳優の傍らタクティカル・アーツ・ディレクターとしても活躍する磯崎義知(殺し屋・松本役)という3人の同級生(1987年生まれ)で立ち上げた映画製作ユニット
One Goose(ワングース)による映画製作第一弾作品である。
彗星のごとく現れた才能が日本映画界に新たな旋風を巻き起こす。
バイトを始めた銭湯は、深夜に風呂場で人を殺していた――!?
名門大学を卒業後、うだつの上がらぬ生活を送っていた主人公・和彦。ある夜たまたま訪れた銭湯で高校の同級生・百合と出会ったのをきっかけに、その銭湯で働くこととなる。
そして和彦は、その銭湯が閉店後の深夜、風呂場を「人を殺す場所」として貸し出していることを知る。
そして同僚の松本は殺し屋であることが明らかになり...。
(上映時間:114分 DCP上映)
9月14日(土)~9月27日(金)
毎週火曜日定休
誰もがそれを知っている
© 2018 MEMENTO FILMS PRODUCTION - MORENA FILMS SL - LUCKY RED - FRANCE 3
CINÉMA - UNTITLED FILMS A.I.E.
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
みんな美人過ぎて区別がつかなかったよ!
もう一回見せて!割引
略して「リピーター割」
9月14日(土)~9月27日(金)
本作の当館一般料金(1,600円)チケットをご持参の方は2回目以降1.100円で本作をご覧いただけます。
息づまるほどのスリリングなストーリー展開で観る者を夢中にさせる脚本、演出の巧みさ。人間や社会を多面的に捉える確かな観察眼と、そこに隠されたテーマの奥深さ。映画に豊かな面白さを吹き込むこれらのエッセンスをすべて兼ね備えたアスガー・ファルハディ監督は、今やまぎれもなく世界中で最も注目を集めるフィルムメーカーのひとりである。アカデミー賞®授賞式へのボイコットでも大きな話題となった前作『セールスマン』に続く待望の最新作は、15年前、スペイン旅行で目にした行方不明の子供の写真をきっかけに、長年構想を練り続けてきた野心作。数年来の友人であり、実生活は夫婦でもあるスター俳優ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムを主人公に当て書きして脚本を完成。世界でもすでに揺るぎない評価を確立している名匠が、それに甘んじることなく初めてのオール・スペインロケに挑み、新たな境地を切り開いた会心の一作である。
至福の喜びに満ちあふれた結婚パーティーの真っ最中に発生した少女誘拐事件が、当事者である家族に隠されていた秘密を呼び覚まし、幾重にも疑惑や嘘が錯綜していく極上のヒューマン・サスペンス。極限状況のもと、精神的にも肉体的にも追いつめられながら、刻一刻とドラマティックに変化していく人間模様からひとときも目が離せない。スペイン特有の気質や風習をリアルに取り込みながら、あらゆる観客を引き込む熟練の語り口こそはファルハディ監督の真骨頂。しかもその映像世界は、隠喩的な表現を多用してきたこれまでの作品よりもストレートに強烈な感情を喚起する。どこの国の家族にも起こりうる痛切なドラマの成り行きに、誰もが胸を締めつけられずにいられないだろう。
(上映時間:133分 DCP上映)
9月14日(土)~9月27日(金)
毎週火曜日定休
ニューヨーク公共図書館
エクス・リブリス
© 2017 EX LIBRIS Films LLC – All Rights Reserved
世界中の図書館員の憧れの的であり、ニューヨーク有数の観光スポット。本作の主役は、荘厳な19世紀初頭のボザール様式の建築で知られる本館と92の分館からなる世界最大級の〈知の殿堂〉ニューヨーク公共図書館だ。この図書館は、作家サマセット・モーム、ノーマン・メイラー、トム・ウルフ、画家アンディ・ウォーホルなど文学、芸術などの分野でも多くの人材を育ててきた。またここは世界有数のコレクションを誇りながら“敷居の低さも”世界一と言えるほど、ニューヨーク市民の生活に密着した存在でもある。その活動は、「これが、図書館の仕事!?」と、私たちの固定観念を打ち壊し、驚かす。
映画には、リチャード・ドーキンス博士、エルヴィス・コステロやパティ・スミスなど著名人も多数登場するが、カメラは図書館の内側の、観光客は決して立ち入れないSTAFF
ONLYの舞台裏を見せていく。図書館の資料や活動に誇りと愛情をもって働く司書やボランティアたちの姿。舞台裏のハイライトとも言える何度も繰り返される幹部たちの会議−−公民協働のこの図書館がいかに予算を確保するのか。いかにしてデジタル革命に適応していくのか。ベストセラーをとるか、残すべき本をとるのか。紙の本か電子本か。ホームレスの問題にいかに向きあうのか。その丁々発止の意見のやりとりは、目が離せない。
(上映時間:205分※途中休憩あり DCP上映)
9月7日(土)~9月20日(金)
毎週火曜日定休
北の果ての小さな村で
© 2018 Geko Films and France 3 Cinema
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
初日来場者プレゼント!
「しろくまのきもち」サマースカーフ
9月7日(土)先着20名様
水に浸して首にまくだけで快適な、「しろくまのきもち」サマースカーフをプレゼント!涼しくやさしい“ひんやり”を、あなたとあなたの大切な人に。
※2色展開。色は選べません。
提供:株式会社ビッグウイング
北極に位置するグリーンランド東部の、人口わずか80人の小さな村チニツキラークに、デンマークから28歳の青年教師アンダースが、子どもたちにデンマーク語を教えるために赴任した。家業の農場を継ぐか否か、迷った末の“自分探し”の選択だったが、そんな甘い考えはすぐに打ち砕かれる。言語、習慣の違いで授業はままならず、考え方の違いから村人からは孤立気味。そして想像以上に過酷な自然…。
そんな時、狩猟のために学校を休んだ児童の一人アサーの家を、叱責するつもりで訪ねたアンダースは、少年の祖父母から様々なことを教えられることになる。それはこの地で暮らす者に必要な生活の知恵だけでなく、しなやかに強く生きていくための哲学でもあった…。
監督は、初長編作でヴェネチア国際映画祭批評家週間作品賞の受賞歴を持つフランスの俊英サミュエル・コラルデ。グリーンランドに魅せられ、2年の歳月をかけて国中を旅してまわり、チニツキラークにたどり着いた監督は、【狩る、食べる、学ぶ、楽しむ…】、すべてがシンプルで、それでいて心豊かに暮らす村人たちと出会い、この村をロケ地に選びました。
その際、デンマークから新人教師が赴任するという話を聞き、その青年を中心に据えることに決め、1年の撮影期間を要して完成させたのが本作です。
リアリティ溢れるキャラクターは、登場人物すべてを本人が演じるという、リアルとフィクションを縦横無尽に行き交う手法ゆえ。異境の地で生きる術を学んで成長していく主人公を自身で演じたアンダース・ヴィーデゴーは、今も村で先生として暮らしています。
(上映時間:94分 DCP上映)
8月31日(土)~9月13日(金)
毎週火曜日定休
ビリーブ
未来への大逆転
© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
時は1970年代、アメリカ。女性が職に就くのが難しく、自分の名前でクレジットカードさえ作れなかった時代に、弁護士ルース・ギンズバーグが勝利した、史上初の〈男女平等〉裁判。なぜ、彼女は法の専門家たちに〈100%負ける〉と断言された上訴に踏み切ったのか?そして、どうやって〈大逆転〉を成し遂げたのか?
ルースを演じるのは、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞®にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。彼女を信じ、支え続けた夫のマーティンには『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマー。さらに、『ミザリー』のオスカー女優キャシー・ベイツが伝説の弁護士役で出演。貧しさと差別をバネに、弱い立場の人々と手を組んで、権力に立ち向かうルースの逆転劇に、心の拳を高く振り上げずにはいられない。
貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは、「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に努力を重ね、名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時、500人の生徒のうち女性は9人で、女子トイレすらなかった。家事も育児も分担する夫のマーティンの協力のもと首席で卒業するが、女だからというだけで雇ってくれる法律事務所はなかった。やむなく大学教授になったルースは、70年代になってさらに男女平等の講義に力を入れる。それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティンがある訴訟の記録を見せる。ルースはその訴訟が、歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出るのだが──。
(上映時間:120分 DCP上映)
8月31日(土)~9月13日(金)
毎週火曜日定休
RBG 最強の85才
© Cable News Network. All rights reserved.
ルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称RBG。若き弁護士時代からアメリカの法を変えてきた彼女は、最高齢の女性最高裁判事として国民的アイコンとなった。関連本の出版に始まり、Tシャツやマグカップなどのグッズも誕生した“RBGフィーバー”とそのオンリーワンな歩み、そして彼女を最高裁判事に押し上げた最愛の夫との胸を打つエピソードの数々を描いた本作は、米国公開時に大ヒットを記録。米映画批評サイトロッテン・トマトでも絶賛95%
FRESHをマークし、見事第91回アカデミー賞<長編ドキュメンタリー賞>&<歌曲賞>2部門にノミネートされた。「闘い続ける」RBGを彷彿とさせる歌詞を乗せて、アカデミー賞女優ジェニファー・ハドソンが歌う壮大なバラード「I’ll
Fight」が作品を盛り上げる。
1933年ニューヨーク、ブルックリンで生まれたルース・ベイダー・ギンズバーグ。弁護士時代から一貫して女性やマイノリティの権利発展に努めてきた彼女は、1993年にビル・クリントン大統領に女性として史上2人目となる最高裁判事に指名される。以降も男子大学の女性排除、男女の賃金差別、投票法の撤廃などに、弁護士時代と変わらぬ視点から、法の下の平等の実現に向けて果敢に切り込んでゆく。若者を中心に絶大な支持を得る「RBG」はいかにして誕生したのか?彼女を良く知る家族、友人、同僚が母として、友人として、働く女性としてのルースの知られざる素顔を語り、彼女を支え続けた夫、マーティンとの愛溢れるエピソードも描かれる、全米大ヒットのドキュメンタリー。
(上映時間:98分 DCP上映)
8月24日(土)~8月30日(金)
毎週火曜日定休
夜明け
©2019「夜明け」製作委員会
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
初日舞台挨拶決定!
8月24日(土)
登壇者:広瀬奈々子監督
是枝裕和・西川美和監督が立ち上げた制作者集団「分福」が満を持して送り出す新人監督、広瀬奈々子。オリジナル脚本となる本作では、ごく普通の人々の人生を丹念に見つめながら、その奥にある複雑さ、人間の多面性を鋭く大胆な切り口で映し出す。公開に先駆けてのプレミア上映となった東京フィルメックスでは、その才能を高く評価され、見事スペシャル・メンションを受賞。韓国、ベラルーシ、アメリカ、フランス等各国の国際映画祭から招待が相次ぐなど、日本映画の新鋭として世界から熱い注目を集める存在だ。
地方の町で木工所を営む哲郎は、ある日河辺で倒れていた見知らぬ青年を助け、自宅で介抱する。「シンイチ」と名乗った青年に、わずかに動揺する哲郎。偶然にもそれは、哲郎の亡くなった息子と同じ名前だった。シンイチはそのまま哲郎の家に住み着き、彼が経営する木工所で働くようになる。木工所の家庭的な温かさに触れ、寡黙だったシンイチは徐々に心を開きはじめる。シンイチに父親のような感情を抱き始める哲郎。互いに何かを埋め合うように、ふたりは親子のような関係を築いていく。
だがその頃、彼らの周りで、数年前に町でおきた事件にまつわる噂が流れ始める──。
(上映時間:113分 DCP上映)
8月17日(土)~8月30日(金)
毎週火曜日定休
クローゼットに
閉じこめられた
僕の奇想天外な旅
©2018 Copyright BRIO FILMS-SCOPE PICTURES-LITTLR RED CAR-TF1
AUDIOVISUELS-SONY PICTURES ENTERTAINMENT FRANCE All rights reserved.
Brio Films ©Sébastien Bossi
憧れの街パリ!にやって来たというのに、ひょんなことからクローゼットに閉じこめられて世界中を旅することに……!?映画『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』は、「IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅」(著:ロマン・プエルトラス)をもとに、主人公のインド人青年がパリからリビアまで世界各国をちょっと変わった方法で旅する冒険譚!人生、何が起きるかわからない!旅は人生を変える?奇想天外な冒険と運命の恋、そして主人公の成長物語を『人生、ブラボー!』(11)『人生、サイコー!』(13)で知られるケン・スコット監督が、とびきりポップな寓話として創り上げた。
クローゼットという意外な移動手段で旅をする主人公のインド人青年アジャを演じるのはインド期待の星、ダヌーシュ。俳優・監督・歌手・プロデューサーとして活躍する彼にとって、本作は国際共同制作作品での初主演作となる。また、彼をとりまく共演者も国際色豊か。アジャと恋に落ちるマリー役はアメリカで活躍するエリン・モリアーティ、旅の途中で出会う有名映画スターのネリーを演じるのはアルゼンチンに生まれフランスで活躍するベレニス・ベジョ。他にもソマリア出身のバーカッド・アブディ、フランス出身のジェラール・ジュニョなど15ヵ国の役者が揃う。もちろんロケ地も国境を越えて──インドのムンバイから飛び立ったアジャはパリ→ロンドン→スペイン→ローマ→リビアへ!アジャの旅の最終地点は?パリで出会った運命の女性との恋の行方は?人生で大切なものって?はちゃめちゃな旅の終わりに待っている最高のハッピーエンドが観る人の心を輝かせる!
(上映時間:96分 DCP上映)
8月17日(土)~8月23日(金)
毎週火曜日定休
主戦場
©NO MAN PRODUCTIONS LLC
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
ライブ音声ガイド付き上映
8月18日(日)
ガイド:檀 鼓太郎さん
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
あなたが「ネトウヨ」でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberのミキ・デザキを、おそらくご存知ないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが「もう蒸し返して欲しくない」と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいった。
慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?「強制連行」は本当にあったのか? なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか? そして、日本政府の謝罪と法的責任とは……?
次々と浮上する疑問を胸にデザキは、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、ケント・ギルバート(弁護士/タレント)、渡辺美奈(「女たちの戦争と平和資料館」事務局長)、吉見義明(歴史学者)など、日・米・韓のこの論争の中心人物たちを訪ね回った。さらに、おびただしい量のニュース映像と記事の検証と分析を織り込み、イデオロギー的にも対立する主張の数々を小気味よく反証させ合いながら、精緻かつスタイリッシュに一本のドキュメンタリーに凝縮していく。そうして完成したのが、映画監督ミキ・デザキのこの驚くべきデビュー作、『主戦場』だ。
映画はこれまで信じられてきたいくつかの「物語」にメスを入れ、いまだ燻り続ける論争の裏に隠された“あるカラクリ”を明らかにしていくのだが——それは、本作が必見である理由のごくごく一部に過ぎない。
さて、主戦場へようこそ。
(上映時間:122分 DCP上映)
8月17日(土)~8月23日(金)
毎週火曜日定休
誰がために憲法はある
©「誰がために憲法はある」製作運動体
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
舞台挨拶決定!
初日舞台挨拶:8月17日(土)15:00の回終了後
登壇者井上淳一監督
政治風刺のコントで人気を博したコント集団「ザ・ニュースペーパー」の結成に参加し、
村山富市元首相を演じ注目を集め、その後独立し活躍する芸人・松元ヒロが20年以上、
舞台で演じ続けている日本国憲法を擬人化した一人語り「憲法くん」(2016年には同名の
絵本が講談社より発行)。井上ひさし、立川談志、永六輔らが、早くからその才能に注目し、
応援を続けてきたこのひとり語りを軸に、ドキュメンタリー映画『大地を受け継ぐ』(15)
の監督で、白石和彌監督『止められるか、俺たちを』では脚本を担当した井上淳一が、
"憲法についてあらためて考える"ために、監督として制作した作品。本作で「憲法くん」を
演じるのは、86歳の名優・渡辺美佐子。
(上映時間:69分 DCP上映)
8月10日(土)~8月16日(金)
毎週火曜日定休
野火
©SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
1959年に市川崑により映画化された大岡昇平の同名小説を塚本晋也の監督、脚本、製作、主演により再び映画化。日本軍の敗北が濃厚となった第二次世界大戦末期のフィリピン戦線。結核を患った田村一等兵は部隊を追放され、野戦病院へと送られる。しかし、野戦病院では食糧不足を理由に田村の入院を拒絶。再び舞い戻った部隊からも入隊を拒否されてしまう。空腹と孤独と戦いながら、レイテ島の暑さの中をさまよい続ける田村は、かつての仲間たちと再会する。戦場という異常な空間で極限状態に追い込まれた人間たちが描かれる。共演にリリー・フランキー、俳優デビュー作の「バレット・バレエ」以来の塚本監督作品への参加となるドラマーの中村達也。
(上映時間:87分 DCP上映)
8月10日(土)~8月16日(金)
毎週火曜日定休
この世界の片隅に
ブラッシュアップ版
©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
第13回メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代の原作を、第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督が徹底した原作追及、資料探求、現地調査、ヒアリングを積み重ね、主人公すずさんの生きた世界をリアルに活き活きと描き出した。
昭和19年2月。18歳のすずは、突然の縁談で軍港の街・呉へとお嫁に行くことになる。新しい家族には、夫・周作、そして周作の両親や義姉・径子、姪・晴美。配給物資がだんだん減っていく中でも、すずは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。
昭和20年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの艦載機による空襲にさらされ、すずが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして昭和20年の夏がやってくる。
(上映時間:129分 DCP上映)
8月3日(土)~8月16日(金)
毎週火曜日定休
グリーンブック
©2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC. All Rights
Reserved.
トニーとシャーリーを演じるのは、二度アカデミー賞®ノミネートされたヴィゴ・モーテンセンと同賞を受賞したマハーシャラ・アリ。二人の幸せな奇跡の物語を観る者の心にまっすぐ届けてくれる。監督は『メリーに首ったけ』などコメディで知られるピーター・ファレリー。キャリア初の感動作を傑作に仕上げた。
異なる世界に住む二人の壮大なズレに笑い、ツアーの本当の目的に胸を熱くし、極上のラストにスタンディングオベーションを贈らずにいられない、痛快で爽快、驚きと感動の実話!
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。
(上映時間:130分 DCP上映)
7月27日(土)~8月9日(金)毎週火曜日定休
愛がなんだ
©2019映画「愛がなんだ」製作委員会
猫背でひょろひょろのマモちゃんに出会い、恋に落ちた。その時から、テルコの世界はマモちゃん一色に染まり始める。会社の電話はとらないのに、マモちゃんからの着信には秒速で対応、呼び出されると残業もせずにさっさと退社。友達の助言も聞き流し、どこにいようと電話一本で駆け付け(あくまでさりげなく)、平日デートに誘われれば余裕で会社をぶっちぎり、クビ寸前。大好きだし、超幸せ。マモちゃん優しいし。だけど。マモちゃんは、テルコのことが好きじゃない・・・。
角田光代のみずみずしくも濃密な片思い小説を、“正解のない恋の形”を模索し続ける恋愛映画の旗手、今泉力哉監督が見事に映画化。
恋のすべてが詰まっています。
(上映時間:123分 DCP上映)
7月27日(土)~8月9日(金)毎週火曜日定休
ドント・ウォーリー
© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC
オレゴン州ポートランドの風刺漫画家ジョン・キャラハン。辛辣なユーモアを失わず、決して人生を降りない、車いす生活の破天荒な男。
これは、2010年、59歳で他界した世界で一番皮肉な風刺漫画家の奇跡の実話。
アルコールに頼る日々を過ごしていたジョン・キャラハンは、自動車事故に遭い一命を取り留めるが、胸から下が麻痺し、車いす生活を余儀なくされる。絶望と苛立ちの中、ますます酒に溺れ、周囲とぶつかる自暴自棄な毎日。だが幾つかのきっかけから自分を憐れむことを止めた彼は、過去から自由になる強さを得ていく。そして、持ち前の辛辣なユーモアを発揮して不自由な手で風刺漫画を描き始める。人生を築き始めた彼のそばにはずっと、彼を好きでい続ける、かけがえのない人たちがいた・・・。
(上映時間:115分 DCP上映)
7月27日(土)~8月2日(金)毎週火曜日定休
映画きかんしゃトーマス
GO!GO!地球まるごとアドベンチャー
©2017 Gullane (Thomas) Limited.
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
ご来場者さまプレゼント
1.トーマストミカの”いろいろ貨車”
2.トーマス特別DVD
※小学生以下のお客さまのみ、先着順(おひとりさま1セット)
今度の「きかんしゃトーマス」は…
砂漠に雪山!?地球を巡大冒険!
世界一周レースのために、ソドー島を通りかかったレーシングカーのエースと出会ったトーマス。
エースの話にワクワクしたトーマスは、自分も世界を周る旅に出ることに!
エースを追いかけてケニアに降り立ったトーマスは、陽気な女の子の機関車ニアと友だちになり、いっしょに次の国へと向います。
ブラジル、アメリカ、中国…
全速力で五大陸を駆け抜けながら、見たことのない風景や文化に触れるトーマス。
でも、初めての世界には知らないことが多すぎて――。
果たして、トーマスは“本当の友情”とは何か、気づくことができるでしょうか。
スケールアップした冒険に出発するトーマスを応援しに映画館に行こう!!
(上映時間:86分 DCP上映)
7月13日(土)~7月26日(金)毎週火曜日定休
記者たち
~衝撃と畏怖の真実~
© 2017 SHOCK AND AWE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
本作が光をあてる中堅新聞社ナイト・リッダーの取材チームが置かれた立場は、まさに八方塞がり。傘下の新聞社からは記事の掲載を拒絶され、オフィスには匿名の脅迫メールが届き、身内からも裏切り者呼ばわりされる。そんな孤立無援の状況のもと、4人の記者は大手メディアが気に留めないような末端の政府職員へも地道な取材を実施。確かな証拠に裏打ちされた真実を探り当てていった彼らの不屈のジャーナリスト魂を、力強いタッチで描き出す。
2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領は「大量破壊兵器保持」を理由に、イラク侵攻に踏み切ろうとしていた。新聞社ナイト・リッダーのワシントン支局長ジョン・ウォルコット(ロブ・ライナー)は部下のジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)、ウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)、そして元従軍記者でジャーナリストのジョー・ギャロウェイ(トミー・リー・ジョーンズ)に取材を指示、しかし破壊兵器の証拠は見つからず、やがて政府の捏造、情報操作である事を突き止めた。真実を伝えるために批判記事を世に送り出していく4人だが、NYタイムズ、ワシントン・ポストなどの大手新聞社は政府の方針を追認、ナイト・リッダーはかつてないほど愛国心が高まった世間の潮流の中で孤立していく。それでも記者たちは大儀なき戦争を止めようと、米兵、イラク市民、家族や恋人の命を危険にさらす政府の嘘を暴こうと奮闘する…
(上映時間:91分 DCP上映)
7月20日(土)~7月26日(金)毎週火曜日定休
ウトヤ島、7月22日
© 2018 Paradox
2011年7月22日。治安が安定した北欧の福祉国家として知られるノルウェー王国が、悪夢のような惨劇に襲われた。午後3時17分、首都オスロの政府庁舎前で、駐車中の不審な白いワゴン車に積み込まれていた爆弾が爆発。凄まじい威力で周囲のビルのオフィスや店舗を破壊し、8人が死亡した。さらに午後5時過ぎ、オスロから40キロ離れたウトヤ島で銃乱射事件が発生。この第二のテロでは、ノルウェー労働党青年部のサマーキャンプに参加していた十代の若者たちなど69人が殺害された。
犯人は当時32歳のノルウェー人、アンネシュ・ベーリング・ブレイビク。排他的な極右思想の持ち主であるブレイビクは、積極的に移民を受け入れていた政府の方針に強い反感を抱き、用意周到に準備を整えたうえでおぞましい連続テロ計画を実行した。単独犯の事件としては史上最多となる77人もの命が奪われたこのテロは、ノルウェーにおける戦後最悪の大惨事となったが、日本での報道は限定的なものにとどまり、事件の全容を知る者は極めて少ない。
そして事件から7年が経過した2018年、奇しくもこの連続テロ事件を題材にした2本の映画が製作され、世界的な関心が再び高まっている。1本は『ユナイテッド93』や“ジェイソン・ボーン”シリーズのポール・グリーングラス監督が手がけたNetflixオリジナルの配信映画『7月22日』。テロによって傷ついた少年がそのトラウマと向き合っていく過程を中心に、ブレイビクの犯行と裁判での言動、国の安全保障の見直しを迫られる首相らの姿を捉え、テロ事件だけでなく事件後に何がノルウェーで起きたかを描いている。もう1本がアカデミー賞外国語映画賞ノルウェー代表作品に選ばれた『ヒトラーに屈しなかった国王』のエリック・ポッペ監督が撮り上げた本作、『ウトヤ島、7月22日』である。
(上映時間:97分 DCP上映)
7月13日(土)~7月26日(金)毎週火曜日定休
バイス
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.
よほどの政治マニアでなければ、アメリカの副大統領の言動に関心を抱く人はいないだろう。常に陰に隠れた副大統領は、大統領が死亡したり、辞任した際にその代わりとして昇格するポジションであるため、「大統領の死を待つのが仕事」などと揶揄する者もいる。しかし、もしも副大統領が目立たない地位を逆手にとって、パペットマスターのごとく大統領を操って強大な権力をふるい、すべきでない戦争を他国に仕掛けた揚げ句、アメリカを、そして世界中を変えてしまったら……。本作はそんなまさかの“影の大統領”が本当に存在したことを証明し、現代米国政治史における最も謎に包まれた人物に光をあてた野心作。その主人公の名は第46代副大統領ディック・チェイニーである。
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のチームが再結集
この前例の見当たらないユニークなプロジェクトに挑んだのは、リーマン・ショックの裏側を斬新な視点で描き、アカデミー賞5部門にノミネート(脚色賞を受賞)された『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイ監督。この“影の大統領”を綿密にリサーチするうちに、底知れないほど深くてどす黒い人物像に魅了され、いかに彼が密かにホワイトハウスの権力を掌握し、その後の今に至る世界情勢に多大な影響を与えたかを徹底的に追求した。
ちなみに題名の『バイス』には、バイス・プレジデント(副大統領)を指すだけでなく、“悪徳”や“邪悪”という意味もこめられている。
(上映時間:132分 DCP上映)
7月6日(土)~7月19日(金)毎週火曜日定休
金子文子と朴烈(パクヨル)
©2017, CINEWORLD & MEGABOX JOONGANG PLUS M , ALL RIGHTS RESERVED
1923年、東京。社会主義者たちが集う有楽町のおでん屋で働く金子文子は、「犬ころ」という詩に心を奪われる。この詩を書いたのは朝鮮人アナキストの朴烈。出会ってすぐに朴烈の強靭な意志とその孤独さに共鳴した文子は、唯一無二の同志、そして恋人として共に生きる事を決めた。ふたりの発案により日本人や在日朝鮮人による「不逞社」が結成された。しかし同年9月1日、日本列島を襲った関東大震災により、ふたりの運命は大きなうねりに巻き込まれていく。
内務大臣・水野錬太郎を筆頭に、日本政府は、関東大震災の人々の不安を鎮めるため、朝鮮人や社会主義者らを無差別に総検束。朴烈、文子たちも検束された。社会のどん底で生きてきたふたりは、社会を変える為、そして自分たちの誇りの為に、獄中で闘う事を決意。ふたりの闘いは韓国にも広まり、多くの支持者を得ると同時に、日本の内閣を混乱に陥れていた。そして国家を根底から揺るがす歴史的な裁判に身を投じていく事になるふたりには、過酷な運命が待ち受けていた…。
(上映時間:129分 DCP上映)
7月6日(土)~7月12日(金)毎週火曜日定休
乱世備忘
僕らの雨傘運動
©2016 Ying E Chi All Rights Reserved.
7月6日(土)~7月12日(金)※火曜定休
(1)15:30~17:43
※予告5分ほど
特別料金:1,000円均一(当日券のみ)
6月29日~7月12日:スケジュールPDFファイルはこちら
ご来場者さまプレゼント
特製ポストカード
※先着順、無くなり次第終了
僕が生まれる前、1984年に香港が1997年に中国に返還される事が決まった。2014年、香港にはいまだに民主主義はない。自分たちで香港の代表を選ぶ「真の普通選挙」を求めて若者が街を占拠した、雨傘運動。同じ「香港人」であるはずの警官たちからの浴びせられる催涙弾に皆が雨傘を手に抵抗し、僕はカメラを手にデモに向かった。そこで映画の主人公となる仲間たち、大学生のレイチェル、ラッキー、仕事が終わってからデモに駆けつけてくる建築業のユウ、授業のあと1人でデモに来た中学生のレイチェルたちに出会った。香港の街が占拠され、路上にはテント村ができ、自習室ではラッキーの英語無料教室が開かれた。テントをたて、水を運び、そして夜は一緒にマットを敷いて路上に寝る日々。討議がまとまらず言い争いになると「これが民主主義」だと、皆で笑いあう。こんな香港を見るのははじめてだった。香港に暮らす「普通」の僕たちが、「香港人」として「香港の未来」を探した79日間の記録――。
当時27歳だった陳梓桓(チャン・ジーウン)監督が仲間たちと過ごした、未来のための備忘録。
(上映時間:128分 DCP上映)
6月29日(土)~7月12日(金)毎週火曜日定休
いのちの岐路に立つ
~核を抱きしめたニッポン国~
6月29日(土)~7月12日(金)※火曜定休
(1)10:30~12:20
※予告がありませんのでお早めにお越し下さい
6月29日~7月12日:スケジュールPDFファイルはこちら
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
舞台挨拶決定!
初日舞台挨拶:6月29日(土)
登壇者原村政樹監督
舞台挨拶:
7月7日(日)
登壇者矢間秀次郎氏(プロデューサー)
あの福島第一原発事故から6年。避難地域の解除が進む中で、放射能の「緩慢なる脅威」
がひろがり、原発崩壊が故郷崩壊に連鎖していく。“唯一の被爆国”を喧伝して敗戦72年を迎えた。ヒロシマ・ナガサキの被爆死者214,000人。ビキニ水爆実験による船員たちの被爆、原発労働者の被曝がつづく。なぜ、原発再稼働にこだわり、核による厄災を繰り返すのか。
かつて「原発立地を断念させた町」でバイブルになった『原発黒書』(1976年・原水爆禁
止日本国民会議発行)には、放射能汚染の実態をふまえ、「想像を絶する最大想定事故」が、まるで福島第一原発の過酷事故をなぞるように「冷却材喪失事故の進行過程」をメルトダウン、水素爆発等を生死刻々の迫真力で記し、“核時代を生きる”覚悟を問う。
今や、放射線危険管理区域マークが日本列島におおいかぶさっている。保守・革新やイデオロギー、老若男女を問わず、だれもが「いのちの岐路」に立っている。
(上映時間:110分 BD上映)
6月22日(土)~7月5日(金)毎週火曜日定休
パパは奮闘中!
©2018 Iota Production / LFP – Les Films Pelléas / RTBF /
Auvergne-Rhöne-Alpes Cinéma
母親が家族のもとを去り、残された父親が仕事と育児に悪戦苦闘しながらも初めて子供と向き合い、深い絆を結んでいくまでを描いた物語と聞けば、誰もが映画史に輝く傑作『クレイマー、クレイマー』を思い出すだろう。家族の愛と葛藤という普遍的なテーマはその名作から引き継ぎながら、今、世界中の人々が抱える未来の見えない困難な時代を生きる不安と、それでも前を向こうとする親子の勇気と希望を爽やかに描き出すヒューマンドラマが誕生した。
妻のローラと幼い二人の子供たちと、幸せに暮らしていると信じていたオリヴィエ。ところが、ある日突然、ローラが家を出て行ってしまう。オンライン販売の倉庫で働くオリヴィエには、ベビーシッターを雇うお金もなく、残業続きの仕事と慣れない子供の世話の両立を迫られる。朝は子供たちに着せる服も分からないし、夜は寝かしつけることさえできない。料理もまるでダメで、夕食にシリアルを出す始末。次から次へと巻き起こるトラブルに奮闘しながら、ローラを捜し続けるオリヴィエだったが、彼女の行方も姿を消した理由も一向に分からない。そんな折、妻の生まれ故郷ヴィッサンから一通のハガキが届き、さらなる騒動が起きる―。
(上映時間:99分 DCP上映)
6月22日(土)~7月5日(金)毎週火曜日定休
岬の兄妹
©SHINZO KATAYAMA
障碍をもつ兄妹が犯罪に手を染めるとき、二つの人生が動きだす―
港町、仕事を干され生活に困った兄は、自閉症の妹が町の男に体を許し金銭を受け取っていたことを知る。罪の意識を持ちつつも、お互いの生活のため妹の売春の斡旋をし始める兄だったが、今まで理解のしようもなかった妹の本当の喜びや悲しみに触れ、戸惑う日々を送るのだった。そんな時、妹の心と体にも変化が起き始めていた・・・。
ふたりぼっちになった障碍を持つ兄妹が、犯罪に手を染めたことから人生が動きだす。地方都市の暗部に切り込み、家族の本質を問う、心震わす衝撃作―。
また、真理子が居なくなった・・・
自閉症の妹のたびたびの失踪を心配し、探し回る兄の良夫だったが、今回は夜になっても帰ってはこない。
やっと帰ってきた妹だが、町の男に体を許し金銭を受け取っていたことを知り、妹をしかりつける。
しかし、罪の意識を持ちつつも互いの生活のため妹へ売春の斡旋をし始める兄。このような生活を続ける中、今まで理解のしようもなかった妹の本当の喜びや悲しみに触れ、戸惑う日々を送る。
そんな時、妹の心と身体にも変化が起き始めていた…。ふたりぼっちになった障碍を持つ兄妹が、犯罪に手を染めたことから人生が動きだす。
2019年、日本映画界に新たな衝撃、新たな伝説が生まれようとしている。
(上映時間:89分 DCP上映)
6月15日(土)~6月28日(金)毎週火曜日定休
ジュリアン
©2016 – KG Productions – France 3 Cinéma
フランス映画界の新しい才能、グザヴィエ・ルグラン監督、衝撃の長編デビュー!
長編初監督ながら卓越した演出力で俳優からリアルで自然な演技を引き出し、世界各国で注目と賞賛を浴びている、“もう一人の”グザヴィエ監督。2013年にフランス映画祭で上映された同監督の短編『すべてを失う前に』(12)はアカデミー賞®短編部門にノミネートされるなど実力はかねてから評価されていた。今作は同じテーマを同じキャストを使って長編化した渾身の一作。離婚した夫婦とその子供の家族の関係を描きながら、張り詰めた緊張感が終始途切れず最後まで続き、観る者を圧倒する。車の音、エレベーターの音、暗闇など、身近な物音を効果的に使い、観客の想像力を最大限に引き出す手腕は見事!サスペンスを超える傑作ドラマが誕生した!
両親が離婚したため、母ミリアム、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。離婚調整の取り決めで親権は共同となり、彼は隔週の週末ごとに別れた父アントワーヌと過ごさねばならなくなった。母ミリアムはかたくなに父アントワーヌに会おうとせず、電話番号さえも教えない。アントワーヌは共同親権を盾にジュリアンを通じて母の連絡先を突き止めようとする。ジュリアンは母を守るために必死で父に嘘をつき続けるが、それゆえに父アントワーヌの不満は徐々に溜まっていくのであった。家族の関係に緊張が走る中、想像を超える衝撃の展開が待っていた。
(上映時間:93分 DCP上映)
6月8日(土)~6月21日(金) 毎週火曜日定休
希望の灯り
内気で引きこもりがちなクリスティアン(27歳)
(フランツ・ロゴフスキ)は、ある騒動の後に建設現場での仕事をクビになり、在庫管理担当としてスーパーマーケットで働き始め、レジでの雑踏やフォークリフトなど、自分にとって全く未知の世界に放り込まれる。そして彼はルディ(アンドレアス・レオポルト)、クラウス(職場で唯一ハンドパレットトラックの操縦を許可されている)
(ミヒャエル・シュペヒト)、ユルゲン、飲料セクションのブルーノ(ペーター・クルト)と出会う。ブルーノは、クリスティアンに仕事のいろはやフォークリフトの操縦の仕方を教え、クリスティアンにとって父親のような存在になる。通路で、クリスティアンはスイーツセクションの同僚のマリオン(39歳)
(ザンドラ・ヒュラー)と出会い、彼女の謎めいた魅力に一瞬で惹かれる。コーヒーマシーンのある休憩所が彼らのおきまりの場所となり、二人は親密になっていくが..
トーマス・ステューバー監督は、1981年、旧東ドイツのライプツィヒ生まれ。本作は、クレメンス・マイヤー(1977年、旧東ドイツ・ハレ生まれ)の短編小説「通路にて」を映画化したものだ。2人は、マイヤーの短編「犬と馬のこと」をステューバーが2012年に中編作品に映画化して以来タッグを組み、ステューバーの初長編映画『ヘビー級の心』(15/Netflixにて配信)では共同で脚本を執筆。本作も2人の共同脚本作であり、マイヤーはマリオンの夫役で出演もはたしている。
ベルリンの壁崩壊に続く1990年のドイツ再統一によって、旧東ドイツ人のなかには不遇をかこつ人々もいた。社会の片隅で助けあう人々の日常を静かに描き出す本作は、人と人との距離感という意味でも、フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ作品に通じるものがある。「美しく青きドナウ」や「G線上のアリア」などクラシックの名曲の効果的な使い方や、カナダのゴシックフォーク・グループ、ティンバー・ティンバーの「Moments」をエンディング曲に選ぶなど、音楽センスも抜群だ。
(上映時間:125分 DCP上映)
6月1日(土)~6月14日(金)
毎週火曜日定休
たちあがる女
©2018-Slot Machine-Gulldrengurinn-Solar Media Entertainment-Ukrainian State
Film Agency-Köggull Filmworks-Vintage Pictures
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
ライブ音声ガイド付き上映
6月8日(土)
ガイド:声なびシネマわかばさん
※ガイドご利用の方はFMラジオとイヤホンをご持参ください。
※ガイド不要の方も通常と同じようにご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
処女長編作『馬々と人間たち』で鮮烈なデビューを飾り、世界中で20以上もの映画賞を獲得。アキ・カウリスマキや口イ・アンダーソンの後に続く、北欧の才能と目されるベネディクト・エルリングソン監督の最新作『たちあがる女』はコーラス講師と環境活動家、二つの顔を持つ女性ハットラが、新しい家族を迎え入れ、母親になる決意をしたことから巻き起こる騒動をユーモラスに描くヒューマンドラマだ。
雄大なアイスランドの自然と叙情的な音楽に彩られた現代のおとぎ話ともいえる物語は、とぼけた味わいとコミカルな笑いを醸しながらも、いまの人間社会において見逃してはいけない問題を皮肉たっぷりに浮かび上がらせていく。
「自分らしく生きる一人の女性」を通して、人間の強さと優しさ、そして寛容さを謳い上げ、生きていく中で一番大切なものを気付かせてくれる『たちあがる女』は、爽やかな感動を呼ぶアイスランド発・痛快ヒューマン・エンターテイメントなのだ。
(上映時間:101分 DCP上映)
6月8日(土)~6月14日(金) 毎週火曜日定休
クレイジー・フォー・
マウンテン
©2017 Stranger Than Fiction Films Pty Ltd and Australian Chamber Orchestra
Pty Ltd
『クレイジー・フォー・マウンテン』はオーストラリア室内管弦楽団と『Sherpa』(15)で英国アカデミー賞にノミネートされた女性監督ジェニファー・ピードンの、映画と音楽のユニークなコラボレーション。山に対する我々の飽くなき執念を目の眩むような映像で掘り下げ、山を愛する人に捧げた、地球上で最も美しい風景を描いた壮大なるオデッセイ。山が持つ絶対的な魅力、そして私達の人生と夢を形作り続けるパワーを映し出し魅了する。第61回ロンドンフィルムフェスティバルで高い評価を受け、2017年9月に劇場公開されたオーストラリアではドキュメンタリー映画としてNo.1のヒットを記録。
本作は、脚本を担当した作家ロバート・マクファーレンの著書「Mountains of the
Mind」をもとに構成され、人はなぜ山に登るのか、そしてなぜ山を愛するのか、の理由に迫る。登山の歴史を紐解きながら世界各地の名峰をたどり、エクストリームスポーツとしての山に至るまで、幅広く山への憧憬をうたった映像叙事詩だ。
ナレーションを務めるのは名優ウィレム・デフォー。“山々の映像がとても印象的”―THE SUNDAY TIMES―、“自然の威厳と人間の無力感を描くダイナミックな映像と音楽的の融合”―THE GLOBE AND
MAIL―などメディアからも高く評価され、アメリカの映画批評サイトRotten Tomatoesでは92点の高評価を獲得。
(上映時間:74分 DCP上映)
6月1日(土)~6月7日(金)
毎週火曜日定休
レ・ミゼラブル
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
発声可能上映決定!
6月1日(土)
歌っても踊ってもクラッカーを鳴らしてもOK!
詳しくはイベントブログ『レ・ミゼラブル』発声可能上映を御覧ください
『レ・ミゼラブル』
文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説を基に、世界各国でロングラン上演されてきたミュージカルを映画化。『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したトム・フーパーが監督を務め、貧しさからパンを盗み19年も投獄された男ジャン・バルジャンの波乱に満ちた生涯を描く。主演は、『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマン。彼を追う警官にオスカー俳優のラッセル・クロウがふんするほか、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ、『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライドら豪華キャストが勢ぞろいする。
(上映時間: 158分 予告なし DCP上映)
6月1日(土)~6月7日(金)
毎週火曜日定休
モダン・ラブ
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
イベント決定!
初日舞台挨拶:6月1日(土)
登壇者高橋卓郎さん、福島拓哉監督(川越出身)
※限定1名未使用脚本プレゼント
ミニライブ:6月2日(日)
登壇者
キャットニャンダフルフォーク部・竹田信吾さん(川越高校出身、劇中挿入歌演奏)、福島拓哉監督(川越出身)
舞台挨拶:
6月3日(月)登壇者佐藤睦さん、福島拓哉監督(川越出身)
6月5日(水)登壇者芳野正朝さん、福島拓哉監督(川越出身)
6月6日(木)登壇者関口純さん(埼玉県出身、音楽担当)、福島拓哉監督(川越出身)
6月7日(金)登壇者福島拓哉監督(川越出身)、ほか未定
太陽系内に生命体の存在する新惑星が発見され、同時に異常気象が頻発している。旅行代理店でアルバイトをしている大学院生のミカは、失踪した恋人・テルのことを忘れられない。出会い系アプリで男を漁りその孤独を埋めつつ、妄想でテルと会話する毎日だが、ある日ミカは発作的に既視感を覚えるようになり、「もう一人の自分」たちと出会ってしまう…。
川越出身(高階小学校・砂中学校・川越高校卒)で、西武グループの海外向けCMを手掛けるなど訪日外国人への川越PRにも貢献している福島拓哉監督によるオリジナル長編。
アメリカ・フィリピンでのグランプリ含め世界10か国で上映・7冠受賞(内5冠は日本映画初受賞)、国内では観客からの絶賛コメントがSNS等で拡大しリピーターが続出。
常に福島監督作品のテーマの軸にある都市としての東京を舞台にしつつも、独立問題で世界中の注目を集めているスペイン・カタルーニャ州でのロケを敢行。かつてない奇想天外なストーリーが展開する“サイコ・ファンタジー”作品がここに誕生した。
鬼才・俊英・インディペンデントの雄など、その独自の活動から様々な言葉で形容される映画監督・福島拓哉。
PFF入選作『TIME IS ON MY
SIDE』、水戸短編映像祭審査員奨励賞『JAM』を経て01年『PRISM』で衝撃のデビューを果たし、09年『アワ・ブリーフ・エタニティ』は東京国際映画祭ほか世界各国の映画祭で絶賛。16年には「ESCAPE
FROM THIS FUCKIN
WORLD」と題した傑作選15本の特集上映が組まれるなど、「都市と記憶」「現実と非現実」をテーマに90年代から20年以上に渡る活動が、インディペンデントシーンで支持され続けている。
主演はラジオドラマ『NISSAN
あ、安部礼司』で鞠谷アンジュとしてレギュラー出演中の稲村梓。失踪した恋人役には福島作品常連の高橋卓郎。川瀬陽太、草野康太ら日本映画に欠かせない俳優陣が脇を固め、ロックバンド・The John’s
Guerrillaの今村怜央が物語の鍵を握るキャラクターとして出演している。
(上映時間:115分 DCP上映)
5月4日(土)~5月17日(金)
毎週火曜日定休
ビール・ストリートの
恋人たち
©2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
前作『ムーンライト』で、『ラ・ラ・ランド』を抑え第89回アカデミー賞®作品賞に輝いたバリー・ジェンキンス監督の最新作は、彼がずっと映画化を夢見ていたジェイムズ・ボールドウィン原作、1970年代ニューヨークに生きる若きカップルの愛の物語。昨年のトロント国際映画祭でお披露目されると観客の熱狂的な支持を得て観客賞次点1位、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞脚色賞、助演女優賞を受賞、アメリカ映画協会賞作品トップ10他、数々の映画賞を席巻。
第76回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞。そして第91回アカデミー賞®︎では、脚色、助演女優、作曲賞の3部門にノミネートされ、レジーナ・キングが見事、助演女優賞受賞を果たした。
「赤ちゃんができたの」
1970年代のニューヨーク。ティッシュは19歳。恋人のファニーは22歳。幼い頃から共に育ち、自然と愛を育み、運命の相手を互いに見出した二人にとって、それは素晴らしい報告のはずだった。
しかし、ファニーは無実の罪で留置所にいる。彼はティッシュの言葉を面会室のガラス越しに聞いた。小さな諍いで白人警官の怒りを買った彼は強姦罪で逮捕され、有罪となれば刑務所で恥辱に満ちた日々を送るしかない。二人の愛を守るために家族と友人たちはファニーを助け出そうと奔走するが、そこには様々な困難が待ち受けていた...。魂を試されるようなこの試練を乗り越え、恋人たちは互いの腕の中に帰ることが出来るだろうか。
(上映時間:119分 DCP上映)
5月4日(土)~5月17日(金)
毎週火曜日定休
翔んで埼玉
©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
応援上映決定!
5月4日(土)13:00の回
大ヒット公開中の『翔んで埼玉』の応援上映の実施が決定いたしました!
本編上映前には、GACKTさん特別コメント映像も上映決定!!
埼玉を応援するもよし。東京、神奈川、千葉、どこを応援するのも勿論よし!
この機会に応援上映会で『翔んで埼玉」を思いっきり楽しもう!
詳しくはイベントブログ『翔んで埼玉』応援上映 開催決定!を御覧ください
★応援上映の楽しみ方はこちら ※PDFが開きます
埼玉県の農道を、1台のワンボックスカーがある家族を乗せて、東京に向かって走っている。カーラジオからは、さいたまんぞうの「なぜか埼玉」に続き、DJが語る埼玉にまつわる都市伝説が流れ始める――。
その昔、埼玉県民は東京都民からそれはそれはひどい迫害を受けていた。通行手形がないと東京に出入りすらできず、手形を持っていない者は見つかると強制送還されるため、埼玉県民は自分たちを解放してくれる救世主の出現を切に願っていた。
東京にある、超名門校・白鵬堂学院では、都知事の息子の壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、埼玉県人を底辺とするヒエラルキーの頂点に、生徒会長として君臨していた。しかし、アメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)の出現により、百美の運命は大きく狂い始める。
麗は実は隠れ埼玉県人で、手形制度撤廃を目指して活動する埼玉解放戦線の主要メンバーだったのだ。その正体がばれて追われる身となった麗に、百美は地位も未来も投げ捨ててついていく。
2人の逃避行に立ちはだかるのは、埼玉の永遠のライバル・千葉解放戦線の一員であり、壇ノ浦家に使える執事の阿久津翔(伊勢谷友介)だった。東京を巡る埼玉vs千葉の大抗争が群馬や神奈川、栃木、茨城も巻き込んでいくなか、伝説の埼玉県人・埼玉デューク(京本政樹)に助けられながら、百美と麗は東京に立ち向かう。果たして埼玉の、さらには関東の、いや日本の未来はどうなるのか――!?
(上映時間:107分 DCP上映)
5月4日(土)~5月17日(金)
毎週火曜日定休
万引き家族
©2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
是枝裕和監督ティーチイン決定!
5
月12
日(日)15:30の回上映後
詳しくはイベントブログ『万引き家族』ティーチインを御覧ください
『三度目の殺人』が数々の賞で称えられた是枝裕和監督の長編14作目となる待望の新作『万引き家族』。様々な“家族のかたち”を描き続けてきた是枝監督が、この10年間考え続けてきたことを全部込めたと語る渾身作。
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。
(上映時間:120分 DCP上映)
4月20日(土)~5月3日(金)
毎週火曜日定休
メアリーの総て
© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm)
Limited / The British Film Institute 2017
200年もの間、愛され続けてきた「フランケンシュタイン」。ティム・バートン、ギレルモ・デル・トロ、デヴィッド・リンチら今世紀の鬼才たちにも絶大な影響を与えた、ゴシック小説の金字塔だ。恐ろしい〈怪物〉の物語を描いたのは、当時18歳のメアリー・シェリー。「高慢と偏見」「ジェーン・エア」作者らと並び、英文学史に名を残す女流作家でありながら、これまでヴェールに包まれてきた彼女の波乱に満ちた人生が、初めて映画化された。
可憐で聡明、そして不幸であるほど才能が開花してゆくメアリーに魂を吹き込んだのは、いま最も世界から注目を受ける女優、エル・ファニング。メアリーの生き様に感銘を受け、極上の映像美と共にスクリーンに焼き付けたのは『少女は自転車にのって』で各国の批評家から絶賛を浴びた、サウジアラビア初の女性映画監督。後に名作「吸血鬼」も生んだ、文学史に残る伝説の一夜「ディオダティ荘の怪奇談義」も描かれる
(上映時間:121分 DCP上映)
4月20日(土)~5月3日(金)
毎週火曜日定休
天才作家の妻
40年目の真実
©META FILM LONDON LIMITED 2017
偉大なる世界的な作家と、彼を慎ましく支えてきた完璧な妻。長年連れ添ってきた夫婦の関係は、夫ジョゼフがノーベル文学賞を受賞したことで静かに揺らめき始める。やがてふたりはスウェーデンのストックホルムを訪れ、ジョゼフは授賞式のリハーサルなどの慌ただしい行事をこなすことに。一方、夫が栄光のスポットライトを浴びようとしている陰で、ジョーンは彼を愛しながらも、心の奥底に溜め込んだ複雑な感情がわき起こってくるのを抑えられなくなっていく。誰も想像だにしない夫婦の秘密とは、いったい何なのか。そして世界中の注目が集まる授賞式当日、ジョーンはいかなる決断を下すのか……。
(上映時間:101分 DCP上映)
4月27日(土)~5月3日(金)
毎週火曜日定休
誰がために憲法はある
©「誰がために憲法はある」製作運動体
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
舞台挨拶決定!
5月3日(金・祝)15:00の回終了後
登壇者
井上淳一監督、馬奈木厳太郎弁護士
政治風刺のコントで人気を博したコント集団「ザ・ニュースペーパー」の結成に参加し、
村山富市元首相を演じ注目を集め、その後独立し活躍する芸人・松元ヒロが20年以上、
舞台で演じ続けている日本国憲法を擬人化した一人語り「憲法くん」(2016年には同名の
絵本が講談社より発行)。井上ひさし、立川談志、永六輔らが、早くからその才能に注目し、
応援を続けてきたこのひとり語りを軸に、ドキュメンタリー映画『大地を受け継ぐ』(15)
の監督で、白石和彌監督『止められるか、俺たちを』では脚本を担当した井上淳一が、
"憲法についてあらためて考える"ために、監督として制作した作品。本作で「憲法くん」を
演じるのは、86歳の名優・渡辺美佐子。
(上映時間:69分 DCP上映)
4月13日(土)~4月26日(金)
毎週火曜日定休
私は、マリア・カラス
©2017 - Elephant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinema
音楽史に永遠に輝く星となったオペラ歌手、マリア・カラス。ひとたび聴けば忘れられない世界にひとつの歌声と、高度なテクニックを自在に操る歌唱力、演じるキャラクターが憑依する女優としての才能、さらにエキゾティックな美貌と圧倒的なカリスマ性で、観衆を虜にした不世出のディーヴァだ。
スターの座に上り詰めた彼女の名は、「完璧」を追い求め自分にも他人にも妥協を許さないスタイルや、自尊心が高いゆえの周囲との衝突、そして世間を騒がせた恋愛など、数々のスキャンダルによってさらに広まった。そんなドラマティックな人生は幾度か劇映画化され、舞台や記録映像を集めたドキュメンタリー映画も公開され、マリア・カラスの伝説はコンプリートされたかに見えた。
ところが、没後40年にして驚くべき事実が判明する。彼女は未完の自叙伝を遺していたのだ。オペラをテーマにした短編映画を数多く手掛けてきたトム・ヴォルフ監督が、マリア・カラスの歌声に惚れ込み、3年の月日をかけた〈真のマリア・カラスを探し求める旅〉でこの自叙伝を入手。
さらに彼女の親友たちから信頼を得て、封印されてきたプライベートな手紙や秘蔵映像・音源もふんだんに集めることに成功し、過去の作品群と一線を画す、まさに本物の人間ドラマが詰まったドキュメンタリー映画が完成した。
(上映時間:114分 DCP上映)
4月6日(土)~4月19日(金)
毎週火曜日定休
華氏119
©Paul Morigi / gettyimages
©2018 Midwestern Films LLC 2018
2016年11月9日、アメリカはもちろん世界中の人々が、何かの間違いか、大掛かりなジョークかと驚いた。ドナルド・トランプが、アメリカ大統領選の勝利を宣言したのだ。当選してからもトランプは、連日のツイッター炎上に、虚言暴言やスキャンダルをまき散らし、政権はカオス状態に。だがその一方で、着々と公約を果たしてアメリカを変えると共に、国際政治にも精力的に取り組み、同盟国である私たち日本を筆頭に、世界に影響を及ぼし続けている。
当初は、すぐに本性を現し、無能もバレて、世界中からブーイングを浴びながら、“任期の途中で罷免”などという予想さえ飛び交っていたのに、いったいなぜこんなことに!?
そんな、あなたの疑問にすべて答えるために、あの“アポなし突撃男”が、またまたやってくれた!
ブッシュ政権にケンカを売って拍手喝采を贈られ、世界的大ヒットを成し遂げた『華氏911』のマイケル・ムーア監督だ。
実はムーアは、2016年7月に「大統領選にトランプが勝利する5つの理由」というエッセイを書き、この暗黒時代を予測していた。止められなかった未来を迎えてしまった今、11月の中間選挙に一撃を与え、次の“再選”という未来だけは体当たりで阻止するために、監督生命はもちろん人生さえもかけたムーアの闘いが始まった──!
(上映時間:128分 DCP上映)
4月6日(土)~4月12日(金)
毎週火曜日定休
YUKIGUNI
©いでは堂
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
THIRD HOUSEさんタイアップ決定!
4月6日(土)~4月12日(金)
本作の当館半券をBAR THIRD HOUSEさんでご提示されると、
カクテル「雪国」通常1,000円が800円に!
平成が終わるという大きな節目の今年、くしくも誕生から60年を迎えるスタンダードカクテル「雪国」。1958年度にサントリーの前身・壽屋のカクテルコンペで優勝したカクテルは、いつしか日本各地のバーテンダーの中で愛され、作られ続けてスタンダードカクテルとして知られるようになる。BARは人なり、あるBAR評論家が残した格言。この言葉を体現するように、井山計一さんのカクテルを飲み、話を聞くため、全国からカクテルファンが訪れる。その姿はまさに、カクテル巡礼とも呼べる光景だ。誕生から60年を迎えるカクテル「雪国」の誕生秘話、時代を超えて愛されるカクテル、そのグラス越しに映る井山さんの半生、撮影中に最愛の妻を亡くし、別れを機に家族との絆を取り戻していく姿、激動の時代を経ても古びない「美しさ」「愛おしさ」をめぐる珠玉の物語。
本映画を監督したのは、「よみがえりのレシピ」「おだやかな革命」で知られる山形県在住の映画監督の渡辺智史。撮影には2年半の歳月をかけ、今年92歳を迎えた現役バーテンダーの型にはまらない人生の輝き、魅力を余すところなく描いている。
(上映時間:87分 DCP上映)
3月30日(土)~4月5日(金)
毎週火曜日定休
世界一と言われた映画館
©認定 NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
初日舞台挨拶決定!
3月30日(土)14:50の回上映後
登壇者
佐藤広一監督
上映ベルの代わりにジャズの名曲「ムーンライト・セレナーデ」が流れると、暗がりの中で大好きな映画が始まる……。「西の堺、東の酒田」と称された商人の町・山形県酒田市に、映画評論家・淀川長治氏が「世界一の映画館」と評した伝説の映画館、グリーン・ハウスがあった。回転扉から劇場に入ると、コクテール堂のコーヒーが薫り、バーテンダーの居る喫茶スペースが迎える。少人数でのシネサロン、ホテルのような雰囲気のロビー、ビロード張りの椅子等、その当時東京の映画館でも存在しなかった設備やシステムを取り入れ、多くの人々を魅了したそこは、20歳の若さで支配人となった佐藤久一が作り上げた夢の映画館。だが、多くの家屋や人々に被害をもたらした1976年の大火災・酒田大火の火元となり、グリーン・ハウスは焼失してしまう。それから40年余りの時を越えた今、「ムーンライト・セレナーデ」が流れるあの場所へかつて集った人々が、煌めいた思い出をもとに言葉を紡いでいく……。
2018年2月に急逝した名優・大杉漣氏のナレーションにのせて贈る、忘れ難い場所を心に持つ人々の証言集。
(上映時間:67分 DCP上映)
3月30日(土)~4月5日(金)
毎週火曜日定休
まわる映写機 めぐる人生
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
舞台挨拶決定!
3月30日(土)12:30の回上映後
登壇者:森田惠子
監督、荒島晃宏
さん(映写技術者)
3月31日(日)12:30の回上映後
4月1日(月)12:30の回上映後
4月4日(木)12:30の回上映後
4月5日(金)12:30の回上映後
登壇者:森田惠子監督
『まわる映写機 めぐる人生』を作るきっかけは、「川越スカラ座」の『旅する映写機』の初日(2014年5月24日)に、本作に登場する元埼玉大宮東映の支配人であり映写技師だった石川直二さんが訪ねてくださったことでした。
開館前からいらしてくださり、手にしていたのは私も見るのが初めだった黒革の「映写技術者免状」でした。
「初日なら監督さんが来るかもしれないと思ってね」と、体調を心配する奥さまを説得して大宮から駆けつけてくださったのです。上映後のトークでは、急遽、観客の皆さんに博物館級の「映写技術者免状」を見て頂き、お話もしていただきました。その時のお話がとても興味深かったことと、石川さんの表情があまりにも魅力的だったので、これは撮らなければ…と思ったのです。
方針など何もないまま、6月19日にご自宅を訪問し撮影をスタートさせました。その後はいつものことながら、台本もないまま芋づる式の撮影を重ねてゆきました。そして、映写に関わる皆さんのお話を伺いながら、映像が時代ごとにどのような形で使われてきたのか、ということにも関心が深まり学ばせていただきました。(森田惠子)
(BD上映)
3月30日(土)~4月5日(金)
毎週火曜日定休
若おかみは小学生!
©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会
3月30日(土)~4月5日(金)※火曜定休
(1)10:30~12:09
※予告5分
(2)16:30~18:04
※予告5分
※本作の前売券はご利用いただけません
3月9日~4月5日:スケジュールPDFファイルはこちら
2003年の第1巻発表から現在まで、女子小学生を中心に愛され続けてきた児童文学、講談社青い鳥文庫の代表的作品「若おかみは小学生!」シリーズ。全20巻のシリーズに加え、番外編やスピンオフ、コラボレーション作品が次々と発表されるなど、本編完結後もその人気は衰えていない。
物語は交通事故で両親を亡くした少女・おっこ(関織子)が、老舗の温泉旅館「春の屋」を経営する祖母に引き取られ、若おかみ修行をしながら自立・成長していく、笑いあり涙ありの王道のストーリー。
劇場版の監督を手掛けるのは、数多くのスタジオジブリ作品で作画監督を務め、『茄子 アンダルシアの夏』以来15年ぶりの劇場公開作を手掛ける、高坂希太郎。主人公おっこの声を演じるのは、小林星蘭。現在放送中のテレビアニメ版でもおっちょこちょいだけど明るく元気なおっこを巧みに演じ好評を博している。劇場版でもその溌剌としたキャラクターはそのままに、シリアスなシーンも見事に演じ、喜怒哀楽感情豊かなおっこが誕生した。
(上映時間:94分 DCP上映)
3月16日(土)~3月29日(金)
毎週火曜日定休
ギャングース
©2018「ギャングース」FILM PARTNERS ©肥谷圭介・鈴木大介/講談社
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
初日舞台挨拶決定!
3月16日(土)15:30の回上映後
ゲスト
入江悠
監督
詳しくはイベントブログ『ギャングース』初日舞台挨拶を御覧ください
原作は、漫画・肥谷圭介×ストーリー共同制作・鈴木大介による「ギャングース」。犯罪少年たちの実情を綴った鈴木大介氏の衝撃のルポルタージュをもとにしたリアルなストーリーラインと、個性豊かな登場人物、“タタキ”仕事のエンターテインメント性溢れる描写が評判を呼び人気となった。
監督には『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』など社会の底辺を生きる人々の映画やクライム・ムービーには定評のある入江悠。原作の魅力をしっかりと受け継ぎつつ、主人公の少年たちの友情と成長、再起への想いをより際立たせ、痛みだけではなく、躍動感、爽快感も伝える王道の青春エンターテインメントに仕立て上げている。
親から虐待され、ろくに学校にも行けず、青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉真宙)・カズキ(加藤諒)・タケオ(渡辺大知)。社会に見放された3人が生き抜くためにつかんだ仕事は、犯罪者だけをターゲットにした“タタキ”(窃盗、強盗)稼業。そんなある日、タタキの最中に偶然にも振り込め詐欺のアガリ(収益金)の隠し場所を知ることとなった3人。それは“半グレ”系アウトローによる犯罪営利組織カンパニーとして台頭する「六龍天」のものだった。「六龍天」に身元がバレないよう、慎重にタタキを繰り返すも、あるきっかけから3人の身元が「六龍天」に知られ、絶体絶命の状況に追い込まれてしまうが・・・
(上映時間:120分 DCP上映)
3月9日(土)~3月29日(金)
毎週火曜日定休
そらのレストラン
©2018『そらのレストラン』製作委員会
フレッシュかつ心温まる視線で 地域と人と食
を描いてきた《北海道映画》。第一作『しあわせのパン』は洞爺湖を舞台に「パン」を分かちあう「夫婦」を、第二作『ぶどうのなみだ』では空知を舞台に「ワイン」の熟成と「家族」をテーマに、続く今回はシリーズ待望の第三作。
実際にせたなで循環農業に取り組む自然派農民ユニット「やまの会」をモデルに、様々な食材を一つにまとめ包み込む「チーズ」と、その味わいのように濃厚な「仲間」の絆が描かれている。
主演は北海道生まれで、今や日本映画界を牽引するスターとなった大泉洋。共演には本上まなみ、岡田将生、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、眞島秀和、風吹ジュン、小日向文世など、個性的な実力派たちが揃いました。
今日も食卓に、明るい声が響く。ここは道南・せたな町。海が見える牧場で酪農を営む亘理は、妻のこと絵、一人娘の潮莉とのしあわせな家族3人暮らし。自然に寄り添った食を追求する仲間たちに囲まれ、厳しくも美しい大地で楽しい日々を送っている。
亘理の夢は、自分の牧場の牛乳で、この地でしか食べられないチーズを作ること。でも師匠のチーズ職人・大谷にはまだ追いつけず、落ち込んだり奮起したりの繰り返しだ。
ある時、札幌から訪れた有名シェフ・朝田に自分たちの食材を激賞され、亘理は一つのアイデアを思いつく。それは、せたなの おいしいもの
を広く届けるため、一日限定のレストランを開くことだった。だが、納得ゆくチーズが完成せず思い悩んでいたある日、突然大谷が倒れ……。
(上映時間:126分 DCP上映)
3月16日(土)~3月29日(金)
毎週火曜日定休
家へ帰ろう
©2016 HERNÁNDEZ y FERNÁNDEZ Producciones cinematograficas S.L., TORNASOL
FILMS, S.A RESCATE PRODUCCIONES A.I.E., ZAMPA AUDIOVISUAL, S.L., HADDOCK FILMS, PATAGONIK FILM GROUP S.A
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
アフタートーク決定!
3月23日(土)15:30の回上映後
登壇者
渋谷哲也
さん(ドイツ映画研究)
月永理絵
さん(映画ライター)
飯島千鶴
(当館番組編成)
詳しくはイベントブログ『家(うち)へ帰ろう』アフタートークを御覧ください
ブエノスアイレスに住む88歳の仕立屋アブラハムは、自分を施設に入れようとしている家族から逃れ、スペイン・フランスを経てポーランドへと向かうための旅に出る。その目的は、第2次大戦中のホロコーストから逃れ、自分の命を救ってくれた親友に自分が仕立てた「最後のスーツ」を渡すこと。監督・脚本を手掛けたパブロ・ソラルスは本作が長編映画の監督2本めで、自身の祖父の家が「ポーランド」という言葉がタブーであったことから発想を得、自身のアイデンティティーを確認するために避けて通れないテーマを感動のロードムービーとして結実させた。2017年釜山国際映画祭
World Cinema 部門に正式出品され、またSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018国際コンペティション部門に出品されるなど世界各国から注目を集める。『A Boyfriend for my
wife』(08)や『I Married a Dumbass』(16)などアルゼンチンで大ヒットした映画の脚本を手掛け、特に『A Boyfriend for my
wife』は韓国で『僕の妻のすべて』(13)としてリメイクされている。
頑固だが旅の先々で出逢う女性たちに助けられ、心を開いていくアブラハムに『タンゴ』(98)で男の色気を余すところなく発揮したミゲル・アンヘラ・ソラ。本作で2018年に開催された第44回シアトル国際映画祭最優秀男優賞に選ばれた。マドリッドのホテル女主人に『シチリア!シチリア!』(09)のアンヘラ・モリーナが熱演。アルゼンチンからポーランドまでの奇跡のロードムービーが誕生した。
(上映時間:93分 DCP上映)
3月9日(土)~3月15日(金)
毎週火曜日定休
バスキア、
10代最後のとき
©2017 Hells Kitten Productions, LLC. All rights reserved.
LICENSED by The Match Factory 2018 ALL RIGHTS RESERVED
Licensed to TAMT Co., Ltd. for Japan
アンディー・ウォーホルにインスピレーションを与え、アートコレクターでもあるデヴィッド・ボウイのコレクションにも名を連ねた、ジャン=ミシェル・バスキア。27歳という若さでこの世を去ってから、30年。大回顧展、「ブーム・フォー・リアル」も世界を巡回中で新たな熱狂を巻き起こしている。同じ時代をニューヨークで過ごした『豚が飛ぶとき』のサラ・ドライバー監督が、アートなカッコいい映像や音楽と共に、真実のストーリーを紡ぐ。誰でもアーティストになれるチャンスがある今、バスキアとニューヨークを体験し、夢をかなえる力や本物を見極める目を受け取ろう-。
1978年、イーストウッド・ヴィレッジで路上生活をしながら、友人の家のソファで寝ていた18歳の青年がいた。破綻し暴力にあふれた70年代末〜80年代のNYにはバスキアの心を動かし、触発したムーブメントがあった。政治や人種問題、ヒップホップ、パンクロック、ジャズ、ファッション、文学、アート…それらの全てが彼をアーティストとして育てていく。名声を得る前のバスキアの生活、NYとその時代、そしてどの世に天才アーティストは生まれたのか?没後30年の今、その秘密に迫る-。
(上映時間:79分 DCP上映)
3月2日(土)~3月15日(金)
毎週火曜日定休
津軽のカマリ
©2018 Koichi Onishi
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
舞台挨拶&三味線演奏決定!
3月2日(土)12:30の回上映後
ゲスト
佐々木鶴藤
さん(鶴藤会)
司会
鈴木正隆
さん
津軽三味線の巨星、故初代
高橋竹山。明治に生まれ、幼少期に煩った麻疹が元でおおよその視力を失う。北東北の過酷な環境の中、庶民の暮らしは貧しく、福祉もまだ整わない時代、唯生きていく為に三味線を習い、門付けをしながら乞食同然に彷徨った。生前、竹山は「津軽の匂いがわきでるような音をだしたい」と語っている。彼を産み、視力を奪い、蔑み、また命の綱となった三味線を授けた恨めしくも愛おしいこの土地に初代竹山は終生拠点を置き、津軽の音を探し続けた。映画は、残された映像や音声、生身の竹山を知る人々の言葉を拾いながら、彼の人生や心模様を呼び覚ましていく。そして、この地に今も残る風習や文化、人々の暮らしにレンズを向け、竹山の音に潜むであろう津軽の原風景を浮き彫りにしていく。
(上映時間:104分 DCP上映)
2月23日(土)~3月8日(金)
毎週火曜日定休
僕の帰る場所
©E.x.N K.K
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
舞台挨拶決定!
2
月24
日(日)15:00の回上映後
ゲスト
カウン・ミャッ・トゥ
(兄・カウン役)
ケイン・ミャッ・トゥ
(母・ケイン役)
テッ・ミャッ・ナイン
(弟・テッくん役)
藤元明緒
監督
詳しくはイベントブログ『僕の帰る場所』舞台挨拶を御覧ください
舞台挨拶決定!
3月8日(金)10:30の回上映後
ゲスト
共同プロデューサー/俳優 來河侑希(ユウキ役)
東京の小さなアパートに住む、母のケインと幼い二人の兄弟。入国管理局に捕まった夫アイセに代わり、ケインは一人家庭を支えていた。日本で育ち、母国語を話せない子ども達に、ケインは慣れない日本語で一生懸命愛情を注ぐが、父に会えないストレスで兄弟はいつも喧嘩ばかり。ケインはこれからの生活に不安を抱き、ミャンマーに帰りたい想いを募らせてゆくが——。
世界的な関心事項である”移民“という題材を、ミャンマーでの民主化の流れや在日外国人の家族を取り巻く社会を背景に描く。出演者の多くには演技経験のないミャンマーの人々を多数起用。まるでドキュメンタリーを思わせる映像は、ミャンマー人一家の生活を優しく見守りつつ、彼らが置かれた厳しい環境をありのままに映し出すシビアな眼差しで貫かれている。
(上映時間:98分 DCP上映)
2月16日(土)~3月1日(金)
毎週火曜日定休
ぼけますから、よろしくお願いします。
©「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会
広島県呉市。この街で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。結婚もせず仕事に没頭するひとり娘を、両親は遠くから静かに見守っている。
そんな「私」に45歳の時、乳がんが見つかる。めそめそしてばかりの娘を、ユーモアたっぷりの愛情で支える母。母の助けで人生最大の危機を乗り越えた「私」は、父と母の記録を撮り始める。だが、ファインダーを通し、「私」は少しずつ母の変化に気づき始めた…
娘である「私」の視点から、認知症の患者を抱えた家族の内側を丹念に描いたドキュメンタリー。2016年9月にフジテレビ/関西テレビ「Mr.サンデー」で2週にわたり特集され、大反響を呼んだ。その後、継続取材を行い、2017年10月にBSフジで放送されると、視聴者から再放送の希望が殺到。本作は、その番組をもとに、追加取材と再編集を行った完全版である。娘として手をさしのべつつも、制作者としてのまなざしを愛する両親にまっすぐに向けた意欲作。
(上映時間:102分 DCP上映)
2月23日(土)~3月1日(金)
毎週火曜日定休
がんになる前に
知っておくこと
©2018 uehara-shouten
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
初日トークイベント
2
月23
日(土)10:30の回上映後
ゲスト
三宅流
(みやけ・ながる)監督
儀賀理暁
(ぎか まさとし)医師
(埼玉医科大学総合医療センター 緩和医療科/呼吸器外科)
詳しくはイベントブログ『がんになる前に知っておくこと』初日トークイベントを御覧ください
本作のプロデューサーを務める上原拓治は、4年前に義妹をがんで亡くしました。彼女の死後、「がんと向き合おう」との思いから、本作の製作を決意。ナビゲーターに自身も検診で「乳がんの疑いあり」と判定された経験をもつ若手女優、鳴神綾香を迎え、がんについての基本的な知識を一から学び始めます。
がんについての正しい情報はどこで得られるのか。がんの治療法にはどのようなものがあり、どう選べばいいのか。身体や心の痛みはどうしたら軽減できるのか。そして、がんになった時、人は何を感じ、想い、どのように生きていけるのか…。
がん治療を専門としている腫瘍内科医、外科医、放射線腫瘍医をはじめとした医療従事者や、がんサバイバーなど15人の方々との対話を通して見えてきたのは、「がん」という病気は同じでも、患者さん一人ひとりの人生が違うように、がんとの向き合い方は一人ひとり異なるということ。そして、がんになった時、一緒に悩み、考え、支えてくれる人たちがいるということ。
誰もが、いつがんになってもおかしくない時代に「後悔のない選択をして、自分らしく生きて欲しい」。そんな願いから生まれたドキュメンタリーです。
(上映時間:108分 DCP上映)
2月16日(土)~2月22日(金)
毎週火曜日定休
返還交渉人
いつか、沖縄を取り戻す
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
初日舞台挨拶決定!
2
月16
日(土)15:15の回上映後
ゲスト
柳川強
監督
井浦新
さん(外交官・千葉一夫役)
戸田菜穂
さん(千葉の妻・惠子役)
中島歩
さん(倉持昌幸役)
詳しくはイベントブログ『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』初日舞台挨拶を御覧ください
沖縄返還で外交交渉の最前線にいた実在の人物、千葉一夫。戦後、外交官となった千葉は、本土から切り離され、アメリカの統治下にあった沖縄から核兵器を撤去させ、ベトナム戦争の出撃拠点としないよう、アメリカと激しい外交交渉を重ねた。さらに何度も沖縄に足を運んでは、人々の苦悩に真摯に耳を傾けた。立ちはだかる本土の思惑に挫折しかけながらも、妻・惠子に支えられ、「鬼の千葉なくして沖縄返還なし」と称された伝説の外交官が生涯をかけて貫いたものとは―。
(上映時間:100分 DCP上映)
2月16日(土)~2月22日(金)
毎週火曜日定休
悲しみに、こんにちは
©2015,SUMMER 1993
第67回ベルリン国際映画祭にてワールドプレミアされた本作は、新人監督賞とジェネレーションKplus部門グランプリ(青少年・子供映画の最高賞)を獲得し、各国の批評家たちの心に鮮烈な印象を残した。女性監督カルラ・シモンは、自身が初めて生と死に触れた幼少期の出来事を元に、無邪気さと繊細さをあわせ持つ幼い少女特有の心の動きを、カタルーニャの美しい風景を舞台に丁寧に描写。誰もが心の片隅に持っている物語と自身の記憶をリンクさせ、共感と新鮮な気づきを与える映画を作り上げた。
フリダは部屋の片隅で、荷物がダンボールに詰められるのを静かに見つめていた。その姿は、まるで母親(ネウス)が最後に残していった置物のようだ。両親を“ある病気”で亡くし一人になった彼女は、バルセロナの祖父母の元を離れ、カタルーニャの田舎に住む若い叔父家族と一緒に暮らすことになる。母親の入院中、祖母たちに甘やかされて育てられていた都会っ子のフリダ。一方、田舎で自給自足の生活を送っている叔父と叔母、そして幼いいとこのアナ。彼らは、家族の一員としてフリダを温かく迎え入れるが、本当の家族のように馴染むのには互いに時間がかかり・・・。
(上映時間:100分 DCP上映)
2月2日(土)~2月15日(金)
毎週火曜日定休
斬、
©SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
舞台挨拶決定!
2
月3
日(日)15:00の回上映後
ゲスト:塚本晋也
監督
詳しくはイベントブログ『斬、』塚本晋也監督舞台挨拶&サイン会を御覧ください
海外からも高い評価を受ける塚本晋也。戦争の恐怖をあぶり出した『野火』を経て、さらに時代を遡り初の時代劇に挑んだ。
時代の波に翻弄されながらも、人を斬ることに疑問を持つ侍と彼に関わる人々を通して、生と暴力の問題に迫る。観る者の心に刃(ヤイバ)を突きつける衝撃作。
250年にわたり平和が続いてきた国内が、開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期。貧窮して藩を離れ、農村で手伝いをしている浪人の杢之進(池松壮亮)は、隣人のゆう(蒼井優)やその弟・市助(前田隆成)たちと、迫り来る時代の変革を感じつつも穏やかに暮らしていた。
ある日、剣の達人である澤村(塚本晋也)が現れ、杢之進の腕を見込んで京都の動乱に参戦しようと誘いをかける。旅立つ日が近づくなか、無頼者(中村達也)たちが村に流れてくる……。
(上映時間:80分 DCP上映)
2月2日(土)~2月15日(金)
毎週火曜日定休
愛と法
©Nanmori Films
カズとフミは大阪の下町で法律事務所を営む弁護士夫夫(ふうふ)。仕事も生活も二人三脚のふたりのもとには、全国から"困っている人たち"が相談にやってくる。セクシュアル・マイノリティ、養護が必要な子どもたち、戸籍を持てずにいる人、「君が代不起立」で処分された先生、作品が罪に問われたアーティスト…。それぞれの生き方と社会のしくみとの間で葛藤を抱える人たちだ。ふたり自身も法律上は他人同士のまま。そんなある日、ふたりの家に居候がやってくる。突然居場所を失った少年・カズマくん。三人の新しい生活がはじまった…
東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門に、唯一のドキュメンタリー映画として選ばれた本作は「大胆かつ軽いタッチで、多様性、個性、勇気、愛について、力強いメッセージを届けた」と評され、作品賞を受賞。続く香港国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞に輝いた。監督は、欧州で長年活動していた戸田ひかる。10歳から海外で育った彼女ならではの瑞々しいまなざしが、日本社会の現実を鮮やかに、愛情いっぱいに描き出す。
(上映時間:94分 DCP上映)
2月2日(土)~2月15日(金)
毎週火曜日定休
いろとりどりの親子
© 2017 FAR FROM THE TREE, LLC
「しあわせの形は無限に存在している」24カ国で翻訳された世界的ベストセラーノンフィクションの映画化。
ニューヨーク・タイムズ紙ベストブックなど、国内外50以上の賞を受賞したノンフィクション本「FAR FROM THE
TREE」。作家アンドリュー・ソロモンは、自分をゲイとして受け入れようと苦悩している両親の姿に直面したことをきっかけに、10年をかけて、身体障がいや発達障がい、LGBTなど、さまざまな“違い”を抱える子を持つ300以上の親子に取材。900ページにわたって家族の本質を探ることに尽力した一冊は、24か国語に翻訳され世界中で大ベストセラーとなった。そして、これまで数々の社会派ドキュメンタリー作品を手掛けてきたエミー賞受賞監督レイチェル・ドレッツィンが、本書に深い感銘を受け映画化を決意。ありのままを受け入れ愛する親子の姿を見つめる感動のドキュメンタリーが誕生した。
(上映時間:93分 DCP上映)
真冬のインド映画まつり
1月26日(土)~2月1日(金) 毎週火曜日定休
バーフバリ 王の凱旋
<完全版>
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
マサラ上映実施決定!
2019年1月26日(土)
開場13:00(整理番号順)/上映13:15から(19:00ごろ終了予定)
詳しくはイベントブログバーフバリ完全版5時間半耐久マサラ上映を御覧ください
インド映画史上歴代最高興収を達成、日本でも限定公開ながら噂が噂を呼び、《絶叫上映》イベントも話題となって異例のロングラン・ヒットを記録、多くのファンを熱狂させた驚異のアクション・エンタテインメント『バーフバリ
伝説誕生』その待望の続編にして完結編、それが『バーフバリ 王の凱旋』だ。
遥か遠い昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥは、父の家臣カッタッパから、ある裏切りによって命を絶たれ、王座を奪われた父の悲劇を聞かされる…。カーラケーヤとの戦争に勝利を収め、国母シヴァガミから王位継承を託されたアマレンドラ・バーフバリは自ら収めることになる国を視察するために、信頼する忠臣カッタッパと共に身分を隠し、旅に出る。その旅でバーフバリはクンタラ王国の姫デーヴァセーナと恋に落ちるが、王位継承争いに敗れたバラーラデーヴァはバーフバリとデーヴァセーナの仲を裂き、バーフバリを王座から引き下ろすべく邪悪な策略を巡らせていた。やがて、王位を奪ったバラーラデーヴァはバーフバリと生まれたばかりのその息子の命をも亡きものにしようとする…。父バーフバリはなぜ殺害されなければならなかったのか? 母デーヴァセーナはなぜ25年もの間、鎖に繋がれていたのか? 全てを知ったシヴドゥはマヘンドラ・バーフバリを名乗り、暴君と化したバラーラデーヴァに戦いを挑む!
(上映時間:167分 DCP上映)
真冬のインド映画まつり
1月26日(土)~2月1日(金) 毎週火曜日定休
バーフバリ 伝説誕生
<完全版>
© ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.
※イベントは終了しました。ありがとうございました。
マサラ上映実施決定!
2019年1月26日(土)
開場13:00(整理番号順)/上映13:15から(19:00ごろ終了予定)
詳しくはイベントブログバーフバリ完全版5時間半耐久マサラ上映を御覧ください
「強い腕を持つ男」を意味する”バーフバリ”の物語は二部作として製作され、前編にあたる『伝説誕生』では、村人に育てられた少年が自身の出生の秘密を知る”現在”と、そこから50年前の”過去”にさかのぼった祖父母と両親のエピソードが描かれていく。
赤ん坊を抱えた高貴な女性が大勢の兵士たちに追われていた。滝つぼまで追い詰められた彼女は赤ん坊を救うため命を落としてしまうが、赤ん坊は村人に拾われ助かった。シヴドゥと名付けられ勇ましい青年へそ成長した彼は、滝の上の世界に興味を持ち始める。
そしてある日ついに頂上の大地へとたどり着き、美しい女戦士アヴァンティカと出会い恋に落ちる。彼女の一族は暴君バラーラデーヴァが統治する王国との戦いを続けており、そのことを知ったシヴドゥは自ら戦士となって王国へ乗り込んで行った。そこで彼は王妃でありながら25年間も幽閉されている実の母の存在と、自分がこの国の王子であることを初めて知る。その背景には、50年前に祖父母が建国し、父が王だった平和な時代に、蛮族の侵略による国家存続の危機と王宮を揺るがす王位継承争いという因縁の戦いの歴史があったのだ―――!
(上映時間:159分 DCP上映)
真冬のインド映画まつり
1月26日(土)~2月1日(金) 毎週火曜日定休
マガディーラ 勇者転生
© GEETHA ARTS, ALL RIGHTS RESERVED
昨年末の公開以来、半年を超えて驚異のロングラン・ヒットを続ける奇跡の映画『バーフバリ 王の凱旋』。
S.S.ラージャマウリ監督来日、<完全版>公開、クマラ・ヴァルマ役のスッバラージュ緊急来日、アニメ・シリーズ「バーフバリ 失われた伝説」のリリース、さらにプリクエルとなるTVシリーズの製作開始など、世界に吹き荒れる”バーフバリ旋風”は止まるところを知りません。その熱狂と興奮を受け、『バーフバリ』2部作誕生の原点として、日本公開が待望されていたラージャマウリ監督の伝説的傑作がついに公開!
(上映時間:139分 DCP上映)
追悼 樹木希林さん
1月3日(木)~1月25日(金)
毎週火曜日定休
日日是好日
©2018「日日是好日」製作委員会
真面目で、理屈っぽくて、おっちょこちょい。そんな典子は母に勧められて、お茶を習うことになった。二十歳の春だった。それから二十四年。就職の挫折、失恋、大切な人との別れ。いつも側にはお茶があった。五感を使って、全身で、その瞬間を味わった。やがて日日是好日と言う言葉を噛み締めていく美しき時の流れ。この映画は、内なる自由と生きる喜び、そして、かけがえのない”今”を描く物語である。
大学時代に、一生をかけられるような何かを見つけたい。でも学生生活は瞬く間に過ぎていき-。典子は(黒木華)は二十歳。真面目な性格で理屈っぽい。おっちょこちょいと言われる。そんな自分に嫌気がさす典子は。母(郡山冬果)から突然の勧めと、「一緒にやろうよ!」とまっすぐな目で詰め寄る同い年の従兄弟、美智子(多部未華子)からの誘いで”お茶”を習うことになった。まったく乗り気でない典子だったが、「タダモノじゃない」という武田先生(樹木希林)の噂にどこが惹かれたのかもしれない。
(上映時間:100分 DCP上映)
追悼 樹木希林さん
1月12日(土)~1月25日(金) 毎週火曜日定休
モリのいる場所
© 2017「モリのいる場所」製作委員会
ライブ音声ガイド付き上映
1月20日(日)10:30の回
ガイド:声なびシネマわかばさん
※ガイドご利用の方はFMラジオとイヤホンをご持参ください。
※ガイド不要の方も通常と同じようにご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
山崎努演じるが神守(熊谷守一)は94歳。猫、蟻、カマキリ、揚羽蝶、鬼百合・・・毎日、庭の小さな生命たちを飽く事なく眺め、絵を描いてきました。50歳を過ぎてようやく認められ、近頃はどうにか暮らせるようになったけれど・・・相変わらず周囲の期待通りに筆が進みません。
樹木希林が演じる妻・秀子は76歳。生活のことなどどこ吹く風の夫と世間の間に立ち、時に光と影を包み込み、毎夜アトリエにお送りだします。
昭和49年の東京。
30年間自宅のちっちゃな庭を探検し、草花や生き物たちを飽きもせずに観察し、
時に絵を描く画家モリ(94歳)とその妻秀子(76歳)。
52年の結婚生活同様、味わいを増した生活道具に囲まれて暮らすふたりの日課は、ルール無視の碁。
暮らし上手の夫婦の毎日は、呼んでもいないのになぜか人がひっきりなしにやってきて大忙し。
そんな二人の生活にマンション建設の危機が忍び寄る。
陽がささなくなれば生き物たちは行き場を失う。
慈しんできた大切な庭を守るため、モリと秀子が選択したこととはーー。
上映時間:99分 DCP上映
追悼 樹木希林さん
1月12日(土)~1月25日(金)
毎週火曜日定休
海よりもまだ深く
「海街diary」「そして父になる」の是枝裕和監督が、「歩いても 歩いても」「奇跡」に続いて阿部寛と3度目のタッグを組み、大人になりきれない男と年老いた母を中心に、夢見ていた未来とは違う現在を生きる家族の姿をつづった人間ドラマ。15年前に文学賞を一度受賞したものの、その後は売れず、作家として成功する夢を追い続けている中年男性・良多。現在は生活費のため探偵事務所で働いているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳していた。別れた妻・響子への未練を引きずっている良多は、彼女を「張り込み」して新しい恋人がいることを知りショックを受ける。ある日、団地で一人暮らしをしている母・淑子の家に集まった良多と響子と11歳の息子・真悟は、台風で帰れなくなり、ひと晩を共に過ごすことになる。主人公の母親役を樹木希林が好演し、共演にも真木よう子、小林聡美、リリー・フランキーら豪華な顔ぶれがそろう。
(上映時間:117分 DCP上映)
追悼 樹木希林さん
1月3日(木)~1月11日(金)
毎週火曜日定休
神宮希林
わたしの神様
© 東海テレビ放送
旅人は、樹木希林。
「自分の身を始末していく感覚で毎日を過ごしている」。
本作は、そう語る希林さんの人生はじめての「お伊勢参りドキュメント」です
2013年、伊勢神宮は二十年にいちどの式年遷宮の年。遷宮とはいうなれば、神様のお引越し。神宮や伊勢志摩地方だけでなく、日本中がかかわる大きな「お祭り」でもあります。参宮街道を行き、お白石持行事などの祭事に参加、伊勢神宮の神域をめぐり、広大な神宮林の山に登り、俳句をひねる。女たちが祈る志摩の石神さまも訪ねます。
希林さんには会いたいひとがいました。歌人の岡野弘彦さんです。戦争と震災と神宮……。89歳のいまも未来に何かをつたえようとしている岡野さんのお話に、希林さんは何を感じたのでしょう。
(上映時間:96分 DCP上映)
追悼 樹木希林さん
1月3日(木)~1月11日(金)
毎週火曜日定休
人生フルーツ
© 東海テレビ放送
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。刺繍や編み物から機織りまで、何でもこなす英子さん。ふたりは、たがいの名を「さん付け」で呼び合います。長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな気遣いと工夫に満ちていました。そう、「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは、モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉です。
かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきました。1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめましたーー。あれから50年、ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。
(上映時間:91分 DCP上映)