2024年
12月14日~
12月27日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
至福のレストラン
三つ星トロワグロ
© 2023 3 Star LLC. All rights reserved.
チケット料金
一般 2,800
シニア&U25割 2,500 円
障がい者 2,000円(要手帳)
※本作の前売券(紙券、ムビチケオンライン)はご使用可能です
※サービスデー料金適用なし
※無料鑑賞なし
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」
2014年にヴェネチア国際映画祭で栄誉金獅子賞、2016年にはアカデミー賞🄬名誉賞を受賞し、〈現存する最も偉大なドキュメンタリー作家〉の称号を手にしたフレデリック・ワイズマン監督。樹々と湖に囲まれた印象派の絵画のようなフランスの村ウーシュに佇む<トロワグロ>を訪れ、レストランと料理に魅了されて撮影を熱望。バレエ・美術などのアート分野から、医療・教育・行政など福祉分野まで、あらゆる業界に踏み込んできた巨匠が、94歳にしてはじめて料理芸術の世界に挑んだ。2022年からスタートした撮影と編集を経て完成した本作は、2023年全米映画批評家協会賞ノンフィクション映画賞を始め、数々の誉れ高いドキュメンタリー映画賞を独占している。
数ある三つ星レストランの中でも、世界の美食家たちが生涯で一度は訪れたいと願うことでも名を馳せる〈トロワグロ〉とは、トロワグロ・ファミリーが、1930年にフランスの中部で創業したフレンチレストランだ。映画では、2017年に建築家パトリック・ブシャンが建てた、自然と解け合うレストランを主な舞台に、オーナーシェフ3代目ミッシェルと4代目セザール、さらにスタッフたちの終わりのない食への追及の日々を捉える。
試行錯誤を繰り返し新しいメニューが創造されるエキサイティングな瞬間、厨房でシェフたちが丹念に調理する過程、ホールスタッフの洗練されたサーブと料理のプレゼンテーション、ソムリエのワイン解説。マルシェでの食材の仕入れ、有機農園、オーガニックの牧場やチーズ工場へ赴き、パーマカルチャーに取り組む。シェフ、スタッフの素晴らしい芸術性、創意工夫、想像力、努力の結晶が目の前に展開する。
家族で始めたレストランが創業以来94年間、なぜ変わらず愛され続けてきたのか──その秘密が今、明かされる。世界屈指のレストランの秘密に迫り、五感を刺激し心が豊かになる、かつてない極上のレストラン体験へ―。
(上映時間:240分)
2024年
12月14日~
12月20日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ベイビーわるきゅーれ
ナイスデイズ
©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
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「ご来館時のお願い」
超低予算映画でありながら、日本映画界に“殺し屋”ジャンルを確立させ、ガールズアクションに革新をもたらした奇跡の傑作『ベイビーわるきゅーれ』。脱力系殺し屋コンビのちさととまひろは、続く第二弾『ベイビーわるきゅーれ
2ベイビー』で殺し屋業界にその名を轟かし、そして待望の最新作『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』では“史上最強の敵”と激突する!
社会にまだまだ馴染みたくない2人暮らし女子のモラトリアムな日常と、観客のド肝を抜くガチすぎるアクションを融合させた唯一無二の世界観で熱狂的なファンを生んだ「ベイビーわるきゅーれ」シリーズは、インディーズ映画界で独自のアクション道を追求してきた阪元裕吾監督と、主演コンビ、髙石あかり&伊澤彩織の名を世に知らしめた。
一作目以降、髙石あかりは数々の演技賞を受賞する引く手あまたの若手俳優となり、伊澤彩織は役者としての可能性を切り拓いただけでなく、本職であるスタントウーマンとしても『ジョン・ウィック:コンセクエンス』など世界の舞台で大活躍。まさに旬のトリオが再々集結し、名アクション監督、園村健介らおなじみの顔ぶれと共にシリーズをネクストステージに押し上げる第三弾を完成させたのだ。
今回の舞台は九州、宮崎。殺しの任務で宮崎県に降り立ったちさととまひろは、ミッション中に同じターゲットを狙う一匹狼の殺し屋と鉢合わせする。相手は銃も格闘もナイフも超一流、たったひとりで150人殺しの達成を目指す超ストイックな男、冬村かえで。悲願達成のために邪魔するヤツらに容赦はしないと、圧倒的な強さでちさととまひろの前に立ちはだかる。
“史上最強の殺し屋”冬村を演じるのは、日本映画界を牽引する実力派俳優、池松壮亮。持ち前の孤高の魅力はそのままに、鍛え抜いた身体とアクションでちさととまひろを翻弄。ナイーブさと凶暴さが入り乱れる怪演で観客の度肝を抜く。
そして、殺し屋協会に所属する先輩殺し屋、入鹿みなみ役で前田敦子がシリーズ初参戦。口が達者な姉御肌で、ちさと&まひろと反りの合わないお局キャラながら、共にチームを組んでかえでに立ち向かうことに。
さらに、宮崎出身の元テコンドー選手で現在は主に台湾で活躍中の大谷主水がみなみの相棒の七瀬役、映画系YouTuberでありながら昨今はドラマや映画にも数多く出演中のかいばしらが宮崎での任務のターゲットの松浦役、超人気YouTuberから役者に転身して活躍中のカルマがフリーの殺し屋仲介人の広川役で、シリーズ新キャストとして出演している。
また、死体処理業者の田坂役の水石亜飛夢、田坂の後輩、宮内役の中井友望、殺し屋協会のマネージャー須佐野役の飛永翼(ラバーガール)もシリーズ前作からの続投で脇を固めている。
次世代を担う才能たちが切り開く、アクション映画の最高峰にしてニュースタンダードを心して目撃するべし!
(上映時間:112分)
2024年
12月21日~
12月27日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ドキュメンタリー オブ
ベイビーわるきゅーれ
©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」
脱力系殺し屋コンビの活躍を描いた「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ第3弾「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」の撮影現場に密着したドキュメンタリー。
髙石あかりと伊澤彩織演じる主人公たちのゆるゆるとした日常とソリッドなアクションシーンの見事な融合で、日本のアクション映画に新風を巻き起こした阪元裕吾監督の「ベイビーわるきゅーれ」。超低予算のアクション映画からスタートした「ベイビーわるきゅーれ」は、劇場版が3作品、さらにテレビシリーズも制作されるなど発展を続けてきた。
宮崎県でロケを敢行した「ナイスデイズ」の制作現場に完全密着した本作では、ジョン・ウーとのコラボでも知られるアクション監督・園村健介によるアクションシーンの裏側や、体力と精神力のギリギリまで追い詰められていく出演者たち、現場での予想外の事態にさまざまな決断を迫られる阪元監督らの苦悩など、映画作りのリアルな空気が映し出される。
(上映時間:95分)
2025年
1月2日~
1月17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
バグダッド・カフェ
4Kレストア
© 1987 / Pelemele Film GmbH - Pro-ject Filmproduktion im Filmverlag der
Autoren GmbH & Co. Produktions-Kommanditgesellschaft München - Bayrischer Rundfunk/BR - hr Hessischer
Rundfunk
上映時間未定
1989年に日本公開され、ミニシアターブームの象徴となった珠玉の名作『バグダッド・カフェ』。多くの人が「好きな映画」として挙げ、リバイバルのたびに熱心なファンを生んでいる本作が、今年3月に亡くなったパーシー・アドロン監督監修のもと4K修復され、日本のスクリーンに戻ってくる。
アメリカ西部、モハヴェ砂漠にたたずむ寂れたモーテル「バグダッド・カフェ」に現れたのは、場違いな風貌のドイツ人旅行者ジャスミン。
オーナーのブレンダは家庭も仕事もうまくいかずいつも不機嫌。持ち物は全て男物、勝手に掃除を始め店を手伝おうとする得体の知れぬ訪問者ジャスミンに対して怪訝な態度をみせるが、朗らかなジャスミンは周囲の人々を巻き込み、店は活気付いていく。次第にブレンとジャスミンの心は近づいていき、かけがえのない友情で結ばれていく……カフェに集うのは、近くのトレーラーハウスに住む老画家ルディ、アンニュイなタトゥーイストのデビー、モーテルの隣にテントを張って住み着いているエリックなど個性的な面々。訪れるのも立ち去るのも自由、誰をも受け入れる場所、それが「バグダッド・カフェ」。
(上映時間:108分)
2025年
1月2日~
1月17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
キノ・ライカ
小さな町の映画館
© 43eParallele
上映時間未定
フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが仲間たちと作った映画館「キノ・ライカ」のドキュメンタリー。
フィンランドの鉄鋼の町カルッキラに、カウリスマキと仲間たちが誕生させた町で初めての映画館キノ・ライカ。深い森と湖、そして現在は使われなくなった鋳物工場しかないこの町で、住民たちは映画館への期待に胸をふくらませ、映画について口々に話しはじめる。
カウリスマキと共同経営者の作家ミカ・ラッティが2021年に映画館をオープンさせるまでの様子やインタビューに応じる姿などをカメラに収め、カウリスマキが自ら館内の内装や看板設置などの作業に勤しむ姿も映しだす。「枯れ葉」に出演した女性デュオのマウステテュトットや「希望のかなた」に出演したヌップ・コイブ、サイモン・フセイン・アルバズーン、盟友ジム・ジャームッシュらも登場し、カウリスマキとの思い出や映画への思いを語る。
(上映時間:81分)
2025年
1月2日~
1月17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
侍タイムスリッパ―
©2024未来映画社
上映時間未定
特別料金
一般2,000円
シニア1,300円
パートナー50割引2名で2,600円
月曜サービスデー1,300円
8月17日(土)にインディーズ映画の聖地である池袋シネマ・ロサ1館で封切られ、初日からSNSで絶賛クチコミの嵐となっている本作が、満を持して全国拡大上映決定!
本作は、武士が落雷によって現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として生きていく姿を描いたコメディ作品。米農家でもあり、本作を手掛けた安田淳一監督は「『カメラを止めるな!』を目指して作った」と語っており、自主制作映画でありながらも、時代劇の本場・東映京都撮影所の協力を得て撮影された時代劇となっている。さらに、劇場では不特定多数の人々が暗闇のなかで笑い声をあげながら時間を共有し、エンドロールでは作品へのリスペクトと感謝を込めた拍手に包まれる一体感。本来あってほしい映画の姿が『侍タイムスリッパー』にはあり、老若男女を問わずに支持されている大きな理由となっている。まさに6年前を彷彿とさせ、「100年に一度の奇跡」と言われたあのブームの再来である!その希望となるべく、9月13日(金)以降、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ
日比谷をはじめとする全国50館以上の映画館にて全国拡大上映が決定。さらに今後も続々と上映館が決定している。『侍タイムスリッパ―』が日本中に旋風を巻き起こす!!!
(上映時間:131分)
2025年
1月18日~
1月31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
どうすればよかったか?
上映時間未定
面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。
このままでは何も残らない——姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。
20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける。
(上映時間:101分)
2025年
1月18日~
1月31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
アット・ザ・ベンチ
©2024 Yoshiyuki Okuyama/Spoon Inc, All Rights Reserved.
上映時間未定
川沿いの芝生の真ん中に一つのベンチが佇んでいる。ある日の夕方、そのベンチには久しぶりに再会する幼馴染の男女が座っている。彼らは小さなベンチで、どこかもどかしいけれど、愛おしくて優しい言葉を交わしていく。
この場所には他にも様々な人々がやってくる。別れ話をするカップルとそこに割り込むおじさん、家出をした姉とそんな姉を探しにやってきた妹、ベンチの撤去を計画する役所の職員たち。
一つのベンチを舞台に、今日を生きる人々のちょっとした日常を切り取るオムニバス長編作品。
(上映時間:86分)
2025年
1月18日~
1月31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ゴンドラ
©VEIT HELMER-FILMPRODUKTION,BERLIN AND NATURA FILM,TBILISI
上映時間未定
イヴァはゴンドラ(ロープウェイ)の乗務員として働き始める。もう1台のゴンドラの乗務員はニノ。駅長は威張り屋のおじさんで、その態度ときたら腹が立つことばかり。だけど2人は負けてはいない。すれ違うゴンドラで2人が交わし合う奇想天外なやりとりの楽しさ。やがてそれは地上の住民も巻き込んでいく・・・。2つのゴンドラは行ったり来たり、世界のどこかに行けるわけではないけれど。想像力があればどこへでも行ける!ゴンドラは自由と幸福を乗せていくのだ!
わずか85分で観客に映画の魔法をかける本作。監督は『ツバルTUVALU』、『ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を』で知られる〈セリフなし映画〉の名匠ファイト・ヘルマー。日本公開作は多くないが、その唯一無二の世界観にファンが多い。「セリフがないから生まれる映画的瞬間を見てほしい」(監督)。まさにその言葉通り。
ゴンドラは、ジョージア(旧グルジア)南部、小コーカサス山脈の西にあるフロという小さな村に実在する「ジョージアで最も長い距離をつなぐゴンドラ」が使われている。ソ連時代に作られた古いゴンドラで、現在は観光客も訪れる。レトロで可愛くて、なんと映画の中では“衣替え”までする映画の主役である。
(上映時間:85分)
2025年
2月1日~
2月14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ねこしま
上映時間未定
地元のカリスマ的な給餌者や巨大な「猫像」を制作するアーティスト、自身のボランティア活動をSNSで積極的にアピールする10代の少年や、NGOスタッフへのインタビューが語るのは、「敬意を払ってくれ、自由な姿を見せてくれる」「愛を教えてくれる」マルタの猫たちの抗い難い魅力。彼らと猫たちを結んだ縁や、自然に寄り添うようになっていく過程には、マルタならではの風景と、猫好きには覚えのある情景がともに存在し、驚きと共感を呼ぶだろう。
野良猫たちと人間が共存する「奇跡の島」と呼ばれるマルタ共和国。そこには猫たちと、彼らに心を奪われた住民たちの姿があった。“猫の村”存続をかけて開発業者と戦うローザ、巨大な猫像の制作をライフワークにするマシュー、猫に魅了されマルタに移住した女優ポリー、猫の保護活動に奮闘する少年アイザック・・・。個性あふれる愛すべき猫たちと、彼らと共に人生を慈しむ人々の姿から、現在のマルタの「猫文化」が明らかになる。
(上映時間:71分)
2025年
2月1日~
2月14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
画家と泥棒
上映時間未定
ノルウェーで実際にあった絵画の盗難事件を題材に、被害にあった画家と絵を盗んだ犯人の事件後の意外な交流を追ったドキュメンタリー。
2015年、ノルウェーの首都オスロにあるギャラリーで2点の絵画が盗難される事件が起こる。盗まれた絵画を描いた画家は犯人を突き止めるが、犯人は「覚えてない」の一点張りだった。やがて画家は、犯人に「あなたをモデルに絵を描かせてほしい」と突然の提案をする。そのことから、画家と犯人の思いもよらない関係が始まっていく。
監督は、チェスの世界王者マグヌス・カールセンに迫った「Magunus(マグヌス)」を手がけ、今作が長編2作目となるノルウェーのドキュメンタリー映画監督ベンジャミン・リー。「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」でアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したモーガン・ネビルが製作総指揮に名を連ねる。
(上映時間:106分)