2025年
6月7日~
6月13日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
REQUIEM
~ある作曲家の物語~
©2024「REQUIEM」製作委員会
初日舞台挨拶
6月7日 15:00の回上映後
ゲスト:菅野祐悟
監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
数々の映画やドラマ、アニメの音楽を手掛ける作曲家・菅野祐悟が長篇映画監督デビュー作 REQUIEM~ある作曲家の物語~を完成させた。
菅野監督自身の話ではないかと想像してしまうような、作曲家の愛と苦悩を描いたストーリーを美しい映像と音楽、独特の色彩感で映し出す。
作曲家でなければ描けない極上の音楽映画が誕生した。
『天賦の才』が故に翻弄される作曲家、城島匠。傍日には「売れっ子作曲家」として、順風満帆に見える城島だが、今は亡き、親友、神野慎吾と交わされた『約束』を果たすために、人知れず苦悩しながら作曲を続けている。
たまたま取材を通して知り合った向井紗枝は天真爛漫な性格で、真っ直ぐに城島に向き合い想いを寄せていく。弟子の姫野も、そのふたりの関係に巻き込まれていく。そんな時、城島の最大支援者、“伯爵”菅原正義の周囲に黒い事件が巻き起こる・・・
心に深い闇を抱え、多くの愛を受けながらも、愛に飢え、愛に苦しみ、葛藤し続ける作曲家がたどり着いた音楽(レクイエム)とは?これは “愛深き故に愛に苦しむ” ある作曲家の物語である。
(上映時間:101分)
2025年
5月31日~
6月13日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
お坊さまと鉄砲
© 2023 Dangphu Dingphu: A 3 Pigs Production & Journey to the East Films Ltd.
All rights reserved
※配布は終了しました。ありがとうございました。
来場者さま特典
ブータンのお茶お試しサンプル(非売品)
レイ・ブータン・ハーブティーシリーズがお試しいただける1包入りの個包装です。
ブータン産の自生レモングラス100%の「レモングラスティー」
同じく自生のローズヒップとサジーリーフを加えた「LRS ブレンドティー」
日本の有機緑茶を加えた「煎茶ブレンドティー」
※種類はお選びいただけません
※先着順、無くなり次第終了
2006年、国民に愛された国王の退位により、民主化へと転換を図ることになったブータンで、選挙の実施を目指して模擬選挙が行われることになる。周囲を山に囲まれたウラの村で、この報を聞いた高僧は、なぜか若い僧に銃を手に入れるよう指示する。時を同じくしてアメリカから“幻の銃”を探しにアンティークの銃コレクターがやって来て、村全体を巻き込んで思いがけない騒動が持ち上がる……。
長編映画監督デビュー作の『ブータン
山の教室』(2019)が世界中でサプライズヒット、第94回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされ、ブータン映画初のオスカー候補という歴史的快挙を成し遂げたパオ・チョニン・ドルジ監督、待望の第2作。前作では秘境ともいえる地で、伝統を守りながら生きる人々の暮らしを活写しつつ、“学ぶ”ことによって未来は切り開かれていくのだと示した監督が、今回モティーフに選んだのは「選挙」。初めての選挙によって“変化”を求められ戸惑う村の人々の姿を、前作同様、温かい眼差しと飄々としたユーモアで紡ぎながら、本当の幸せとは何かを、観る者に問いかける。
2006年、国王陛下が退位の意向を発表し、ブータンは民主主義体制へと移行する。総選挙で新しいリーダーを選ぶ必要があるが、ブータンでは選挙を実施したことがない。国民の理解促進を図るため、政府は選挙委員をブータン全土に派遣し、4日後に“模擬選挙”の実施を決定する。
周囲を山に囲まれたウラ村。山で瞑想修行中のラマのもとを訪れた僧侶のタシは、模擬選挙の報を聞いたラマから「次の満月までに銃を二丁手に入れてほしい」と頼まれる。戸惑うタシに、ラマは「物事を正さねばならん」と話す。
時を同じくして、銃コレクターのロンがブータンに到着。ウラ村に昔の貴重な銃があると知り、アメリカから取引にやってきたのだ。ロンは、運転手と通訳を務めるベンジとともに村へ向かう。
一方タシは、村中の家々を尋ね歩き、ペンジョーという村人の家に銃があるという噂を手に入れる。銃を譲ってもらうためペンジョーの家に向かうが、一足先にロンとベンジが訪れていて……。
ラマが銃を必要とした理由は? 選挙は、村人たちに幸せをもたらすのか―。
(上映時間:112分)
2025年
5月31日~
6月13日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
リュミエール!リュミエール!
© Institut Lumière 2024
前作『リュミエール!』は、2017年1月25日、フランス国内の映画館45館で公開され、13万人6千人を動員、世界では日本(2017/10/28公開)を含む33か国以上で公開され、映画ドキュメンタリーとして大成功を収めた。その続編である新たなリュミエールの作品群をまとめた長編映画『リュミエール!リュミエール!』(英題:“LUMIÈRE!
THE ADVENTURE CONTINUES”)が、映画誕生から130年後の現在、新たに完成した。
監督・脚本・編集・プロデューサー・ナレーションを務めるのは、前作同様、リヨンにあるリュミエール研究所所長、カンヌ国際映画祭総代表、ティエリー・フレモー氏である。
本作は前作同様、リュミエール作品のみをつなげたドキュメンタリーであり、これらの魅力あふれる“映像”が映画全体を構成している。リュミエール映画は、1895年の『工場の出口』から始まり、1905年まで続く史上初の映画作品であり、全部で約1,400~1,500本存在する。この豊富な作品の中から、110本が厳選され、完璧な修復が施され、その魅力がフレモー氏の解説と共に紹介されていく。
前作とは違う、本作の新たな焦点は、リュミエール兄弟の代表的な作品をより深く考察することができる構成となっている。例えば、世界で初めて有料公開された『工場の出口』は、何種類もの映像が残っており、その中から選りすぐられた作品が上映されたことが、フレモー氏による解説で、観ているものは理解できる。そして、前作では世界的に有名な作品が取り上げられたのに対し、本作では、これまで全く知られていない珍しい作品など、世界初お披露目となる作品等も紹介している。これらの作品の多くは、極めて優れた想像力、独創性、技術的な斬新さを示し、被写体はより珍しく、より特異であり、映像は最高品質の素材から作られた素晴らしいものとなっている。
さらに、フレモー氏の解説は、これらのあまり知られていない映像を、より詳細な歴史的観点から、そして哲学的・美学的観点から探求している。例えば、当時の映像における、優れた技術を強調する一方で、スケール、芸術的意図、映画的視点について、リュミエール兄弟の作品に深く思いを馳せているのである。
(上映時間:105分)
2025年
5月24日~
6月6日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
恋するピアニスト
フジコ・ヘミング
©2024「恋するピアニストフジコ・ヘミング」フィルムパートナーズ
―― 子どもの頃、寝床に着くと聞こえてきたのは、母が弾くショパンの「ノクターン」。
その音楽に魅了され、ピアノに触れた時から、フジコの音楽の旅が始まった。
数奇な運命をたどり、世間から注目されたのは60代後半。いくつもの苦難が訪れても、フジコはピアノを弾くことを決してやめなかった。
90歳を超えてもなお、世界中で精力的に演奏を続け、公演はどこもソールドアウト。2024年もたくさんの公演を控えていた中、フジコは4月に急逝した。
演奏の原動力となったのは、家族である動物たちや自分を信じること。各国に家を持ち、愛する猫や犬たちに囲まれ、ピアノを弾く毎日が、彼女の愛すべき世界だった。
2018年に異例のロングランヒットを記録した映画『フジコ・ヘミングの時間』から6年。
本作はフジコの2020年から4年間の旅路を演奏と共に描くドキュメンタリー作品となっています。
戦時中を過ごした岡山に残されているピアノとの再会、父や弟との思い出、コロナ禍での暮らしと祈りを捧げる演奏、思い出の地・横浜でのドラマティックなステージ、そして秘めた恋の話――。フジコはどんな時も、自分らしく生きてきた。
2023年3月、フランス・パリ、コンセルヴァトワール劇場でのコンサートでは、「ラ・カンパネラ」「別れの曲」「月の光」「亡き王女のためのパヴァーヌ」など、数々の名曲が披露された。「最後の演奏会はどんなものにしたい?」の問いに、パリでの演奏会のようにしたいと話していたフジコ。
大切な場所で、過去と記憶が交差し、フジコの人生とともにあった魂の演奏に思わず涙があふれる――。
(上映時間:119分)
2025年
5月24日~
5月30日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ミッシング・チャイルド・
ビデオテープ
来場者さま特典
人気ホラー作家・背筋特別書き下ろしスピンオフ短編小説「未必の故意」
※数量限定につき無くなり次第終了
※お1人様1冊の配布となります
日本で唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「第2回日本ホラー映画大賞」(主催:KADOKAWA)にて大賞を受賞した、近藤亮太監督の同名短編映画が、主演に杉田雷麟、主要キャストに平井亜門、森田想、藤井隆を迎え長編映画化。
総合プロデューサーにはヒット作連発の重鎮・清水崇。映画監督デビューとなる近藤は、テレビ東京ドラマ「イシナガキクエを探しています」で演出を務め話題を集めるなど、ホラー界に彗星のごとく現れた超注目株。近藤監督のオリジナル原案となる本作は、弟の失踪にまつわるある家族に残された一本のVHSテープの粗い画像に閉じ込められた、底冷えするような真の恐怖を体感できる、Jホラー好き待望の新次元ホラー映画!
敬太(杉田雷麟)は幼い頃、弟・日向が自分と出かけた山で失踪するという過去を持ち、今は失踪した人間を探すボランティア活動を続けていた。そして、ある日突然母から古いビデオテープが送られてくる。それは、日向がいなくなる瞬間を映したビデオテープだった。
霊感を持つ同居人の司(平井亜門)はそのテープに禍々しい雰囲気を感じ、敬太に深入りしないよう助言するが、敬太はずっと自分についてまわる忌まわしい過去を辿るべく動き出す。そんな敬太を記事ネタの対象として追いかけていた新聞記者の美琴(森田想)も帯同し、3人は日向がいなくなった“山”に向かう…。
(上映時間:104分)
2025年
5月17日~
5月30日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
郷愁鉄路
~台湾、こころの旅~
© Pineal Culture Studio
アフタートーク
5月17日 14:45の回上映後
ゲスト:結解喜幸
(けっけ・よしゆき)さん(旅行写真作家)
聞き手:渋谷哲也
さん(日本大学教授)
台湾南部の鉄道路線「南廻線」。パイナップル畑や線路の近くまで迫る海など大自然の中をSLやディーゼル列車がのんびりと走り抜ける旅情豊かな路線だったが、2020年に全線で電化され、その模様は変化を遂げた。台湾でドキュメンタリー監督として活躍するシャオ・ジュイジェン監督が4年の歳月をかけ、失われていく沿線の原風景と鉄路をカメラにおさめ、鉄道員やその家族、「南廻線」を愛する人々の想いを記録として残した。
本作を完成させるため、シャオ・ジュイジェン監督のもとに台湾映画界を代表する精鋭スタッフ陣が集まった。4年間で撮りためた莫大な映像を巧みにつなぎ合わせたのはチェン・ボーウェン。さまざまな列車の走る音を繊細に映像に載せたのは音響の巨匠
ドゥ・ドゥーチー。そして台湾民謡の要素を取り入れた音楽は、是枝裕和監督『幻の光』やホウ・シャオシェン監督『戯夢人生』などの音楽を手掛けたチェン・ミンジャンが作曲している。
(上映時間:106分)
2025年
5月10日~
5月23日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
KIDDO キドー
©2023 STUDIO RUBA
※配布は終了しました。ありがとうございました。
来場者さま特典
ポストカードプレゼント
※数量限定
※無くなり次第終了
※種類はお選びいただけません
監督を務めたのは、そのビジュアルセンスと遊び心あふれる作風で注目を集めているオランダの新星、ザラ・ドヴィンガー。長編デビュー作の本作はベルリン国際映画祭に正式出品、カンヌジュニア映画にも選出され、本作を鑑賞した映画監督のショーン・ベイカーからも絶賛されるなど、世界各国から称賛の声が寄せられた。2人の旅を彩るのはダスティ・スプリングフィールドの「Stay
Awhile」やペニー・アンド・ザ・クォーターズの「You and
Me」など1960~70年代の印象的なサウンドトラック。アメリカン・ニューシネマへの愛をちりばめた、どこか懐かしくもまったく新しいロードムービーが誕生した。
ママがやって来る!児童養護施設で暮らす11歳の少女ルーのもとに、離れ離れだった母親のカリーナから突然連絡が入る。自称ハリウッドスターのカリーナは、再会を喜ぶルーを勝手に施設から連れ出し、「ポーランドのおばあちゃんのところへ行く」と告げる。カリーナにはルーとずっと一緒にいるための、ある計画があったのだ。「人生はゼロか100かよ、お嬢ちゃんキドー」。ルーは破天荒な言動を見せるカリーナに戸惑いながらも、母親と一緒にいたいという思いでついていくのだが…。
(上映時間:91分)

2025年
5月10日~
5月23日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ドリーミン・ワイルド
名もなき家族のうた
©2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.sundae-films.com/dreamin-wild
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でオスカーに輝いた名優ケイシー・アフレックを主演に迎え、『ラブ&マーシー
終わらないメロディー』の監督ビル・ポーラッド、アカデミー賞®︎作品賞受賞『グリーンブック』、『それでも夜は明ける』の製作陣がタッグを組み、実在の兄弟デュオ「ドニー&ジョー・エマーソン」が辿った驚くべき実話を映画化。1979年に10代で作った1枚のアルバムが、夢破れてから約30年後に”埋もれた傑作”として再評価され、注目を集めた兄弟とその家族の半生を、世界最高峰の俳優と製作陣が繊細かつ感動的に描き出す。
共演には『(500)日のサマー』のズーイー・デシャネル、『ハニーボーイ』の若手実力派ノア・ジュプが集結。圧巻の演奏シーンに加え、ボブ・ディランの楽曲をはじめ70年代前後に人気を博した珠玉の名曲たちが作品を彩る。”叶わなかった夢”から続いてきた人生に光が差したときに浮かびあがる、家族との深い絆。世界が心を奪われた、新たなる音楽映画の傑作が遂に日本に上陸する。
1979年、ワシントン州の田舎町でレコーディングされた1枚のアルバム「Dreamin’
Wild」。10代だったドニーは兄とデュオを結成し、父が息子たちのために自作したスタジオで数々の楽曲を生み出した。家族に支えられ情熱を注ぎ込んで作ったアルバムだったが、世間からは見向きもされず、夢に手が届くことはなかった。それから約30年後――。思い描いていた夢とは程遠い人生を送っていたドニーは、コレクターにより発見されたアルバムが再評価され、“埋もれた傑作”として人気を博していることを知る。思いもよらない成功に家族は喜ぶが、ドニーは目を背けてきた過去や感情と向き合うことになり…。
(上映時間:111分)
2025年
5月10日~
5月16日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
初級演技レッスン
© 2024埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ
初日舞台挨拶
5月10日 15:40の回上映後
ゲスト:串田壮史
監督
<特別料金>
一律1,700円(無料鑑賞なし)
※予約なし、当日券のみ
※トーク20分、その後サイン会(パンフレットご購入の方のみ)
「写真の女」「マイマザーズアイズ」で国内外から注目を集める串田壮史が監督・脚本を手がけ、謎の男による演技レッスンを受講した少年と女性の奇妙な体験を独創的な映像表現で描いた作品。
父を亡くした子役俳優の一晟は、学校からの帰り道に「初級演技レッスン」と書かれた看板が古工場に掲げられているのを見つける。恐るおそる中に入ってみると、そこには全身黒ずくめのミステリアスな演技講師・蝶野がいた。その場で即興演技に挑戦した一晟は、不思議な体験をする。一方、一晟が通う学校の担任教師・千歌子は、学校で「演劇教育の必須科目化」の是非が問われるなか、何かに導かれるように「初級演技レッスン」を訪れ蝶野と出会う。
「ケンとカズ」をはじめ映画やドラマで幅広く活躍する毎熊克哉が演技講師・蝶野、「夜明けまでバス停で」の大西礼芳が教師・千歌子、「雑魚どもよ、大志を抱け!」の岩田奏が子役俳優・一晟をそれぞれ演じた。
(上映時間:90分)
2025年
5月3日~
5月16日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
オーガスト・マイ・ヘヴン
©Roadstead
初日舞台挨拶
5月3日 17:10の回上映後
ゲスト:工藤梨穂
監督
※予約なし、当日券のみ
※トークは30分の予定
※サイン会なし(物販なし)
黒沢清監督による大ヒット作『Chime』を生み出した、映画制作レーベル「Roadstead(ロードステッド)」。新たな注目作として呼び声が高いオリジナル映画第2弾『オーガスト・マイ・ヘヴン』の劇場公開が決定!
監督は、『オーファンズ・ブルース』が第40回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2018」グランプリに輝いた工藤梨穂。商業デビュー作『裸足で鳴らしてみせろ』(’21)は第51回ロッテルダム国際映画祭に正式招待されるなど、国内のみならず海外からも称賛を浴び、その動向が注目されている。『オーガスト・マイ・ヘヴン』は『Chime』とともに、第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門(Berlinale
Special)に正式招待。奇妙な人間関係のゆくえを描いた工藤監督の意欲作は世界各国の映画ファンに熱狂的に迎えられ、数多くの賞賛の声を浴びた。
旧友になりすました女と親友の二人の青年。
奇妙で刹那的な旅の先にあるものとは
真夏の京都の地で撮影された本作は、“誰かを演じる”ことによって運命的に交錯する男女三人の巡り合わせの旅を描く工藤梨穂監督のRoadsteadオリジナル映画作品である。若手のキャスト・スタッフが結集し、ここに新たな青春映画が生まれた。
主演を務めるのは『オーファンズ・ブルース』以来、工藤と再タッグを組む村旧友“いづみ”になりすます代理出席屋の女・城野譲役を演じる。譲に思いを寄せる中華料理屋の男・三枝南平役には『裸足で鳴らしてみせろ』の諏訪珠理。そして、長い失踪から突然帰還した南平の親友・長谷薫役に『PLASTIC』の藤江琢磨が名を連ねた。そのほか、長谷川七虹、山﨑龍吾、西出明、鈴木卓爾が脇を固めている。さらにシンガーソングライターのsomaが音楽を担当。工藤の前作『裸足で鳴らしてみせろ』での制作を経て、再びsomaによって手掛けられた本作の映画音楽は繊細かつ大胆に彼らの出会いと旅を彩る。
(上映時間:40分)
2025年
5月3日、
5月5日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
カラオケ行こ!
©2024『カラオケ行こ!』製作委員会
『カラオケ行こ!』大感謝祭2025開催!絶唱応援上映(紅マサラ)&成田狂児大生誕祭
5月5日(月・祝) 16:30の回
ご来場者さまプレゼント
トリプルコラボカード
B6サイズ 【表】祭林組カラオケ大会のスペシャルフォト 【裏】TVアニメキービジュアルと原作キービジュアル
配布期間:5月3日(土・祝)、5月5日(月・祝)のみ
※数量限定につき無くなり次第終了
※入場者お一人につき1部のお渡しとなります
合唱部部長の岡聡実(おかさとみ)はヤクザの成田狂児(なりたきょうじ)に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX
JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が・・・。聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?
(上映時間:107分)
2025年
4月26日~
5月9日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
104歳、哲代さんの
ひとり暮らし
※配布は終了しました。ありがとうございました。
ご来場者様プレゼント
公開4月26日(土)からご来場のお客様に
広島の銘菓「桐葉菓(とうようか)」 をプレゼントいたします。
(先着順/なくなり次第終了)
桐葉菓(とうようか)
https://yamadaya-shop.jp/c/yamadaya/touyouka
第24回全国菓子大博覧会名誉総裁賞を受賞した広島の銘菓。
もち粉の生地で外側を包み込んでもちもちっとした食感に焼き上げました。
こし餡と粒餡の合せ餡は小豆の風味を最大限に生かしています。
提供:やまだ屋
※原材料やアレルギー表示はこちら↓をご確認ください
https://yamadaya-shop.jp/f/zairyou
広島県尾道市。自然豊かな山あいの町で100歳を超えてひとり暮らしを続けている石井哲代さん。小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域のために尽くしてきました。83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助けあい、笑いあいながら過ごしています。
いりこの味噌汁を作り、家の周りの草をとり、お茶を囲んで語り合う。時には体調を崩して病院にお世話になることもありますが、年齢を重ねてできないことが増えても、哲代さんは自分を上手に励まし、自由な心で暮らしをしなやかに変えていきます。
なんでも美味しく、誰とでも楽しく、いつだってご機嫌に。
そんな哲代さんの101歳から104歳までの日々をみつめたドキュメンタリーです。
(上映時間:94分)
2025年
4月26日~
5月9日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
トワイライト・ウォリアーズ
決戦!九龍城砦
©2024 Media Asia Film Production Limited Entertaining Power Co. Limited One
Cool Film Production Limited Lian Ray Pictures Co., Ltd All Rights Reserved.
初日はマサラ上映
4月26日 15:00開始
※オープニングアクト、マサラ侍さん
ヒット御礼入場者プレゼント
「九龍城砦に集え」A5 サイズポストカード
※先着順
※無くなり次第終了
世界が熱狂!香港映画史に新たな歴史を刻む話題作!
第97回アカデミー賞®
国際長編映画賞の香港代表に選出され、第77回カンヌ国際映画祭での初上映から熱狂的な拍手を浴びた本作。香港公開後も話題が広がり続け、ついには香港映画として歴代No.1の動員を達成した。
九龍城砦がスクリーンに蘇る!
舞台は伝説の「九龍城砦」——無法地帯として知られ、今は失われたその場所が、圧倒的なスケールでスクリーンに蘇る。ルイス・クー、サモ・ハンといった香港映画界のレジェンドから若手実力派までが集結し、壮絶なアクションで観客を圧倒する。そして、約10億円を投じて精密に再現された九龍城砦のセットは圧巻。息を呑むスケールと細部へのこだわりが、観る者の心を鷲掴みにする。
九龍城砦(きゅうりゅうじょうさい)――かつて無数の黒社会が野望を燃やし、覇権を争っていた。
80年代、香港へ密入国した若者、陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、黒社会の掟に逆らったことで組織に追われ、運命に導かれるように九龍城砦へ逃げ込む。そこで住民たちに受け入れられ、絆を深めながら仲間と出会い、友情を育んでいく。やがて、九龍城砦を巻き込んだ争いが激化する中、陳洛軍たちはそれぞれの信念を胸に、命を懸けた最後の戦いに挑む――。
(上映時間:125分)
2025年
4月19日~
5月2日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
鹿の国
©2025 Visual Folklore Inc.
舞台挨拶
4月29日 12:30の回上映後
ゲスト:弘理子
監督
<特別料金>
一律1,700円(無料鑑賞なし)
※予約なし
※前売券はご使用いただけます
日本列島のヘソ、諏訪盆地に位置する日本最古の神社の一つ、諏訪大社。年間200回を超えるその祭礼は謎に満ちている。重要神事で降ろされる古い神・ミシャグジ。そして神事に欠かせないとされた鹿の生贄……。ネパールやチベットで生と死の文化を追ってきた監督・弘理子(ひろ・りこ)は、四季の祭礼を追ううち、そこにあるいのちの循環への原初の祈りに気づく。そして、長らく畏怖と謎に包まれてきた中世の「御室神事(みむろしんじ)」の再現に挑む。厳冬の3カ月間、神域の穴倉に籠められた生き神・少年大祝(おおほうり)の前で繰り広げられた芸能とは?そして春4月、化粧を施されて出現する大祝に捧げられた75頭の鹿の首の意味とは?冬から春へ、死から再生へ。美しい四季とともに3年をかけて描き出された、現代社会を生きる私たちが忘れかけていた原初の祈りの姿。
数々の映像民俗学作品を手がけてきた北村皆雄が、プロデューサーを務める。語りは、声優の能登麻美子といとうせいこう。音楽を、国内外のアーティストから高く評価されている音楽家の原摩利彦が担う。
はるか昔、大地が引き裂かれることで誕生した巨大なくぼ地、諏訪盆地。
ここでは古来、鹿を贄とする祭礼が行われてきた。
それを伝えてきたのは全国に1万社ある諏訪神社の総本社、諏訪大社。
この地域の人たちにとって、鹿とはどんな存在なのか?
答えを求めて、600年前に途絶えた謎の「御室神事」を再現する。
それは凍てつく冬、3ヵ月間にわたって行われていたという。
半地下の穴蔵に籠って、鹿の贄を食し、豊穣を願う芸能を奉納していたのだ。
わずかな史料を手掛かりに、神事を司っていた生き神・大祝(おおほうり)、神の使いとされた
少年たちの存在と、正体を明らかにする。
時空を超えてよみがえったのは、穀物と動物の命を重ねる、他に類を見ないいのちへの眼差し。
春が巡り来ると、神前に75頭の鹿が捧げられた。
今でも猟師は、鹿の肉を捧げに諏訪大社にやって来る。そこで手にする一枚の札――、
仕留めた鹿を贄とし、それを人が食すことで鹿が生きる
太古の昔から諏訪の地を支配してきた自然信仰「ミシャグジ」、そして神と仏たち。
それらが盆地の中で重なり混じりあうことで形作られた独特の世界が、今もある。
(上映時間:98分)
2025年
4月12日~
4月25日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
オークション
盗まれたエゴン・シーレ
©2023-SBS PRODUCTIONS
2000年代初頭、フランス東部の工業都市ミュルーズ郊外。若い工員の家で発見されたひまわりを描いた風景画が、ナチスに略奪されたウィーン分離派の画家エゴン・シーレの作品であることが判明する――。この歴史的事実に基づき、多彩なキャラクターが織りなす知的でエスプリの効いたドラマで、美術オークションの裏側で繰り広げられる権謀術数をスリリングに描いたのが本作『オークション
~盗まれたエゴン・シーレ』だ。
監督はフランス・ヌーヴェルヴァーグの巨匠ジャック・リヴェット作品の脚本を数多く手がけたパスカル・ボニゼール。本作では美術オークション業界の内部構造や、富裕層と労働者階級の世界を見事に対峙させ、特権階級の残酷さを鮮やかに描き出す。辛辣な皮肉を交えながら、綿密な取材に基づくリアルなアート・ビジネスの世界や、オークションの緊迫感も見どころのひとつ。
1枚の絵を巡り次々と明らかになる登場人物たちの隠された秘密。
彼らが本当に手に入れたいものとはー?
パリのオークション・ハウスで働く有能な競売人(オークショニア)、アンドレ・マッソンは、エゴン・シーレと思われる絵画の鑑定依頼を受ける。シーレほどの著名な作家の絵画はここ30年程、市場に出ていない。当初は贋作と疑ったアンドレだが、念のため、元妻で相棒のベルティナと共に、絵が見つかったフランス東部の工業都市ミュルーズを訪れる。絵があるのは化学工場で夜勤労働者として働く青年マルタンが父亡き後、母親とふたりで暮らす家だった。現物を見た2人は驚き、笑い出す。それは間違いなくシーレの傑作だったのだ。思いがけなく見つかったエゴン・シーレの絵画を巡って、さまざまな思惑を秘めたドラマが動き出す…
(上映時間:91分)
2025年
4月12日~
4月25日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ケナは韓国が嫌いで
©2024 NK CONTENTS AND MOCUSHURA INC. ALL RIGHTS RESERVED.
ソウル郊外の小さな団地で家族と暮らす28歳の会社員ケナは、生まれ育った韓国に嫌気がさしている。片道2時間もかかる通勤に単調な仕事、労働者階級の家族や長年交際している恋人の裕福な実家との軋轢ーーーそんな日々にうんざりし、見えない将来への不安を抱いている。「自分には落ち度がないはずなのに、ここでは幸せになれない」。ケナは一念発起し、“未来ではない今この瞬間の幸せ”を求め、単身ニュージーランドへと移り住む。そこでかけがえのない友人と出会い、新しい生活を手にしたケナは自分の居場所を見つけていく。
現代の韓国社会を舞台に、生まれ育った場所で生きづらさを抱える女性が、海外で人生を模索する姿を描いた映画『ケナは韓国が嫌いで』。
大ベストセラー小説「82年生まれ、キム・ジヨン」と同じ出版社から「今日の若い作家」シリーズとして2015年に刊行され、同じくベストセラーとなった小説「韓国が嫌いで」を原作に、韓国の若者が直面する現実を映し出す。原作者は、元新聞記者で、社会批評からSFまで幅広い作品で知られる作家チャン・ガンミョン。国家情報院の世論操作事件を題材にした小説「コメント部隊」も映画化され、今年日本でも公開が予定されている。
監督は「第2のホン・サンス」や「韓国の是枝裕和」と称され、世界から注目を集めるチャン・ゴンジェ。奈良県を舞台にした映画『ひと夏のファンタジア』(15年/プロデュース:河瀨直美)でも知られる。この作品でも一人の女性の成長を生き生きと映し出し、日本公開時には熱狂的なファンを生んだ。映画『ケナは韓国が嫌いで』で主人公ケナを演じるのは、ポン・ジュノ監督『グエムル-漢江の怪物-』(06年)に中学生の娘役で出演し、天才子役として鮮烈な印象を残したコ・アソン。本作では韓国とニュージーランドの2か国を跨ぎ、人生に葛藤する30歳前後の女性を等身大で体現している。また、ケナと同じ時期に韓国へ留学し、かけがえのない友人となるジェイン役には、ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で主人公ヨンウと共に新人弁護士として奮闘するクォン・ミヌ役を務め、一気に知名度を上げたチュ・ジョンヒョク。去年の百想芸術大賞映画部門の新人演技賞にノミネートされたほか、2025年1月にはTBSのスペシャル新春ドラマ『スロウトレイン』(脚本:野木亜希子)で、松たか子、多部未華子、松坂桃李、星野源らと共演。日本ドラマデビューを果たし、さらなる注目が期待される、いままさに旬の俳優だ。
(上映時間:107分)
2025年
4月12日~
4月18日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
マルホランド・ドライブ
4Kレストア版
国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス
Filmarks(フィルマークス)主催のリバイバル上映プロジェクトにて、2025年1月15日、この世を去ったデヴィッド・リンチ監督の偉業に敬意を表し、デヴィッド・リンチ監督の代表作であり、最高傑作との呼び声も高い『マルホランド・ドライブ
4Kレストア版』の追悼上映が決定いたしました。
『マルホランド・ドライブ』は、<カルトの帝王>とも呼ばれる鬼才デヴィッド・リンチ監督により、2001年に製作されたミステリー映画。「4Kレストア版」はリンチ監督自身の監修により製作されたもので、昨年秋に1週間限定で行われた全国上映では、より美しくなった映像、奥行きのある音響に絶賛の声を多数いただきました。
公開から二十年以上経ってもなお、世界中の人々を魅了し続ける『マルホランド・ドライブ』。デヴィッド・リンチ監督による至極の映像世界を、ぜひ映画館のスクリーンにてお楽しみください。
(上映時間:146分)

2025年
3月29日~
4月11日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
アプレンティス
ドナルド・トランプの創り方
© 2024 APPRENTICE PRODUCTIONS ONTARIO INC. / PROFILE PRODUCTIONS 2 APS /
TAILORED FILMS LTD. All Rights Reserved.
世界中で最もヤバい大統領と呼ばれたドナルド・トランプ。その発言や行動は規格外で、耳を疑うエピソードであふれている。だが、怪物は生まれた時から怪物だったわけではなかった。成功を夢見る初々しい20代のトランプが、伝説の弁護士に導かれて驚愕の変身を遂げ、トップへと成り上がるまでの道のりを暴く衝撃の問題作が誕生した。
監督は前作に続き本作もカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたアリ・アッバシ。敵にまわせば命取りになりかねない存在に覚悟を決めて向き合った。トランプを演じるのは、『アベンジャーズ』シリーズのセバスチャン・スタン。「本人にしか見えない」と畏怖され、早くも賞レースの筆頭にその名が挙がる。トランプの師となる弁護士ロイ・コーンには、2024年のトニー賞で主演男優賞に輝いたジェレミー・ストロング。
ドナルド・トランプが全米公開を阻止しようとするほど封印したかった過去が今、解禁される!
20代のドナルド・トランプは危機に瀕していた。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれていたのだ。そんな中、トランプは政財界の実力者が集まる高級クラブで、悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンと出会う。大統領を含む大物顧客を抱え、勝つためには人の道に外れた手段を平気で選ぶ冷酷な男だ。そんなコーンが“ナイーブなお坊ちゃん”だったトランプを気に入り、〈勝つための3つのルール〉を伝授し洗練された人物へと仕立てあげる。やがてトランプは数々の大事業を成功させ、コーンさえ思いもよらない怪物へと変貌していく……。
(上映時間:123分)

2025年
3月29日~
4月11日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
侍タイムスリッパー
©2024未来映画社
8月17日(土)にインディーズ映画の聖地である池袋シネマ・ロサ1館で封切られ、初日からSNSで絶賛クチコミの嵐となっている本作が、満を持して全国拡大上映決定!
本作は、武士が落雷によって現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として生きていく姿を描いたコメディ作品。米農家でもあり、本作を手掛けた安田淳一監督は「『カメラを止めるな!』を目指して作った」と語っており、自主制作映画でありながらも、時代劇の本場・東映京都撮影所の協力を得て撮影された時代劇となっている。さらに、劇場では不特定多数の人々が暗闇のなかで笑い声をあげながら時間を共有し、エンドロールでは作品へのリスペクトと感謝を込めた拍手に包まれる一体感。本来あってほしい映画の姿が『侍タイムスリッパー』にはあり、老若男女を問わずに支持されている大きな理由となっている。まさに6年前を彷彿とさせ、「100年に一度の奇跡」と言われたあのブームの再来である!その希望となるべく、9月13日(金)以降、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ
日比谷をはじめとする全国50館以上の映画館にて全国拡大上映が決定。さらに今後も続々と上映館が決定している。『侍タイムスリッパー』が日本中に旋風を巻き起こす!!!
(上映時間:131分)
2025年
3月29日~
4月11日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
取り残された人々
日本におけるシングルマザーの苦境
ライブ音声ガイド付き上映
4月11日 10:30の回
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
「取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境」について
本作品は映画監督ライオーン・マカヴォイと、プロデューサーの及川あゆ里、F.J.フォックス、ショーン・ジョーンズのチームによる、ドキュメンタリー作品です。
シングルマザーの苦境や日本における子どもの貧困問題について、素直に疑問として映像化したことで世界各国の映画祭で数々の賞を受賞。多くの映画祭で注目を集めたこの作品は、日本に22年在住するオーストラリア出身の男性監督ライオーン・マカヴォイが「日本の隠された真実」を描いた78分の長編ドキュメンタリー作品となる。
世界第4位の経済大国日本の中で起きている現実を、日本の社会、文化、歴史を様々な角度から深く掘り下げ、日本の隠された現実を外国人が感じる素直な「違和感」として映画化した作品となる。
先進国でありながら、日本の子どもの7人に1人、つまり日本の子ども全体の13.5%が貧困状態にある。しかしながら、「あなたの身の回りに貧困に苦しむシングルマザーがいますか?」この問いかけに、ほとんどの国民が「知りません。実際にはそれほど困っている人は少ないと思います。」と回答する。これこそが、隠された貧困なのである。
戦後、短期間で経済の急成長を遂げ豊かになった日本だからこそ起きてしまった「隠された貧困」。これをテーマに今まで描かれたことのなかったシングルマザーの苦悩を色々な角度から取材し、不平等な社会的背景の原因を紐解いてゆく。
「かわいそう」と同情してもらうために作られた作品ではなく、真実を正確に知ってもらうことを目的としている。今後どのように変わることができるのか、あなたの心に訴えかけ、世界に現状を伝えることで国家のあり方や社会的な支援のあり方、教育そのものを見つめ直す切っ掛けになることを願っている。
誰もが直面するかもしれない現実であり、現代、次世代を担う女性たちが「母として人として幸福に生きる」ことを学ぶ教材としても、多くの大学などから上映と講演の依頼が来るほど注目を集めている作品となった。
(上映時間:78分)
2025年
3月15日~
3月28日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
いもうとの時間
©東海テレビ放送
1961年、三重と奈良にまたがる集落・葛尾で凄惨な事件が起こった。村の懇親会で振舞われたぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡。世にいう名張毒ぶどう酒事件である。犯人と目されたのは、奥西勝(当時35歳)。客観的証拠はなく、あるのは自白調書のみ。一審判決では無罪を勝ち取ったが、二審では一転して死刑判決が言い渡される。以降、無実を訴え続けるも、奥西は89歳で獄中死した。再審請求を引き継いだのは妹の岡美代子。弁護団を結成し、新証拠を出し続けるが、再審の扉は開かない。遂に10度目の再審請求も幕を閉じ、棄却され続けた月日はなんと半世紀。再審請求は配偶者、直系の親族及び兄弟姉妹しかできない。美代子は現在94歳。美代子がいなくなれば、事件は闇の彼方に消える。残された時間はそう長くはない。それでも兄の無罪を信じ、長生きを誓う。あまりにも長く辛い「いもうとの時間」は果たしていつまで続くのか。
1977年より名張事件を取材開始した東海テレビは、テレビだけでなく映画作品としても本事件を多く題材にしてきた。本作は、『約束~名張毒ぶどう酒事件
死刑囚の生涯~』(13)、『ふたりの死刑囚』(16)、『眠る村』(19)に続く4作目となる。事件発生以来、東海テレビが撮り続けてきた映像が惜しみなく使われている本作は、冤罪の理不尽さ、それによる当人や周りの人間の長きに渡る苦悩を炙り出す。
同じく冤罪事件としては、1966年に発生した通称、袴田事件がある。2024年9月26日に再審の判決が出たばかり。判決後の袴田巌(87歳)の姿も映画に挿入されているのも見逃せない。
そして、今作は名物プロデューサー阿武野勝彦の東海テレビ最後の作品となった。様々な話題作を手掛けた阿武野が、自らの退職前の最後の題材に選んだのが名張事件だった。『人生フルーツ』『ヤクザと憲法』『さよならテレビ』を生んだ東海テレビドキュメンタリー劇場の第16弾。取材を引き継いできたディレクターたちの思いを結集させ、裁判の非道ぶりを叫ぶ。
2024年2月に東海テレビローカルで放送された番組を追加取材・再編集した劇場版。
(上映時間:89分)
2025年
3月15日~
3月28日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ノー・アザー・ランド
故郷は他にない
©2024 ANTIPODE FILMS. YABAYAY MEDIA
イスラエル軍による破壊行為と占領が今まさに進行している、ヨルダン川西岸のパレスチナ人居住地区<マサーフェル・ヤッタ>。
本作は、この現状をカメラに収め世界に発信することで占領を終結させ故郷の村を守ろうとするパレスチナ人青年バーセル・アドラーと、彼に協力しようとその地にやってきたイスラエル人青年ユヴァル・アブラハームの2人による決死の活動を、2023年10月までの4年間に渡り記録したドキュメンタリーだ。
監督は、彼ら自身を含むパレスチナ人2人・イスラエル人2人による若き映像作家兼活動家の4人。「イスラエル人とパレスチナ人が、抑圧する側とされる側ではなく、本当の平等の中で生きる道を問いかけたい」という彼らの強い意志のもと危険を顧みず製作された。スマートフォンや手持ちカメラを使用した、そこで暮らす当事者だからこそ捉えることのできた至近距離からの緊迫の映像で、住民たちが家や小学校、ライフラインを目の前で破壊され強制的に追放されていく、あまりに不条理なパレスチナの現実をあぶりだしていく。
しかし、本作が映し出すのはその惨状だけではない。バーセルとユヴァルという同じ年齢の青年2人が、共に過ごし対話を重ねることで、政治的背景や立場を越えて“命がけの友情”が生まれる奇跡的な瞬間だ。彼らの姿は、「どうしたら人は分かり合えるのか?」という問いへの一筋の希望を、私たちに与えてくれるに違いない。
今年2月のベルリン国際映画祭では最も大きな盛り上がりを見せた1作となり、上映後に観客席から割れんばかりの拍手が沸き起こるとともに、パレスチナへの連帯を示す声が瞬く間に重なっていき大合唱へと発展した。
見事に最優秀ドキュメンタリー賞&観客賞をW受賞し、バーセルとユヴァルが揃って登壇した受賞スピーチは同映画祭のハイライトとして大きな話題を集めるも、イスラエル擁護の姿勢を示すベルリン市長などからの激しい非難にさらされた。今なお世界中で大きな論争が続いているが、監督たちは精力的に活動を続けている。
(上映時間:95分)
2025年
3月15日~
3月28日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
レッド・サン
4Kデジタルリマスター版
© 1971 STUDIOCANAL - Oceania Produzioni Internazionali Cinematografiche
S.R.L. -
ライブ音声ガイド付き上映
3月24日 10:30の回
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
映画創成期以来、脈々と続いてきた長い西部劇の歴史の中で、いきなり大型ハリケーン級の爆風を巻き起こしたのが、この『レッド・サン
4Kデジタルリマスター版』だ。ウェスタンにサムライを登場させるという奇抜な企画を、初代「007」シリーズの名匠テレンス・ヤングがメガホンをとり、日本映画界のレジェンド三船敏郎、アメリカン・アクションの第一人者チャールズ・ブロンソン、稀代の美貌をほこるフランス一の名優アラン・ドロンという史上最強の三大スターが豪華共演して実現させた本作。どこまでも広がる荒野、男たちの闘いと奇妙な友情、並んで大地を駆け巡る侍とカウボーイ、そしてなによりも美しき悪役ドロン、豪快で快活なブロンソン、武士道精神を体現する三船それぞれの勇姿。撮影は『美女と野獣』『ローマの休日』『ベルリン・天使の詩』のアンリ・アルカン、音楽は『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』をはじめとする名作曲家モーリス・ジャールが担当するなどスタッフも多彩な才能が結集、公開から50年以上経った現在も世界中の映画ファンの心を掴み続けている。アクション、ユーモア、スリル、サスペンスとエンターテイメントの醍醐味をすべて詰め込んだ規格外の大作が、元気のない日本を熱く燃えたぎらせる!
時は1870年。日米修好の任務を帯びた日本の大使一行を乗せた特別列車が、アメリカ西部の大平原を横切っていた。その列車には金貨が積み込まれており、強盗団のリンクと相棒のゴーシュは隙をついて強奪。以前からボスの地位を狙っていたゴーシュはリンクを裏切り、大使一行の宝刀まで盗んだあげく列車もろとも爆破を計った。武士の黒田重兵衛は宝刀の奪還まで7日間の猶予を与えられ、かろうじて助かったリンクを案内役にゴーシュを追跡するのだが…。
(上映時間:116分)
2025年
3月1日~
3月14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
Brotherブラザー
富都(プドゥ)のふたり
©2023 COPYRIGHT. ALL RIGHTS RESERVED BY MORE ENTERTAINMENT SDN BHD /
ReallyLikeFilms
イタリアのウディーネ・ファーイースト映画祭でマレーシア映画として初の最高賞含む、3部門を受賞。その後もアメリカ、スイス、中国、香港、台湾、フィリピン、そして日本と、全世界16の映画祭で19の賞を獲得。さらに台湾とマレーシアでは劇場公開されると100万人を動員するビッグヒットを記録し、マレーシア映画史上、最も国際的に成功した作品となった。この勢いに乗って、来年開催される米アカデミー賞の国際長編映画賞に、マレーシア代表としてエントリーされることも決定した。
ろう者の兄アバンを演じたのは、台湾の人気俳優ウー・カンレン。彼がクライマックスで演じる声にならない魂の叫びは、観客の感情を大きく揺さぶるに違いない。その演技は高く評価され、台湾のアカデミー賞(金馬奨)で最優秀主演男優賞を獲得したのをはじめ、各映画祭・映画賞の演技賞を独占している。9月には中国の大手エージェントとの契約も発表され、今後の活躍が大いに期待されている。
無鉄砲な弟アディを演じた、マレーシアのスター俳優ジャック・タンは、社会から疎外された若者の行き場のない怒りと悲しみを等身大で演じ、彼もまた多くの助演男優賞をその手中に収めている。監督のジン・オングとは、彼のプロデュース作品の常連的存在で、公私にわたる親友関係でも知られている。また劇中歌として使用されているテレサ・テンの名曲『千言萬語』を歌っているのは、タンの妻で歌手・女優・ラジオDJのユン・メイシン。
アバンとアディの育ての親として、二人を子供の頃からさまざまな形で支えてきたトランスジェンダーのマニーを演じたタン・キムワン、社会の底辺に生きる人々に寄り添い、献身的なサポートに尽力するジアエンを演じたセレーン・リム、アバンに報われることのない思慕を寄せるミャンマー人シャオスーを演じたエイプリル・チャンなど、アバンとアディを支える俳優たちの抑制の効いた演技も、決して忘れることはできない。
マレーシア・クアラルンプールの富都(プドゥ)地区にある荒廃したスラム街。この地域には不法滞在者2世とも言える、様々な国籍・背景を持つ貧困層の人々が多く暮らしている。その場所で、身分証明書(ID)を与えられず、兄弟として成長してきた兄のアバンと弟のアディ。アバンはろう者というハンディを抱えながらも、市場の日雇いで堅実に生計を立てている。一方アディは、簡単に現金が手に入る裏社会と繋がっていて、彼の行動は常に危険を孕んでいる。そんなある日、アディの実父の所在が判明し、ID発行の可能性が出てきた。しかしある事件が二人の未来に重く暗い影をもたらす。
(上映時間:115分)
2025年
3月1日~
3月14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
TATAMI
© 2023 Judo Production LLC. All Rights Reserved
2月28日公開『TATAMI』本編には、一部、光に対して敏感なお客様が
ご覧になられた場合、光過敏性発作やてんかんの症状など、光感受性
反応による諸症状を引き起こす可能性のあるシーン(光の点滅が続く
シーン等)が含まれております。光に対する感受性は個々のお客様に
よって異なりますので、ご鑑賞いただく際には予めご注意ください。
光刺激に敏感なお客様は、ご鑑賞に際して、注意深くご判断いただく
ようお願いいたします。
株式会社ミモザフィルムズ
ジョージアの首都トビリシで開催中の女子世界柔道選手権。イラン代表のレイラ・ホセイニとコーチのマルヤム・ガンバリは、順調に勝ち進んでいくが、金メダルを目前に、政府から敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため棄権を命じられる。自分自身と人質に取られた家族にも危険が及ぶ中、怪我を装ってイラン政府に従うか、それとも自由と尊厳のために戦い続けるか。人生最大の決断を迫られる……。
『SKIN/スキン』(18)で第91回アカデミー賞短編映画賞を受賞し、A24配給の長編版も発表したイスラエル出身のガイ・ナッティヴと、『聖地には蜘蛛が巣を張る』(22/アリ・アッバシ監督)で第75回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したザーラ・アミールが共同で監督した本作『TATAMI』は、実話をベースにした社会派ドラマ。スポーツ界への政治介入や中東の複雑な情勢、イラン社会における女性への抑圧を背景に、アスリートたちの不屈の“戦い”を臨場感溢れる映像で描き出す。第36回(2023年)東京国際映画祭では、審査委員特別賞と最優秀女優賞の2冠を達成し、観客を興奮の渦に巻き込んだ注目作。
ジョージアの首都トビリシで開催中の女子世界柔道選手権。イラン代表のレイラ・ホセイニとコーチのマルヤム・ガンバリは、順調に勝ち進んでいくが、金メダルを目前に、政府から敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため棄権を命じられる。自分自身と人質に取られた家族にも危険が及ぶ中、怪我を装ってイラン政府に従うか、それとも自由と尊厳のために戦い続けるか。人生最大の決断を迫られる……。
(上映時間:103分)
2025年
3月1日~
3月14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
2040
地球再生のビジョン
© 2019 ALL TERRITORIES OF THE WORLD © 2019 GoodThing Productions Pty Ltd,
Regen Pictures Pty Ltd
4歳の娘を持つオーストラリアの映画監督デイモン・ガモーは、娘たちの世代には希望を持てる未来に生きてほしいと願っている。悪化する地球環境を懸念する中で、もし地球環境を再生できるようなアイデアや解決策が今後急速に世界中に広がったら、娘が大人になる2040年にはどんな未来が訪れるだろう?と、現実的な解決策の実行者や専門家に会うため欧州各国やアジア、アフリカ、米国と世界11ヶ国を巡る旅に出る。その中で取り組むべき問題の数と同じくらい、すでに実践可能な解決策が沢山あることを知る。また、各地で約100人の子どもたちに理想の未来についてインタビューし、彼らの“希望”に刺激を受ける。
バングラデシュでは自家用の太陽光発電システムをつなぎ電気を取り引きし、シェアするマイクログリットの実践と恩恵を目にし、経済学者ケイト・ラワースには経済成長に依らず持続可能な社会を目指す理想的な経済モデル「ドーナツ経済学」について、オーストラリアでは土壌を修復し自然環境の回復に繋げるリジェネラティブ(再生型)農業について学ぶ。栄養価の高い食物であり、魚の棲みかでもある海藻で海洋環境を改善させる海洋パーマカルチャーに希望を見出し、言語学者でローカリゼーション運動のパイオニアであるヘレナ・ノーバーグ=ホッジの「マスコミの報道でなく現実に目を向ければ、いたるところに驚異的な希望の光が見えるはず」という言葉に勇気づけられる。2040年までに今ある解決策を拡大することで、私たちの生活と地球にどのようなプラスの影響を与えることができるだろうか。CGやポップな映像を交え、未来の世代のためにどのように地球を再生させることができるか、ワクワクするような未来予想図を描く。
(上映時間:92分)
2025年
2月22日~
2月28日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
JAWAN/ジャワーン
初日はマサラ上映
2月22日 15:30開始
※マサラ侍さんによるダンスパフォーマンスあり
初日世界興収は驚異の22億円を突破、最終興収200億円をたたき出しインド映画世界歴代5位を記録!!2023年インドNo.1ヒット作『JAWAN/ジャワーン』がいよいよ日本上陸!!!
“キング・オブ・ボリウッド“シャー・ルク・カーンが、タミル語映画界の若手ヒットメーカーと初のタッグを組んだ話題作は、坊主頭のシャー・ルク・カーンのビジュアルにインド中が度肝を抜かれ、熱い視線が注がれた!公開されるやいなや、シャー・ルク・カーンの多彩な変装や、ディーピカー・パードゥコーンの意外な登場、そしてタミル語映画界の”レディ・スーパースター“ナヤンターラのアクションと優美さで、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。さらにボリウッド映画ながら、タミル語映画界のスタッフが集結!ボリウッドとコリウッドの夢の完全タッグが実現し、新たなるインド映画が誕生した!
包帯だらけの謎の男(シャー・ルク・カーン)と怪しい6人の女性たち。
彼らは地下鉄をジャックし乗客を人質にとり、政府に対し4千億ルピーを要求する。
実は、謎の男はこの列車に乗っている武器商人カリ(ヴィジャイ・セードゥパティ)の娘を使って、カリから身代金を強奪することが目的だったのだ。
警察は身代金が振り込まれた口座を凍結しようとしたが、すでにその金は70万人の貧しい人々へ配られていた。
混乱に乗じて逃げる謎の男と女性たちが向かったのはなぜか女子刑務所だった。
彼らは悪なのか、それとも正義なのか?
果たして、彼らの真の目的は一体!?
(上映時間:171分)
2025年
2月15日~
2月28日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
デリカテッセン 4Kレストア版
©1991 STUDIOCANAL
肉踊る世紀末の巴里が鮮やかに蘇る――
『アメリ』(2001)のジャン=ピエール・ジュネが盟友マルク・キャロと共同監督し、1991年に発表した長編デビュー作。ユニークで才気溢れる映像世界が熱狂的ファンを生み、国内外で大ヒットを記録した。セザール賞で脚本賞、新人監督作品賞、編集賞、美術賞の4部門を受賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭で監督賞、男優賞ほか受賞、日本でも東京国際映画祭ヤングシネマ・コンペティション金賞を受賞した。ジャン=ピエール・ジュネ監修により修復された4Kレストア版。風刺的で禍々しい物語とレトロフューチャーな美学。CG以前のハンドメイドな工芸で包み込んだ美しく愛らしい名作!
核戦争により荒廃した近未来のパリ。ある精肉店にやってきた元ピエロのルイゾンは、アパートも兼ねるこの建物のなんでも屋として雇われ、住み込みで働き始める。だが、この店の主人には彼のような流れ者を殺しては肉にして売っているという恐ろしい秘密があった。主人の娘ジュリーは、心優しいルイゾンに好意を抱き、父の魔の手から彼を救おうとするのだが……。
(上映時間:100分)
2025年
2月15日~
2月28日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
本日公休
© 2023 Bole Film Co., Ltd. ASOBI Production Co., Ltd. All Rights Reserved
台中にある昔ながらの理髪店。女手ひとつで育て上げた3人の子供たちも既に独立し、店主のアールイさんは今日も一人店に立ち、常連客を相手にハサミの音を響かせます。ある日、離れた町から通ってくれていた常連客の“先生”が病の床に伏したことを知ったアールイさんは、店に「本日公休」の札を掲げて、最後の散髪のためにその町に向かうのですが……。
台湾の俊英フー・ティエンユー監督が、自身の母親をモデルに書き上げたシナリオを元に、台中にある実家の理髪店で撮影を敢行、3年の月日をかけて完成させました。全編を通じて柔らかなノスタルジーを感じさせながらも、家族間に波立つ感情や、“老い”を受け入ていく心情、新たな希望を見出す道程を、リアルで現代的な視点を交えながら繊細に描き出します。プロデュースは、エドワード・ヤン監督『ヤンヤン 夏の想い出』(00)への主演や、ホウ・シャオシェン監督『悲情城市』(89)、『恋恋風塵』(87)の共同脚本で知られる台湾ニューシネマの重鎮ウー・ニェンチェンが担当。
主人公のアールイ役には、1999年以来、映画の出演から遠ざかっていた『客途秋恨』(アン・ホイ監督/90)の名優ルー・シャオフェンが24年ぶりに銀幕に主演復帰。「こんな脚本をずっと待っていた」と出演を即決したシャオフェンは、約4か月間ヘアカットの猛特訓を積んで撮影に臨みました。本物の理髪師さながらのハサミ捌きと、ブランクを感じさせない演技で、台北電影奨主演女優賞、大阪アジアン映画祭
薬師真珠賞(俳優賞)を受賞。また、アールイに反発的な次女リンを演じたファン・ジーヨウが台湾金馬奨 助演女優賞を、次女の元夫で心優しいチュアンを演じたフー・モンボー(『返校 言葉が消えた日』19)が台北電影奨
助演男優賞を受賞しました。『藍色夏恋』(02)のチェン・ボーリン、『僕と幽霊が家族になった件』(22)のリン・ボーホンが、特別出演しているのも見逃せません。
(上映時間:106分)
2025年
2月8日~
2月21日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ぼくとパパ、約束の週末
©2023 WIEDEMANN & BERG FILM GMBH / SEVENPICTURES FILM GMBH
ライブ音声ガイド付き上映
2月20日(木) 10:30の回
ガイド:檀 鼓太郎さん(バリアフリー活弁士)
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
ドイツ中の全56のサッカーチームを親子二人で見て、"推しチーム"を決める!
仕事の合間を縫って、自閉症の息子ジェイソンと週末ごとに旅をする父親ミルコ。
この二人の実話が映画化されるとドイツでは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』や『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』を押さえ、大ヒット!!
メガホンを取るのは、第55回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『白バラの祈り
ゾフィー・ショル、最期の日々』(05)、『5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜』(17)のドイツの名匠、マルク・ローテムント監督。
父親ミルコ役に実力派俳優フロリアン・ダーヴィト・フィッツ(『100日間のシンプルライフ』)、難しいジェイソン役を見事演じ切ったセシリオ・アンドレセン、二人の旅を優しく見守る妻役にアイリン・テゼルらが脇を固める。
特別な感性を持つジェイソンは、幼い頃から自閉症と診断されていた。生活に独自のルーティンとルールがあり、それらが守られないとパニックを起こしてしまう。
ある日、クラスメイトから好きなサッカーチームを聞かれたのに答えることができなかったジェイソンは、
56チームぜんぶを自分の目で見て好きなチームを決めたいと家族の前で言い出す。
こうして、ドイツ中のスタジアムを巡る約束をしたパパとの週末の週末の旅が始まった。
強いこだわりを持つジェイソンは、果たして推しチームを見つけることが出来るのか?
(上映時間:109分)
2025年
2月1日~
2月14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ねこしま
保護猫譲渡会
2月8日 14:50の回 上映後 16:10から17:40まで
主催:保護猫カフェねこかつ
さん
地元のカリスマ的な給餌者や巨大な「猫像」を制作するアーティスト、自身のボランティア活動をSNSで積極的にアピールする10代の少年や、NGOスタッフへのインタビューが語るのは、「敬意を払ってくれ、自由な姿を見せてくれる」「愛を教えてくれる」マルタの猫たちの抗い難い魅力。彼らと猫たちを結んだ縁や、自然に寄り添うようになっていく過程には、マルタならではの風景と、猫好きには覚えのある情景がともに存在し、驚きと共感を呼ぶだろう。
野良猫たちと人間が共存する「奇跡の島」と呼ばれるマルタ共和国。そこには猫たちと、彼らに心を奪われた住民たちの姿があった。“猫の村”存続をかけて開発業者と戦うローザ、巨大な猫像の制作をライフワークにするマシュー、猫に魅了されマルタに移住した女優ポリー、猫の保護活動に奮闘する少年アイザック・・・。個性あふれる愛すべき猫たちと、彼らと共に人生を慈しむ人々の姿から、現在のマルタの「猫文化」が明らかになる。
(上映時間:71分)
2025年
2月1日~
2月14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
画家と泥棒
ノルウェーで実際にあった絵画の盗難事件を題材に、被害にあった画家と絵を盗んだ犯人の事件後の意外な交流を追ったドキュメンタリー。
2015年、ノルウェーの首都オスロにあるギャラリーで2点の絵画が盗難される事件が起こる。盗まれた絵画を描いた画家は犯人を突き止めるが、犯人は「覚えてない」の一点張りだった。やがて画家は、犯人に「あなたをモデルに絵を描かせてほしい」と突然の提案をする。そのことから、画家と犯人の思いもよらない関係が始まっていく。
監督は、チェスの世界王者マグヌス・カールセンに迫った「Magunus(マグヌス)」を手がけ、今作が長編2作目となるノルウェーのドキュメンタリー映画監督ベンジャミン・リー。「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」でアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したモーガン・ネビルが製作総指揮に名を連ねる。
(上映時間:106分)
2025年
2月1日~
2月7日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
籠の中の乙女
4Kレストア版
©XXIV All rights reserved
『哀れなるものたち』(23)につながる監督の原点がここにある。
アカデミー賞(R)外国語映画賞ノミネート、カンヌ「ある視点」部門でグランプリを受賞
ランティモス作品を貫くテーマを鮮烈に宿した長編3作目にして、その名を知らしめた出世作。
2009年、巨匠ヨルゴス・ランティモス監督の軌跡はこの作品から始まった。世界中を驚愕させたヨルゴス・ランティモス監督のカンヌデビュー作が4Kレストア版として復活。本作で確立された唯一無二の奇妙で異常な描写は、監督のその後の作品にもそこここに表出し、傑作揃いのフィルモグラフィーを発表し続けてきた。その原点ともいうべき作品が『籠の中の乙女』である。やっと時代のほうがランティモスに追いついて来た!
支配と服従、自我の目覚め。
ギリシャのとある家。ごく普通に見えるこの家には秘密があった。両親が子どもたちを「家の中」だけで育ててきたのだ。邸宅の四方に高い塀をめぐらせ、外の世界がいかに恐ろしいかを信じ込ませるために作られた奇妙で厳格なルールの数々。だが、青年期に達した子どもたちは、親たちの想像を超えた行動を取り始める。
(上映時間:96分)
2025年
1月18日~
1月31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
アット・ザ・ベンチ
©2024 Yoshiyuki Okuyama/Spoon Inc, All Rights Reserved.
川沿いの芝生の真ん中に一つのベンチが佇んでいる。ある日の夕方、そのベンチには久しぶりに再会する幼馴染の男女が座っている。彼らは小さなベンチで、どこかもどかしいけれど、愛おしくて優しい言葉を交わしていく。
この場所には他にも様々な人々がやってくる。別れ話をするカップルとそこに割り込むおじさん、家出をした姉とそんな姉を探しにやってきた妹、ベンチの撤去を計画する役所の職員たち。
一つのベンチを舞台に、今日を生きる人々のちょっとした日常を切り取るオムニバス長編作品。
(上映時間:86分)
2025年
1月18日~
1月31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
どうすればよかったか?
©2024動画工房ぞうしま
トークイベント決定
1月31日 12:20の回上映後
登壇:渋谷哲也
氏(日本大学教授)、飯島千鶴
(川越スカラ座番組編成)
※イベントは30分間
※チケット料金は一律1,600円
面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。
このままでは何も残らない——姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。
20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける。
(上映時間:101分)
2025年
1月18日~
1月31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ゴンドラ
©VEIT HELMER-FILMPRODUKTION,BERLIN AND NATURA FILM,TBILISI
ライブ音声ガイド付き上映
1月30日(木) 10:30の回
ガイド:声なびシネマわかばさん
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
イヴァはゴンドラ(ロープウェイ)の乗務員として働き始める。もう1台のゴンドラの乗務員はニノ。駅長は威張り屋のおじさんで、その態度ときたら腹が立つことばかり。だけど2人は負けてはいない。すれ違うゴンドラで2人が交わし合う奇想天外なやりとりの楽しさ。やがてそれは地上の住民も巻き込んでいく・・・。2つのゴンドラは行ったり来たり、世界のどこかに行けるわけではないけれど。想像力があればどこへでも行ける!ゴンドラは自由と幸福を乗せていくのだ!
わずか85分で観客に映画の魔法をかける本作。監督は『ツバルTUVALU』、『ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を』で知られる〈セリフなし映画〉の名匠ファイト・ヘルマー。日本公開作は多くないが、その唯一無二の世界観にファンが多い。「セリフがないから生まれる映画的瞬間を見てほしい」(監督)。まさにその言葉通り。
ゴンドラは、ジョージア(旧グルジア)南部、小コーカサス山脈の西にあるフロという小さな村に実在する「ジョージアで最も長い距離をつなぐゴンドラ」が使われている。ソ連時代に作られた古いゴンドラで、現在は観光客も訪れる。レトロで可愛くて、なんと映画の中では“衣替え”までする映画の主役である。
(上映時間:85分)
2025年
1月2日~
1月17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
バグダッド・カフェ
4Kレストア
© 1987 / Pelemele Film GmbH - Pro-ject Filmproduktion im Filmverlag der
Autoren GmbH & Co. Produktions-Kommanditgesellschaft München - Bayrischer Rundfunk/BR - hr Hessischer
Rundfunk
※配布は終了しました。ありがとうございました。
ご来場者さまプレゼント
2025年も「あの場所で、また会おう」
ミニカレンダープレゼント
※先着順
※無くなり次第終了
1989年に日本公開され、ミニシアターブームの象徴となった珠玉の名作『バグダッド・カフェ』。多くの人が「好きな映画」として挙げ、リバイバルのたびに熱心なファンを生んでいる本作が、今年3月に亡くなったパーシー・アドロン監督監修のもと4K修復され、日本のスクリーンに戻ってくる。
アメリカ西部、モハヴェ砂漠にたたずむ寂れたモーテル「バグダッド・カフェ」に現れたのは、場違いな風貌のドイツ人旅行者ジャスミン。
オーナーのブレンダは家庭も仕事もうまくいかずいつも不機嫌。持ち物は全て男物、勝手に掃除を始め店を手伝おうとする得体の知れぬ訪問者ジャスミンに対して怪訝な態度をみせるが、朗らかなジャスミンは周囲の人々を巻き込み、店は活気付いていく。次第にブレンとジャスミンの心は近づいていき、かけがえのない友情で結ばれていく……カフェに集うのは、近くのトレーラーハウスに住む老画家ルディ、アンニュイなタトゥーイストのデビー、モーテルの隣にテントを張って住み着いているエリックなど個性的な面々。訪れるのも立ち去るのも自由、誰をも受け入れる場所、それが「バグダッド・カフェ」。
(上映時間:108分)
2025年
1月2日~
1月17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
侍タイムスリッパ―
©2024未来映画社
※配布は終了しました。ありがとうございました。
“お年玉付”入場者プレゼント配布決定!
“侍タイ版” お年玉くじ付きポストカード
配布日程:2025年1月2日(木)~1月3日(金)
※無くなり次第終了
詳細はこちら(侍タイムスリッパー公式ニュース)を御覧ください
ライブ音声ガイド付き上映
1月12日(日) 12:20の回
ガイド:檀 鼓太郎さん(バリアフリー活弁士)
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
8月17日(土)にインディーズ映画の聖地である池袋シネマ・ロサ1館で封切られ、初日からSNSで絶賛クチコミの嵐となっている本作が、満を持して全国拡大上映決定!
本作は、武士が落雷によって現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として生きていく姿を描いたコメディ作品。米農家でもあり、本作を手掛けた安田淳一監督は「『カメラを止めるな!』を目指して作った」と語っており、自主制作映画でありながらも、時代劇の本場・東映京都撮影所の協力を得て撮影された時代劇となっている。さらに、劇場では不特定多数の人々が暗闇のなかで笑い声をあげながら時間を共有し、エンドロールでは作品へのリスペクトと感謝を込めた拍手に包まれる一体感。本来あってほしい映画の姿が『侍タイムスリッパー』にはあり、老若男女を問わずに支持されている大きな理由となっている。まさに6年前を彷彿とさせ、「100年に一度の奇跡」と言われたあのブームの再来である!その希望となるべく、9月13日(金)以降、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ
日比谷をはじめとする全国50館以上の映画館にて全国拡大上映が決定。さらに今後も続々と上映館が決定している。『侍タイムスリッパ―』が日本中に旋風を巻き起こす!!!
(上映時間:131分)
2025年
1月2日~
1月17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
キノ・ライカ
小さな町の映画館
© 43eParallele
フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが仲間たちと作った映画館「キノ・ライカ」のドキュメンタリー。
フィンランドの鉄鋼の町カルッキラに、カウリスマキと仲間たちが誕生させた町で初めての映画館キノ・ライカ。深い森と湖、そして現在は使われなくなった鋳物工場しかないこの町で、住民たちは映画館への期待に胸をふくらませ、映画について口々に話しはじめる。
カウリスマキと共同経営者の作家ミカ・ラッティが2021年に映画館をオープンさせるまでの様子やインタビューに応じる姿などをカメラに収め、カウリスマキが自ら館内の内装や看板設置などの作業に勤しむ姿も映しだす。「枯れ葉」に出演した女性デュオのマウステテュトットや「希望のかなた」に出演したヌップ・コイブ、サイモン・フセイン・アルバズーン、盟友ジム・ジャームッシュらも登場し、カウリスマキとの思い出や映画への思いを語る。
(上映時間:81分)