2026年
8月 8日~
8月 14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
『パプリカ』4Kリマスター版
©2006 MADHOUSE/Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.
ご来場者さまプレゼント
「夢みくじ」(全4種)
※画像はイメージです。
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布となります。
※先着・数量限定のため、各劇場なくなり次第終了となります。
※劇場により数に限りがありますので、あらかじめご了承ください。
※ランダムでの配布となりますので種類はお選びいただけません。
※プレゼントは非売品です。転売はご遠慮ください。
「夢が犯されていく──」
監督 今 敏×原作 筒井康隆×制作 マッドハウスによる≪夢≫のコラボレーション!
各国の映画祭でも高い評価を受けた、映画史上に輝く名作アニメーション『パプリカ』。
今 敏の緻密で豪華な映像美と、平沢進の音楽世界…。4Kリマスターにより更に輝きを増した本作が、公開20周年である2026年──ふたたび全国のスクリーンを侵食します!
圧倒的な映像美と独創的なアイデアによって描き出される、無意識の世界と人間の深層心理。
現実と夢が交錯する映像表現は、色褪せず鮮烈な驚きと興奮をもたらします。
世界中のクリエイターに影響を与え続ける、今 敏監督の唯一無二の傑作『パプリカ』。4Kリマスターによってさらに鮮やかに蘇った夢と狂気の世界を、ぜひ劇場の大スクリーンでご体感ください!
(上映時間:90分)
2026年
8月 1日~
8月 14日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
聴く隣人のいるところ
©ポレポレタイムス社
舞台挨拶
8月 9日 12:50の回上映後
ゲスト:
早川嗣
監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
島根県江津市、
浅利富士の中腹に佇む全寮制の愛真(あいしん)高校。生徒数わずか34名のこの学校では、生徒たちは親元を離れ、仲間と寝食をともにしながら三年間を過ごす。スマートフォンもインターネットもない生活の中にあるのは、学友や教師との対話、そして音楽。少し不便で外界から距離を置いた環境だからこそ、人と向き合う時間が自然に生まれる。ここでは、意見を述べるだけでなく、相手の言葉を聞き、受け止め、ときにぶつかることが当たり前に繰り返される。
生活の指針である「決まり心得」もまた、「全体会」と呼ばれる場で生徒と教職員が議論を重ねながら更新されてきた。生徒は自分の声を持つことが他者の声に耳を澄ますことへつながるということを知っていく。
いま、声はあふれている。けれど、その声は互いに届いているだろうか。「自分の意見を持て」と求められ続けた時代の先で、私たちは他者の声を引き受ける力を手放してはいないか。本作は、国内外から集まった若者と教師が共に暮らす愛真高校の一年を記録したドキュメンタリーである。
監督は同校出身の早川嗣(ゆずる)。写真家・映画監督の本橋成一の制作に携わってきた早川が、母校にカメラを向け完成させた。熱心なキリスト教の家庭で育った監督が、自身の青春時代を省みながら撮り溜めた記録であり、彼の本格的デビュー作でもあると同時に2025年12月に逝去した本橋が支援し、最後に世に送り出した作品となった。映画は、学生たちの喜怒哀楽とともに、小さな学舎で対話が生まれる時間を映し出す。
(上映時間:111分)
2026年
8月 1日~
8月 7日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
小春日和~Indian Summer~
舞台挨拶
8月 1日
水村美咲
さん、 由美かおる
さん、 正木佐和
さん、 松本動
監督(予定)
8月 2日
水村美咲
さん、 とみかほ
さん、 松田悠
さん、 小夏いっこ
さん、 あっぱれ北村
さん、 松本動
監督(予定)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
ある出来事をきっかけに父親と衝突して家を飛び出してしまった小春。
心配した友人らが行方を捜すが、後ろめたい気持ちで家に帰ることができない彼女が、偶然に看護助手として働くことになった病院で、様々な人々と触れ合うことにより徐々に自分と向き合うようになる。
そんなある日、大好きだった鈴子ばあちゃんに教えられた大切な言葉をふと思いだし、ある決心をする・・・。
今や2人に1人が罹る“がん”。多発性骨髄腫(血液がんの一種)と診断された精神科医であり女優としても活動する楠部知子が、今だからこそとの想いを込めた映画を創ることで、同じ病気の患者や、その家族に留まらず、困難に向き合っている多くの人に生きる勇気を届けたいと立志。人は真に繋がり支え合える、少しの勇気を持つことで成長し何度でもやり直せる。そんな《人生に前向きになれる》メッセージを贈りたいという想いで、治療を継続しながら出演と製作に奮闘し、主人公の様々な人との出逢いを通して、家族の絆を取り戻すヒューマンドラマを完成させた。主人公
小春役に『沖縄NICE映画祭』で2年連続俳優賞を受賞した水村美咲、ひより役は『キラピチモデルオーディション』グランプリの千原ゆら、芸能生活60周年の由美かおるは48年ぶりの映画出演にして初の“おばあちゃん”を演じ主題歌も担う。末期がん患者に柴田理恵、その主治医に佐野史郎というベテラン俳優を配し、ドラマに厚みを持たせる名演で魅せる。
人に言えない悩みを抱え、孤立してしまった小春は家出をし、一旦は現実逃避するも、心配する仲間や友人、鈴子ばあちゃんに支えられ、徐々に自分を取り戻してゆく。看護助手として新しく勤めることになった病院では、がんの闘病生活を送りながらも明るく毎日を生きる女性3人組のキャンサーズ、自身の病状を受け入れ、残りの人生を自宅で過ごすために退院を選択した由紀など、それぞれの在り方でがんと向き合う患者や、周囲の人たちの想いや人生に触れ、これからの人生をどう生きるべきか模索する。--
小春の過去にいったい何があったのか・・・。そして、彼女が決意した生きる道とは・・・。
(上映時間:119分)
2026年
8月 1日~
8月 7日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
これからの私たちAll Shall Be Well
©2023 Mise_en_Scene_filmproduction
同性婚が非合法の香港では、遺言状がなければ、世を去ったパットの遺産をアンジーに継ぐ権利はない。力を合わせて築いた財産や2人で買った家であっても…。
『これからの私たち - All Shall Be
Well』は香港の同性愛に関する法律の問題点や根深く残る差別を描き、ベルリン映画祭でLGBTQをテーマにした優れた作品に贈られるテディ賞を受賞。同時に、深刻な住宅不足や就職難、経済格差などの問題も浮かび上がらせ、多角的な視点で香港社会をとらえる。
同性カップルだけではなく、事実婚カップルや、1人で老いる不安を抱えるシングルにとっても、他人事とは思えないテーマを映画にしたのは、『ソク・ソク』
で長年抑圧されてきた同性カップルの老年の愛を描いて高く評価されたレイ・ヨン監督。アンジーの複雑な心情を繊細かつ力強く演じるのは、『ソク・ソク』で香港金像奨助演女優賞に輝き、話題作への出演が続いているパトラ・アウ。パット役には30年以上も銀幕から遠ざかっていたマギー・リーが起用され、短い出番ながらも、颯爽として自立したキャラクターを鮮烈に立ち上がらせている。『トワイライト・ウォリアーズ
決戦!九龍城砦』で日本でも人気急上昇中のフィッシュ・リウが重要な役回りを果たすパットの姪を好演している点も注目だ。
長年連れ添ってきたレズビアンカップル、パットとアンジー。事業や交友関係も良好で、穏やかで安定した日々を送っていた。しかし、これから新しいビジネスを始めて人生の次のステップを踏み出そうとしていた矢先にパットが急死してしまう。
アンジーはパットの親族――兄とその妻、結婚して2人の子供を育てる姪、未婚の甥――とも親しく付き合ってきたが、パットの死後、葬儀の形式について意見が対立。さらに、香港の法律に従い、親族である兄がパットの遺産を相続することになる。パットとの思い出が詰まったマンションを終の住処と考えているアンジーにとっては、到底受け入れることができない。愛する人を失い、悲嘆に暮れるアンジーの前に立ち塞がる法律の壁と根深い偏見。一方、暮らし向きの厳しいパットの兄夫婦とその子供たちも、それぞれの事情をかかえて葛藤していた。
(上映時間:93分)
2026年
7月 25日~
7月 31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
炎上
©2026映画「炎上」製作委員会
本作の監督・脚本を務める長久監督は2017年に公開された短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』が第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門のグランプリを日本映画として初受賞。続いて、2019年に公開した長編映画デビュー作『WE
ARE LITTLE ZOMBIES』も第35回サンダンス映画祭で日本映画として初めて審査員特別賞のオリジナリティ賞に輝くなど、その作家性が世界からも絶賛されている。
長久監督は、映画化するため5年間温め、様々な方に取材を重ねながら物語を作り上げた。監督は「新宿歌舞伎町のニュースを見て、現場を取材し、彼女/彼らの物語を書くべきだと思ったことがきっかけ」と話し、撮影時には映画の舞台である新宿・歌舞伎町で実際にロケも敢行、街のありのまま姿を物語に落としこんだ。
そして、主人公・小林樹理恵を演じたのは2025年話題となった映画『国宝』、『フロントライン』に出演し、その存在感と演技力の高さに国内外からの評価が集まっている俳優・森七菜。森は「自分自身がどこにいるのか分からなくなる撮影期間でしたが、彼女たちの強さを守るために進んだ一ヶ月半でした。見てくれた方がこの物語をどんな風に捉えることになるのか想像がつきません。だけど私たちから何も奪えないことを、地獄には知って欲しい。」と語るほどに魂を込めて小林樹理恵を演じた。
さらに樹理恵と⼀時保護施設で出会う三ツ葉役には映画『PERFECT
DAYS』での演技が光るアーティストのアオイヤマダ、トー横キッズたちのグループのリーダー・KAMI役にはNetflix配信ドラマ「サンクチュアリ
-聖域-」で注目を浴びた俳優・一ノ瀬ワタル、樹理恵と初めて友⼈になりグループに招き⼊れるリス役を近年ドラマや映画に多数出演している若手俳優・曽田陵介が演じるなど個性あふれるキャスト陣が揃った。
(上映時間:103分)
2026年
7月 25日~
7月 31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ツイッギー
© Copyright Soho Talent Limited 2024 All Rights Reserved.
小柄で華奢なスタイルと唯一無二のファッションセンスで一世を風靡した、元祖スーパーモデルのツイッギー。誰もが憧れ、ファッションやヘアメイクを真似する社会現象となり、初来日した時はビートルズと並ぶほど日本を熱狂の渦に包み込んだ。そんな1960年代を象徴する存在であるツイッギーの人生と魅力をひもとく、初の公認ドキュメンタリーが誕生。
その愛称の通り、小枝のように細い体と人形のように大きな瞳、ショートヘアの中性的なスタイルで16歳にして彗星のごとくデビュー。瞬く間にスターの階段を駆け上った彼女はそれまでの美の常識を覆し、ファッション界に革命をもたらした。若者を中心に席巻したスウィンギング・ロンドンのカルチャーも牽引。マリー・クワントのミニスカートを着こなして「ミニの女王」と呼ばれ、世界中でミニスカートブームを巻き起こした。VOGUEはじめ数々のファッション誌の表紙も飾り、著名な写真家やデザイナーを魅了。デヴィッド・ボウイの歌詞にも登場し、アルバムのジャケットも飾った。
その後、自分らしい表現を追い求めて、女優や歌手としても活躍の幅を広げる。ケン・ラッセル監督のミュージカル映画『ボーイフレンド』(71)では、第29回ゴールデングローブ賞
新人女優賞と映画部門主演女優賞を受賞。ブロードウェイ・ミュージカル「My One and Only」では、初舞台にしてトミー・チューンとのコンビが話題になり、第37回トニー賞
ミュージカル主演女優賞にノミネート。『ブルース・ブラザース』(80)、『クラブ・パラダイス』(86)にも出演し、女優としての評価を確かなものにした。さらに、業界に蔓延る女性蔑視なまなざしに立ち向かう姿も捉える。2019年にはその功績が称えられ、大英帝国勲章も授与。女性のキャリアを切り拓き、結婚、出産、別れを経て、今もなお輝き続けている。
時代を超えて、影響を与え続けるツイッギー。野宮真貴の「ツイッギー・ツイッギー」や、TWICEのユニット・MISAMOもカバーしていた安室奈美恵の名曲「NEW
LOOK」も、ツイッギーへの憧れを歌った楽曲だ。
本作では、本人の言葉や貴重なアーカイブ映像、ゆかりある人物の独占インタビューを通して、一人の女性、そして母としての生き方、葛藤や選択を描く。ダスティン・ホフマンやブルック・シールズ、ポール・マッカートニーら各界のスターたちも出演。デビュー60周年を迎えるツイッギーが贈る、ポジティブなエネルギーに満ち溢れた物語。その明るく自然体で自己表現する姿は、私たちに「自分らしくあること」の大切さを教えてくれる。
(上映時間:97分)
2026年
7月 18日~
7月 31日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
トロフィー
©2026 K2 Pictures
ライブ音声ガイド付き上映
7月 30日
ガイド: 声なびシネマわかばさん
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
在日コリアンのルーツをもつ14歳の少女・ソヒは朝鮮学校に通い、部活で朝鮮舞踊に打ち込む日々を送っている。ある日、日本学校との交流会で日本人の未来とK-POP好きという共通点で仲良くなり、ソヒは少しずつ外の世界と繋がりを持っていく。そんな中、ふたりは推しのK-POPアイドルのライブチケット代を稼ぐために、ソヒの家にある不用品をフリマサイトで売ることに。そこで意外にも高値で売れたのは、朝鮮学校の校長である父・サンジュが持っていた一枚の北朝鮮のCDだった。それに味をしめたソヒたちは、サンジュが祖国・北朝鮮から授与された“勲章”までも売ってしまう―。
近くても分かり合えない父との関係、朝鮮舞踊に対する社会からの視線。そして思春期ならではの未熟さ。波立つ少女の日常と心を美しく繊細な感性で紡ぎ出した映画『トロフィー』が誕生した。
本作を手がけたのは、是枝裕和監督や西川美和監督のもとで監督助手として経験を積み、長編映画初監督となる〈孫明雅〉監督。「あなたの中にある爆弾を作品にしてみたら?」という西川美和監督からの言葉をきっかけに、本作品の制作を決意したという孫監督は、自身も在日コリアン3世であり、朝鮮学校に通っていた。その経験や葛藤の記憶を出発点に、少女・ソヒと、その周りの大人たちの日常を丁寧に美しく描き出した。是枝監督、西川監督の精神を受け継ぎながらも、自身の経験や新たなる視点を元に新しい風を吹かせる、鮮烈なデビュー作だ。
主人公・ソヒを演じ、圧倒的な透明感を放つのは、自身も在日コリアンのルーツを持つ新人俳優〈恒那(はんな)〉。250人のオーディションから選ばれ、本作が映画初主演となる。踊り未経験から1年におよぶ稽古を経て、本作の重要な要素でもある“朝鮮舞踊”までもを見事に演じ上げた。
さらにソヒの父・サンジュ役には、是枝裕和監督の『ワンダフルライフ』で俳優デビューし、数々の社会派作品で確かな存在感を刻んできた俳優〈井浦新〉、母・ミリョン役には、モデルとして培った唯一無二の佇まいと繊細でリアルな感情表現をあわせ持つ〈市川実和子〉、朝鮮舞踊部の先生役には、自身も朝鮮舞踊経験者の〈ちすん〉、そして朝鮮学校の担任役は、国内外問わず活躍の幅を広げる〈笠松将〉と、実力派俳優陣が集結して、ソヒを取り巻く日常の世界に深みを出していく。
『パッチギ』『GO』『かぞくのくに』といった在日コリアンを描いた作品の公開から時を経た2026年。映画『トロフィー』は、みずみずしさと静かな強さ、温かさを持ったひとつの物語として、今、新たに立ち上がる。
(上映時間:分)
2026年
7月 18日~
7月 24日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
東京逃避行
©2025 映画「東京逃避行」製作委員会
気鋭のクリエイターが集まり次々と話題作を生み出すコンテンツスタジオ、BABEL
LABELから、24歳・若手監督の鮮烈な長編デビューとなる新たな注目作品が誕生した。本作は、『正体』(24)で第48回日本アカデミー賞最優秀監督賞を含む3冠を成し遂げた藤井道人、日本映画界をけん引する俳優・綾野剛が審査員を務めた第2回東京インディペンデント映画祭のグランプリ受賞作の長編映画化作品。監督・脚本を手掛けたのは、2001年生まれの新星・秋葉恋。7歳より映画製作を始め、「残されたもの、残せるもの、」(19)で高校生映画甲子園にて最優秀監督賞を受賞。監督・主演を務めた「RINGO
-林檎-」(21)では、横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバルにてU22部門最優秀賞受賞。現在はBABEL
LABELの新レーベル「2045」に所属。映画界がいま熱視線を送る注目の若手監督だ。
藤井道人がエグゼクティブプロデューサーを務め、秋葉監督自身の新宿・歌舞伎町での実体験に基づく完全オリジナル脚本で描かれる本作の舞台は、歌舞伎町の“トー横”が都の条例によって封鎖された後の歌舞伎町。カメラマンは、秋葉と同年代となる、学。実際に歌舞伎町で撮影を敢行したライブ感あふれる映像が、ネオンの街を駆け抜ける緊迫の疾走感を鮮烈に映し出す。さらに、臨場感のある現場を舞台に、いま最も旬な若手俳優たちが等身大でそれぞれのキャラクターを演じ切り、見事な化学反応を起こしている。
時代を鋭く捉える若き才能たちが、社会から居場所を失った今の若者たちの現実リアルを真正面から描いた渾身の一作。大人が決めたルールでトー横が封鎖され、居場所を失っても、痛みや希望、渦巻く全ての感情を握り締め、一筋の光を掴もうと疾走するーーそれは逃避ではなく、生き延びるための命懸けの選択だ。
(上映時間:90分)
2026年
7月 11日~
7月 24日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
Riceboy ライスボーイ
©2022 Riceboy Sleeps Production Inc.
※配布は終了しました。ありがとうございました。
ご来場者さまプレゼント
映画オリジナルしおり
※画像はイメージです。
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布となります。
※先着・数量限定のため、各劇場なくなり次第終了となります。
※劇場により数に限りがありますので、あらかじめご了承ください。
※プレゼントは非売品です。転売はご遠慮ください。
監督・脚本を手がけたのは、自身も8歳で韓国からカナダに移住した経験を持つアンソニー・シム。1990年代のカナダを舞台に、移民としてのアイデンティティの揺らぎ、親子の葛藤と再生を、16ミリフィルムの柔らかな質感と共に繊細に描いた。トロント国際映画祭のプラットフォーム・コンペティション部門で最優秀賞を受賞し、釜山国際映画祭の観客賞やカナダ・アカデミー賞の最優秀脚本賞など世界中の映画祭で31の賞を受賞、20以上の部門でノミネートされ話題となった。個人の記憶に根ざしながらも、誰もが共感できる痛みと、その先に差す光をすくいとった、静かで力強い作品が誕生した。
若くして恋人を亡くし未婚の母となったソヨンは、赤ん坊の息子ドンヒョンを連れてカナダのバンクーバー郊外へと移住する。ソヨンは工場で働きながら、言葉や文化の壁、人種差別に直面する日々の中、懸命に息子を育てていく。やがて16歳となったドンヒョンは英語名“デービッド”を名乗り、すっかりカナダでの生活になじんでいた。しかし、彼の心の奥底では自身のルーツ、特に一度も会ったことのない父親の存在への思いが次第に募っていく。そんなある日、二人に届いた衝撃的な知らせをきっかけに母と息子は初めて韓国へ帰郷し、悲しみの過去と対峙することになる─
。
(上映時間:117分)
2026年
7月 11日~
7月 17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
時をかける少女 4K
© 「時をかける少女」製作委員会2006
ご来場者さまプレゼント
オリジナルタトゥーシール(全3種)
※画像はイメージです。
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布となります。
※先着・数量限定のため、各劇場なくなり次第終了となります。
※劇場により数に限りがありますので、あらかじめご了承ください。
※タトゥーシールの数字部分について、肌に貼る前はデザインが左右反転しています。
※プレゼントは非売品です。転売はご遠慮ください。
7月13日「ナイスの日」限定ミニうちわ
※7月13日(月)の「ナイスの日」にご鑑賞いただいた方限定の特典となります。
※画像はイメージです。
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布となります。
※先着・数量限定のため、各劇場なくなり次第終了となります。
※劇場により数に限りがありますので、あらかじめご了承ください。
※プレゼントは非売品です。転売はご遠慮ください。
筒井康隆氏の原作をもとに、現代に生きる少女の等身大の青春と成長を描いた本作。躍動感あふれるアニメーションと瑞々しい物語は多くの観客の心を掴み、2006年7月の公開当時、わずか6館からスタートしながら口コミによって上映館が順次全国へと拡大。最終的には延べ100館以上に広がり、約40週にわたるロングラン上映を記録しました。さらに、アヌシー国際アニメーション映画祭での受賞をはじめとする数々の国際的評価を受け、監督・細田守の名を世界に知らしめた記念碑的作品です。
公開から20年を経た今なお、多くのファンを魅了し続ける本作が、4Kによってより鮮明な映像としてスクリーンに甦ります。ぜひこの機会に劇場でご鑑賞ください。
(上映時間:100分)
2026年
7月 11日~
7月 17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
わたしの聖なるインド
©2023 Nausheen Khan
2019年12月、インドのナレンドラ・モディ政権はイスラム教徒(ムスリム)を意図的に排除した市民権改正法(CAA)を制定。イスラム教徒の間で市民権を剥奪される危機感が高まった。
法律に対する非難の声が増す中、反対運動の拠点だったジャミア・ミリア・イスラミア大学構内に警察が乱入。無抵抗の学生を襲い、200人もの負傷者と多くの逮捕者を出した。
この暴力的な対応と差別的な法律への抗議として、ニューデリー南部のイスラム教徒居住区のシャヒーン・バーグで、大規模な座り込みが始まる。その中心にいたのはムスリムの女性たち。日々の暮らしを営みながら、100日以上にわたって幹線道路を封鎖した。この非暴力で平和的な活動は多くの人の共感を呼び、世代、文化、宗教を超えてインド全土に広がった。
しかし、首都デリーでの地方議会選挙を機に状況は緊迫。トランプ大統領の訪印に注目が集まる中、警察による強制排除が起こりーー。
政治的にも社会的にも透明化されてきた、イスラム教徒の女性たち。国家を揺るがす歴史的な抵抗運動の軌跡に、自らの解放と変革の物語を重ねたのは、ムスリム女性のノウシーン・ハーン。信仰から距離を置き、社会に溶け込む努力をしてきた彼女が、インドで台頭するヒンドゥー至上主義の実像をみつめ、自らの生き方、国のあり方を問い直す。インド国内での上映が困難を極める中、山形国際ドキュメンタリー映画祭2023(上映タイトルは『我が理想の国』)で市民賞〈観客賞〉を受賞した意欲作が、遂に日本公開!
インドのアートシーンでは近年、ムスリムの若手作家たちが注目を集めている。彼らはイスラム教徒というアイデンティティを逆手に取り、抑圧的な政治体制への対抗として、マイノリティの側から世界をまなざす。その作品は、自ずと高い独自性と豊かな批評性を帯び、社会的な議論を巻き起こしている。本作もその流れを汲んだ作品といえる。
(上映時間:74分)
2026年
7月 4日~
7月 10日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
XiXi(シィシィ)、私を踊る
©SVEMIRKO AUDIOVISUAL ART PRODUCTIONS
アフタートーク
7月 4日 14:30の回上映後
ゲスト:
渋谷哲也
さん(日本大学教授)
MC:
飯島千鶴
(スカラ座番組編成)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
台湾からヨーロッパに留学していたウー・ファン監督が、偶然ベルリンで出会った中国人のコンテンポラリーダンサーXiXi(シィシィ)。ただ独り、まるで自由な鳥のように踊っていた彼女の姿に強烈に惹かれた監督は、彼女の日常を撮影し始める。XiXi(シィシィ)はダンサーとしてヨーロッパを放浪しながら、自由な魂を探す旅をし続けていた。その姿はファンの眼には羽ばたくことを恐れぬ野生の鳥のように美しく映った。一方で彼女は離婚した元夫のメデリックと連絡を取りながら、たまに会うことが許されている娘・ニナに対しては母として、惜しみなく愛情を注いでいた。しかし過去の人生には癒されぬ深い疵が潜むのをカメラは捉え始めていく。それはやがて、ファン監督自らの家族のトラウマとも向き合うきっかけにもなるのだった…。
ウー・ファン監督の初長編作品として7年をかけて製作された本作は、ホットドックス国際ドキュメンタリー映画祭や金馬奨といった世界的な映画祭で共感と感動が拡がり、ついに日本に上陸。一人の表現者として、女性として、母として、様々な社会的役割の狭間でもがくXiXi(シィシィ)の姿は、現代社会を生きる女性たちの煩悶だけでなく、これからの時代を生き抜こうとする力強いアイコンとして強烈な印象を与えるだろう。XiXi(シィシィ)とウー・ファン監督の絆から昇華した本作は、世界中で更新され始めたフェミニズムや女性観の意識が高まっている今、生まれるべくして生まれた瑞々しいシスターフッド・ドキュメンタリーである。
台湾出身のウー・ファン監督を支えたのは、フィリピン出身のプロデューサー、ベニス・デ・カストロ・アティエンザ。ファン監督とはヨーロッパの映画大学で知り合ったベニスは、本作の企画段階から携わり撮影にも参加。主人公であるシィシィとも信頼関係を築きながら、本作の完成、その後の世界展開に導いた。作品の製作過程でスタッフも徐々に集まり、韓国からはプロデューサーのジョ・ソナとハ・ヨンス、そして音響のコ・ウンハ。編集のアンナ・マグダレーナ・シュレンカーはコロンビア出身、音楽を担当したグレッチェン・ジュードはアメリカ出身。XiXi(シィシィ)という個性的なようで普遍的なテーマも抱える女性を主人公とした本作は、文化や国境を越えた女性たちのチームが紡いだ、ウーマンフッドの結集ともいえるだろう。
(上映時間:100分)
2026年
6月 27日~
7月 10日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ただ、やるべきことを
©Nareun Cinema / Myung Films Lab.
組織の一員として「やるべきこと」、ひとりの人間として「やるべきこと」。ふたつの感情をぶつけ合いながら誰しもが働き、生きているだろう。映画『ただ、やるべきことを』はリストラで従業員を解雇しなければならない人事チームの社員たち、それぞれの決断をリアルに描く。
映画の舞台は韓国パク・クネ大統領の退陣を求める大規模な「ろうそくデモ」が行われた2016年、造船業は世界的不況に見舞われ多くのリストラと廃業があった。漢陽重工業入社4年目のジュニは人事チームに異動するとすぐ、リストラ対象者の名簿を作るように指示される。会社を立て直すためと自身を納得させ、やるべき仕事をこなしていくが会社都合で対象者が絞り込まれていき、親しい先輩と友人、そのどちらかを選ばなければならない状況に追い込まれていく――。
本作は『JSA』『建築学概論』などの制作会社ミョンフィルム(イ・ウン代表)が未来の韓国映画をリードする映画人育成を目的として設立した、ミョンフィルムラボ6期のパク・ホンジュン監督長編デビュー作品。造船会社の人事で働いた経験を基に、職業上の義務と個人的感情の間で板挟みになる労働者の心理を深い視点で描き出した。主演を務めたチャン・ソンボム(ドラマ「秘密の森」「新兵」など人気作に多数出演)は第28回釜山国際映画祭「今年の俳優賞」を受賞。リアリティーを極限まで高めた俳優陣の演技が称賛された。従来の映画の多くは解雇される人々が会社と一戦交える物語でありそれは勝利の、逆転の、希望のドラマだ。しかし、現実はそんなに輝かしいものではない。本作はリストラを実行する人事部社員の視点から、労働者と会社の対立、その間に幾重にも重なる様々な悲劇と哀しみを映し出し、労働映画に新たな角度から迫る。理想と現実の間でもがきながら生きる、わたしたちの物語がそこにはある。
(上映時間:101分)
2026年
6月 27日~
7月 10日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
今日からぼくが村の映画館
©Casablanca Cine 2019
『ニュー・シネマ・パラダイス』『100人の子供たちが列車を待っている』『フェイブルマンズ』『エンドロールのつづき』など、映画の原体験をめぐる初期衝動と感動を描いた傑作群の流れを汲む本作。
“スペイン版アカデミー賞”と呼ばれるゴヤ賞のペルー代表に選出されるなど、国内で多くの賞を受賞。ペルー映画記者協会2022では、5つの賞を同時受賞し、これまでの記録の中で最も多くの賞を受賞したペルーの長編映画として歴史に刻まれた。
主人公シストゥを演じたビクトル・アクリオは、シストゥと同様に、本作が公開されるまで映画館に行ったことがなかった少年だった。撮影当初12歳だったビクトルは、ケチュア語で詩の朗読ができる少年として紹介され、主役に抜擢された。ママ・シモナ役のエルメリンダ・ルハン、映写技師役のベルナルド・ロサードと友人役のフアン・ウバルド・ウアマン以外の出演者は非職業俳優となっている。
本作には、ペルーの公用語のひとつであるケチュア語が使われている。ペルー国内では、8万人以上の観客を映画館に呼び込み、ケチュア語映画としては、ペルー映画史上最高の興行収入を記録し、ペルーで最も視聴されたケチュア映画となった。
少年シストゥが暗闇で初めて映画を目にしたときの好奇心と驚きに満ちた表情、村人たちに映画の魅力を伝える愛くるしい行動は、映画に限らず、誰もが好きなものと出会った頃の気持ちを呼び覚ます。そして少年が直面する別れ―――いつまでもあると思っていた場所や存在がなくなっても、想像すること、語ることをあきらめない主人公の“ある選択”があたたかな感動を誘う人生讃歌となっている。
(上映時間:88分)
2026年
6月 20日~
7月 3日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
オールド・オーク
市井の民を見つめ、彼らの生活と闘争を描き続けてきたイギリスの巨匠、ケン・ローチ監督。彼が自ら「最後の作品」と語っているのが第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『オールド・オーク』だ。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』に続く「イギリス北東部3部作」の最終章となる本作の舞台は、とある炭鉱の町で最後に残ったパブとして親しまれていた「オールド・オーク」。人々が集い、安らぎを見出す場所だったはずのパブは、シリア難民の受け入れにより、諍いの場に変貌してしまう。オーナーのTJはシリアから来た女性ヤラと出会い、友情を育む中で、困窮する町の人々とシリア難民のための食堂を開こうとするが…。
数々の名作を共に世に送り出してきた脚本家ポール・ラヴァティとのタッグによる、社会と人々への温かくもリアリズム溢れる眼差しが映し出すドラマは、深い感動を呼び、世界中で激賞されている。現実社会にも起こっている分断や争いと、違いを受け入れながら共存していくことへの希望についての考察を我々に促すだろう。
イギリス北東部、とある炭鉱の町で唯一のパブ、「オールド・オーク」。活気溢れる時代から30年の時を経て、今は厳しい状況に陥っているが、町に住む人々にとっては最後の砦となる止まり木のような存在だ。店主のTJ・バランタインは、試行錯誤しながらなんとかパブを維持しているが、町がシリア難民を受け入れ始めたことで、パブは居場所を争う諍いの場になってしまう。先行きを危ぶむTJだったが、カメラを持ったシリアの女性ヤラと出会い、思いがけない友情を育むことになる。果たして、彼らは、互いを理解する方法を見つけられるのだろうかー?
(上映時間:113分)
2026年
6月 20日~
6月 26日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ロングホットサマーバケーション
©JORIKAI/SPOTTED PRODUCTIONS
初日舞台挨拶
6月 20日 15:20の回上映後
ゲスト 坂巻 有紗さん(フォルテ役)
佐久間 祥朗さん(クリシェ役) 湊 ゆずさん(押し売りの少女役) 小野 峻志監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
高校三年生の亀子と姉の月代が住む「日ノ本家」にある日とつぜん、不法移民のラルゴ人姉妹、フォルテとヴォーチェが上がり込んできたからサァ大変!さらに謎の男・クレシェや押売りの少女まで入り乱れて、亀子の家は大騒ぎ!
(上映時間:53分)
2026年
6月 20日~
6月 26日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
映画 冬のソナタ 日本特別版
©2025. KBS. All rights reserved
日本中が涙で包まれ、“冬ソナ”という言葉だけで心が震えたあの時。誰もが口ずさんだテーマ曲「最初から今まで」、雪景色の中で交わされた永遠の約束――すべてはここから始まり、韓国ドラマは日本文化の一部になった。
そして今、その伝説が
“日本だけのために”特別編集版として甦る。1400分のドラマを2時間へと大胆に再構成し、物語の核心であるチュンサンとユジンの“純愛のみ”を抽出した、濃密すぎる《究極の冬ソナ》。ユン・ソクホ監督も全工程に参加した決定版だ。
テレビでは決して再現できない大画面が映し出す澄んだ冬の光景、新たに編曲された映画館を震わせる音楽、そして、誰かと一緒に涙するというスクリーン体験。すべての日本のファンへ贈る、唯一の“冬ソナ”がここに。
高校時代、互いの初恋だったチュンサン(ペ・ヨンジュン)とユジン(チェ・ジウ)。
しかしチュンサンは不慮の事故で命を落としてしまう。
10年後。インテリア会社を経営するユジンの前に、チュンサンと瓜二つの男、ミニョン(ペ・ヨンジュン2役)が突然現れる。
動揺するユジン――。だが、亡き初恋を胸にしまい込んで生きてきた、彼女の凍りついていた“心”はその瞬間から再び動き始めるのだった……。
(上映時間:128分)
2026年
6月 6日~
6月 19日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
カミング・ホーム
© 2022 Apple Slice Productions LLC All Rights Reserved.
監督は『リトル・ミス・サンシャイン』(06)『ラビング 愛という名前のふたり』(16)等、数々のアカデミー賞ノミネート作品をプロデュースしたマーク・タートルトーブ。
79歳の主人公ミルトンを演じるのは、『シンドラーのリスト』(93)などで知られるアカデミー賞俳優、ベン・キングズレー。80代に突入した名優が、人生の終盤に訪れる希望と再生を円熟の演技で鮮やかに映し出す。
認知症の初期症状を娘に案じられながらも、受け入れられずに一人暮らしを続けるミルトン。 ある夜、庭に空からの不思議な飛行物体が墜落したことをきっかけに、
同年代の隣人サンディー、ジョイスを巻き込み、静かな日常は思いもよらぬ方向へと動き始める…。
米批評サイトRotten Tomatoesでは批評家スコア86%・観客スコア90%の高評価を獲得。
奇想天外な騒動の中で主人公たちが辿り着いた人生の意味とは—―。誰もが年老いた先に直面する不安や孤独をあたたかな優しさと感動で照らしだす、珠玉のヒューマンドラマが誕生した。
ペンシルベニア州西部の小さな町で暮らす79歳のミルトンは認知症の初期症状を娘に心配されながらも、受け入れられずに一人暮らしを続けていた。そんなある夜、庭に突如、空から正体不明の飛行物体が墜落し、彼の静かな日常は大きく揺らぎ始める。
周囲に訴えても相手にされない中、同年代の隣人サンディーとジョイスだけが共に飛行物体を目撃し3人は秘密を共有することに。それぞれの孤独を抱えていた彼らは忘れかけていた人生の喜びを取り戻し、やがて自らの"これからの人生"と向き合っていく----。
(上映時間:87分)
2026年
6月 13日~
6月 19日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
センチメンタル・バリュー
© 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA
ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE
CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE
2025年、第78回カンヌ国際映画祭で本映画祭最長19分間に及ぶ圧巻のスタンディングオベーションで会場を沸かせ、最大の熱狂を巻き起こし、堂々のグランプリ受賞。本年度アカデミー賞®フロントランナーとの呼び声も高い話題作がついに公開される。本作を手がけたのは、第94回アカデミー賞®で脚本賞・国際長編映画賞の2部門にノミネートされ、日本でも大ヒットを記録した『わたしは最悪。』のヨアキム・トリアー。同作で恋愛と人生の選択をリアルに、共感たっぷりに描いた監督が次なるテーマに選んだのは──愛憎入り混じる「親子」という名のしがらみ。
主演には再びレナーテ・レインスヴェを迎え、映画監督の父親役には名優ステラン・スカルスガルド、さらに本作の演技で脚光を浴びるインガ・イブスドッテル・リッレオースに加え、ハリウッドからエル・ファニングも参加。複雑かつ緊張感に満ちた人間模様を浮かび上がらせる。
あまりに不器用でこじれた父娘に共感し、たどり着く結末に世界が唸った家族ドラマの到達点。きっとあなたの“代えがたい”1本になる。
オスロで俳優として活躍するノーラと、家庭を選び息子と夫と穏やかに暮らす妹アグネス。そこへ幼い頃に家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督の父・グスタヴが現れる。自身15年ぶりの復帰作となる新作映画の主演をノーラに依頼するためだった。怒りと失望をいまだ抱えるノーラは、その申し出をきっぱりと拒絶する。ほどなくして、代役にはアメリカの人気若手スター、レイチェルが抜擢。さらに撮影場所がかつて家族で暮らしていた思い出の実家であることを知り、ノーラの心に再び抑えきれない感情が芽生えていく──。
(上映時間:133分)
2026年
6月 6日~
6月 19日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
1975年のケルン・コンサート
世界的ジャズピアニストのキース・ジャレットが1975年1月24日にドイツのケルン歌劇場で行ったコンサートの開催までの舞台裏を、当時18歳だった女性プロモーターを主人公に描いた音楽青春映画。
ドイツ・ケルンに住む音楽好きの高校生ヴェラ・ブランデスは、厳格な父親への反抗心もあり、来独ミュージシャンのツアーをブッキングするアルバイトを始める。持ち前のバイタリティを発揮して仕事が軌道に乗り始めた頃、ベルリンのジャズ・フェスティバルに出向いた彼女は、アメリカの天才ピアニスト、キース・ジャレットの演奏に衝撃を受ける。キースのケルン公演を実現させようと決意した彼女は、幾多の困難を乗り越えてコンサート開催に漕ぎつけるが、当日、キースの希望していたピアノとは異なる種類のピアノが用意されるというトラブルが発生する。開演時間が迫る中、キースは演奏を拒否し、コンサート開催が危ぶまれるが……。
ライブアルバムの名盤「ケルン・コンサート」としても知られる伝説的なコンサートが、開催中止寸前のトラブルに見舞われるも、弱冠18歳の女性プロモーターの機転と行動力で実現したという、知る人ぞ知る実話を史実に基づき映画化。ドイツの新鋭マラ・エムデがヴェラ役を演じ、キース・ジャレット役を「ファースト・カウ」「パスト
ライブス 再会」などで知られるジョン・マガロが演じた。
(上映時間:116分)
2026年
6月 6日~
6月 12日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ジェイコブス・ラダー4Kレストア
今では破格のカルトムービーと認められているが、正当な評価が定着するのには時間が掛かった『ジェイコブス・ラダー』。監督は『ナインハーフ』や『危険な情事』などを手掛けたヒットメーカーとして 80
年代を駆け抜けたエイドリアン・ライン。難解だと皆が匙を投げていたブルース・ジョエル・ルービンの脚本を得て、ストーリーテラー&ヴィジュアリストとしての天才性を発揮した。主演は、撮影時 31
歳のティム・ロビンス。息子役を無垢な笑顔で演じるのは、なんと『ホーム・アローン』で大ブレイクの直前、撮影時 9 歳のマコーレー・カルキン。
ベトナム帰還兵のジェイコブは、今はニューヨークの郵便局に勤め、同僚の恋人ジェジーと暮らしている。しかし最近になって、ベトナム戦争中に敵の襲撃を受けた凄惨な体験が悪夢となって蘇り、さらに身の回りに奇妙な出来事が次々と起こり始める。ベトナム時代の戦友もまた同じような悪夢や幻覚に悩まされていることを知り原因を探るジェイコブだったが、そこには驚愕の事実が待ち受けていた……。
(上映時間:113分)
2026年
5月 30日~
6月 5日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
トニー滝谷4Kリマスター版
ご来場者さまプレゼント
ポストカード
※数量限定につき無くなり次第終了
※入場者お一人につき1部のお渡しとなります
村上春樹の短編小説「トニー滝谷」(文藝春秋刊「レキシントンの幽霊」所収)を、市川準監督がメガホンを取り、2005年に映画化した『トニー滝谷』。その静謐で美しい画作りが高く評価され、“伝説的な一本”として語り継がれてきた本作が、公開から21年の時を経て4Kリマスター化された。
本作は、『BU・SU』(87)、『つぐみ』(90)、『東京夜曲』(97)などを手がけた市川準監督が、長年にわたり愛読してきた村上春樹作品の中でも、映画化への思いを温め続けてきた短編小説「レキシントンの幽霊」所収の「トニー滝谷」を、念願かなって映像化した作品である。トニー滝谷という名の、孤独な人生を歩む男性を主人公に、愛する女性と巡り合えた幸福なひととき、そしてその後に訪れる喪失を、静かに描き出す。
イッセー尾形は、主人公・トニー滝谷と、彼の父である滝谷省三郎の一人二役を演じ、宮沢りえは、トニーの妻・A子と、妻の死後に彼の前に現れる女性・B子という二役を演じている。また、本編のナレーションは西島秀俊が担当。坂本龍一が手がけた音楽は、ピアノを基調とした密やかな旋律で、作品全体に漂う孤独感を繊細に表現している。空気に色がついているかのような独特の色調と、静謐で美しい画作りが絶賛された本作は、第57回ロカルノ国際映画祭にて、審査員特別賞、国際批評家連盟賞、ヤング審査員賞をトリプル受賞するなど、国内外で高い評価を獲得した。
4Kリマスター版の制作にあたっては、市川監督の信頼を受け、ポストプロダクション全般を任されていた撮影監督・広川泰士の指示のもと、白黒とカラーの間ある中間色を再現するためのグレーディング作業を重ね、唯一無二の透明感を湛えた映像世界が完成。また音響面では、本作を含め長年にわたり市川作品を支えてきた録音技師・橋本泰夫が、サウンドエディターの野村みきとともに、オリジナル音源をベースに、4K版に対応した音作りを施している。
併せて解禁されたポスタービジュアルは、2005年公開当時のアートディレクター・柿木原政広自身が新しく手掛けたもの。かつてA子の衣装部屋であった無機質な空間を舞台に、上部には横たわるトニー滝谷の孤独な姿、下部にはB子の姿を捉えた印象的な一枚となっている。静謐で張りつめた空気感が、4Kリマスターによっていっそう鮮明に浮かび上がる。
(上映時間:75分)
2026年
5月 30日~
6月 5日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ビッグ・リボウスキ
ご来場者さまプレゼント
海外版ポスタービジュアル A5サイズミニポスター
※画像はイメージです。
※お一人様1回のご鑑賞につき1点の配布。
※先着・数量限定のため、配布期間内でもなくなり次第終了となります。
※劇場により数に限りがあります、あらかじめご了承ください。
※特典は非売品になります。転売はご遠慮ください。
1991年のロサンゼルスを舞台に、同姓同名の富豪と間違えられたことから奇妙な誘拐騒動に巻き込まれていく中年男 “デュード”
の顛末を描く。その日暮らしの気ままな生活を送る無職の中年男、"デュード"ことジェフ・リボウスキ。ある晩、突如押しかけてきたチンピラ2人組に「女房の借金を返せ」と脅されるが、デュードは独身でまったく身に覚えがない。やがてそれが同姓同名の大富豪と間違えられていたためだと判明する。腹の虫が収まらないデュードは、ボウリング仲間のウォルターに「慰謝料を請求しろ」とそそのかされ大富豪リボウスキの邸宅に乗り込むが、あっさりと門前払い。数日後、富豪の妻バニーが誘拐され、デュードは思いがけず身代金の受け渡し役を依頼される──。
次々と現れる風変わりでクセのある登場人物たちと、予期せぬ方向へ転がっていく騒動の数々。奇妙な出来事が重なって物語がゆるやかに逸脱していくストーリーは、コーエン兄弟の真骨頂。どこか間の抜けた不条理な犯罪劇が人間の滑稽さを浮かび上がらせる、ユーモアに満ち溢れた傑作だ。
主演は “デュード”
ことジェフ・リボウスキを飄々と演じたジェフ・ブリッジス。共演にはベトナム戦争にこだわる短気な悪友ウォルター役のジョン・グッドマンをはじめ、スティーヴ・ブシェミ、デヴィッド・ハドルストン、ジュリアン・ムーア、フィリップ・シーモア・ホフマンといった個性派キャストが集結。コーエン兄弟作品ならではの、クセの強いキャラクターたちが織りなす珍妙で可笑しな人間模様が強烈な印象を残す。
(上映時間:117分)
2026年
5月 23日~
6月 5日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
今は昔、栄養映画館の旅
舞台挨拶
5月 30日 14:30の回上映後
ゲスト: 竹田正明監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
「今は昔、栄養映画館」は、映画館で映画の完成記念セレモニーの開始を待つ監督と助監督の掛け合いを描いた、竹内銃一郎の抱腹絶倒の傑作不条理劇。
2024年11月に全編を朗読劇として上演。その後再演を重ねる中、観劇に訪れた脚本家の荒井晴彦が「映画館で上演したら面白いのでは?」と着想し企画、2025年5月全国24の映画館を1台のワゴン車で巡る1ヶ月の旅公演が始まった。
記録映画『今は昔、栄養映画館の旅』は、座長柄本明と東京乾電池の劇団員たちによる、走って、語って、演じて、弱って、飲んで、食べて、笑った、熱気と狂気の1ヶ月に密着した、渾身のドキュメントである。
(上映時間:120分)
2026年
5月 23日~
5月 29日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
結局珈琲
舞台挨拶
5月 24日 15:40の回上映後
ゲスト: 日高七海さん、
瀬戸璃子さんほか
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
下北沢の街中で愛されてきた実在の喫茶店「こはぜ珈琲」の閉店·移転までの2ヶ月を描いたユーモラスでちょっと切ない、”終わりと始まり”の物語。喫茶店に1人の時間を求めて訪れる主人公·青木(藤原さくら)が常連客たちの他愛のない会話に耳を傾けながら感じる喫茶店の居心地の良さと時間の尊さ。こはぜ珈琲店長·谷川氏の「旧店舗を映画として残したい」という想いを受けた細井じゅん監督が、当たり前の日常が終わり、また新しい日常が始まるまでを喫茶店という場所とそこに集う人々を俯瞰して描いた逸品となっている。
本作の企画·脚本に賛同した藤原さくら、柄本時生らに加え、特別出演として磯村勇斗、岡田義徳ら豪華キャスト陣が集まり、実際のこはぜ珈琲の閉店間際から閉店後までの旧店舗と開店直前の新店舗で撮影が敢行された。
先行上映となった大阪アジアン映画祭、下北沢映画祭では全ての回がソールドアウトとなるなど注目を集め、遂に劇場での単独公開が決定する運びとなった。
下北沢で長らく愛されてきた喫茶店”こはぜ珈琲”は移転を控えながら店長(柄本時生)とベテランバイトの島田(日高七海)、新人バイトの須藤(瀬戸璃子)らの切り盛りでマイペースな日々を送っている。常連客の青木(藤原さくら)は仕事の休憩時間をここで一人で過ごすことがルーティーンになっている。武田(細井じゅん)と塚本(山脇辰哉)はいつも決まって同じ席に座り雑談をしている。その他、亀と同じくらいゆっくり珈琲を運ぶ常連·伊藤(東野良平)など、移転について噛み締めている常連たちを見ながら様々な想像を働かせる店員たち。片付いていく店内で生まれる様々な奇妙な関係性によって一人きりの青木の中で変わっていくものと変わらないものとは–––。
(上映時間:55分)
2026年
5月 23日~
5月 29日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
みらいのうた
ご来場者さまプレゼント
ポストカード2枚セット
※2枚中1枚はシークレット
※無くなり次第、配布終了
※入場者お一人につき1部のお渡しとなります
1990年代に「JAM」「バラ色の日々」などのヒットで一世を風靡し、独自のグラマラスな世界観と詩的な歌詞で、今も多くの音楽ファンを、魅了する不屈のロックバンドTHE YELLOW
MONKEY。そのボーカルとして、深く響く歌詞と圧倒的な存在感で世代を超えて愛されている吉井和哉。
彼のミュージシャンとしての人生は、URGH
POLICEのボーカルEROとの出会いから始まった。当時10代だった吉井は、ベーシストとして加入。しかし、音楽性の違いなどからいつしかバンドは自然消滅。その後、吉井はURGH
POLICEを通じて出会った仲間達とTHE YELLOW
MONKEYを結成。EROは静岡に残り、地元で働きながらカントリーミュージックに目覚め、それぞれの音楽の道を歩みながらも、二人は交流を続けていた。
しかし2021年、EROが脳梗塞で倒れ、音楽活動どころか仕事もできなくなってしまう。吉井は、療養中だったEROのために何かできることはないかと思い、「URGH
POLICE時代の曲を、また一緒にやらないか?」と40年ぶりのセッションの約束をし、その様子を追ったドキュメンタリーの撮影を開始した。しかし、撮影開始から数ヶ月後、吉井が喉頭がんになっていることが発覚する一。それでも吉井は、制作作業を続け、試行錯誤の中、ひたすらリハーサルの日々を過ごしていたが、ある決断をする。そしてついに、スタッフ、ファンの祈りが集まった、東京ドームライブの“復活の日”を迎える。更にライブを終え約3か月後
吉井は、EROとの約束を果たしに、静岡に帰郷する。URGH POLICE以来、40年ぶりのセッションへ準備を進めていくのだった。
(上映時間:137分)
2026年
5月 16日~
5月 22日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
愚か者の身分
© 2025 映画「愚か者の身分」製作委員会
北村匠海×林裕太×綾野剛。異なる世代のトップランナーが一堂に会し、魂の競演を繰り広げる世紀の一作が、ここに誕生した。社会問題となっている《闇ビジネス》から抜け出そうとする男たちを描いた映画『愚か者の身分』だ。
物語は、“一度入ると抜けられない”闇ビジネスの世界を舞台に、運命に翻弄されながらも生き抜こうともがき続ける若者3人の3日間の逃走劇を描く。とある犯罪組織の手先として戸籍売買を行うタクヤ(北村匠海)と弟分のマモル(林裕太)、タクヤをこの道に誘った兄貴分的存在であり、運び屋の梶谷(綾野剛)。彼らの拠点である新宿・歌舞伎町から大金が消えた事件をきっかけに、息もつかせぬギリギリの逃避行を3つの視点を巧みに交錯させてサスペンスフルに描写する。さらに、登場人物それぞれの揺れ動く心情に丁寧に寄り添い、互いを想う気持ちの深さに心揺さぶられる展開が待ち受ける。
第二回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤の同名小説を、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」などを手掛けるプロデューサー集団THE
SEVENが初の劇場作品として映画化。監督は、岩井俊二監督の助監督を長らく務め、人間ドラマを巧みに描くことに定評のある永田琴。そして、『ある男』(22)で第46回日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた名脚本家・向井康介が加わり、トリッキーで予測不能な逃亡サスペンスへと仕上がった。
「裏社会に身を落とした若者たちが、本当に信じたものとはー」
今、観る者の心に突き刺さる、ヒューマンドラマの幕が開く。
SNSで女性を装い、言葉巧みに身寄りのない男性たち相手に個人情報を引き出し、戸籍売買を日々行うタクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)。
彼らは劣悪な環境で育ち、気が付けば闇バイトを行う組織の手先になっていた。
闇ビジネスに手を染めているとはいえ、時にはバカ騒ぎもする二人は、ごく普通の若者であり、いつも一緒だった。
タクヤは、闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷(綾野剛)の手を借り、マモルと共にこの世界から抜け出そうとするが──。
(上映時間:130分)
2026年
5月 9日~
5月 22日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
森に聴くListen to the Forest
舞台挨拶
5月 16日 13:00の回上映後
ゲスト: 山上徹二郎監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
国土の割が森林という日本、私たちの身近にある森の真の姿を知る旅に出る
北海道・雄阿寒岳山麓、宮城県・鳴子、大分県・日田、熊本県・市房山、沖縄県・西表島。日本を代表する研究者らと各地を訪ね、私たち人類よりはるかに長い時を生き抜いてきた巨木の森に分け入り、その知性の神秘に迫るネイチャードキュメンタリー。人間の想像をこえた多種共存の森が私たちに語りかける世界とは
水俣シリーズ、『ぐるりのこと』、『見はらし世代』などこれまで数々の映画を生み出してきた映画プロデューサー・山上徹二郎が自らの人生を振り返りつつ初めて長編映画の監督に挑戦し、『明日をへぐる』などの人と自然のあり方をテーマにドキュメンタリーを作り続ける今井友樹と共に新たなテーマに挑む
悠久の時の流れの中、自然と人間はどう繋がり、これからどこへ向かうのか。
(上映時間:76分)
2026年
5月 9日~
5月 22日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
父と家族とわたしのこと
初日舞台挨拶
5月 9日 14:30の回上映後
ゲスト: 島田陽磨監督
聞き手: 渋谷哲也さん(日本大学教授)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
大阪市で喫茶店を営む藤岡美千代。 幼い頃、父から激しい虐待を受けて育った。
9歳の時にその父が自死したと聞き、思わず万歳してしまうほどだった。
だが成長後、彼女自身もまた、娘を虐待してしまうという苦悩を抱えることになる。
神奈川県でタクシー運転手をする市原和彦。
幼少期、父が母に浴びせた 「この淫売女が」という罵声は、今も消えない傷として胸に刻まれている。 40代で結婚するが、 妻に暴力を振るっていたことを死別した今も悔い続けている。
シングルマザーの佐藤ゆな (仮名)もまた、幼少期の虐待により
複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害) を抱え、 娘との向き合い方に迷い続けている。 新興宗教に傾倒した母からの過剰な支配は、今も彼女の心を締めつけている。
三人が抱える 「生きづらさ」は、 どこから来たのか。
取材を進めるなかで浮かび上がったのは、彼らの父や祖父が、いずれも戦争に従軍していたという共通点だった―。
近年、帰還兵の多くが深刻なPTSDを抱えていた事実が、ようやく明らかになりつつある。 癒やされなかった心の傷は、 DVや依存症という形で子や孫へと受け継がれることがあり、
肉親間の断絶を引き起こすこともある。
その連鎖を、いかにして断ち切ることができるのか。
(上映時間:127分)
2026年
5月 2日~
5月 15日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ブゴニア
『哀れなるものたち』で観客を魅了したヨルゴス・ランティモスが、再び誰も見たことのない痛快な傑作を生み出した!製作には、『ミッドサマー』のアリ・アスターと『パラサイト
半地下の家族』製作チームが名を連ね、この最強の布陣が、韓国の伝説的なカルト映画『地球を守れ!』(03)を、これ以上ないほど現代的なエンタメ作にパワーアップ。混沌とした時代を毒気たっぷりのユーモアで描き出す、まさに“今”こそ観たい一本が爆誕した。
物語の幕開けは、女性社長誘拐事件。被害者となるやり手のCEOを演じるのは、ランティモスとは5作目のタッグとなるオスカー俳優のエマ・ストーン。演技の限界を更新し続け、『ラ・ラ・ランド』『哀れなるものたち』でアカデミー賞🄬主演女優賞に2度輝き、誰もたどり着けない境地へと向かう最高峰の俳優だ。対する誘拐犯で陰謀論者のテディには、『シビル・ウォー
アメリカ最後の日』の「どの種類のアメリカ人だ?」で観るものを震撼させ、『憐れみの3章』でもゴールデングローブ賞にノミネートされたジェシー・プレモンス。テディの言いなりかと思いきや前代未聞の展開の鍵を握ることになる従弟のドンには、オーディションでランティモスに発見され、これが映画初出演となる新たな才能エイダン・デルビス。
人気絶頂のカリスマ経営者として脚光を浴びるミシェル
(エマ・ストーン)が誘拐された。犯人は、陰謀論に心酔するテディ(ジェシー・プレモンス)とドン(エイダン・デルビス)の2人組。ミシェルが地球を侵略しにきた宇宙人だと信じてやまない彼らの要求はただ一つ。「地球から手を引け」彼らの馬鹿げた要望を一蹴するミシェルだが、事態は思わぬ方向へと加速していき——。
(上映時間:118分)
2026年
5月 2日、
5月 6日、
5月 8日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
オリビアと雲
©Cine Chani / Historias de Bibi / Guasábara Cine
12人のアニメーション・アーティストが、1つのラブストーリーを描く。
多彩なスタイルのめくるめく映像・音楽・音響、うっとりするような変幻自在の想像力、アートギャラリーで1日中、映像と音を浴びたような没入感。
その後でふと気づく、愛の悦び、愛の怖さ、愛の切なさ。
世界の映画祭で多数の受賞に輝いたカリブ海の島国・ドミニカ共和国発のアニメーションおとぎ話。
オリビアとラモン。マウリシオとバルバラ。2組の男女を通じて描かれる愛の複雑さ。
オリビアは過去の恋に取り憑かれ、その思いをベッドの下に隠す。
マウリシオに拒絶されたバルバラは、空想的な物語を通して現実逃避する。
(上映時間:81分)
2026年
5月 2日~
5月 8日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
Ryuichi Sakamoto Trio Tour 2012
©WOWOW
世界的音楽家・坂本龍一。71歳で惜しまれつつこの世を去った彼は、ジャンルや形式に縛られず、幅広い表現を追求してきた。
1996年、坂本はピアノ、チェロ、ヴァイオリンというシンプルな構成でありながら、最良の音楽表現を可能にする“トリオ編成”でアルバム『1996』を発表。この世界ツアーは各国で激賞され、再演を望む声が絶えなかった。
そして2012年、日本で16年ぶりに、このトリオ編成が復活する。
坂本はアルバム『THREE』を制作し、日本と韓国を巡る全12公演のツアー『Trio Tour
2012』を開催。出演するのは、チェロのジャケス・モレレンバウム、ヴァイオリンのジュディ・カン。いずれも『THREE』と同じメンバーによる、見逃せないトリオである。
このツアーでは、YMOの名曲をはじめ、「Merry Christmas Mr. Lawrence」や「The Last
Emperor」といった代表作が惜しみなく披露される。そこに加えて、東日本大震災で大きな被害を受けた東北でも公演が行われた背景から、東北へのチャリティ曲「Kizuna
World」や、福島を舞台にした大河ドラマのメインテーマ曲「Yae no Sakura」など、日本に寄り添う楽曲も織り込まれている。
本作は、そのツアーの中でも緊張感と親密さが静かに共存する、東京・赤坂ACTシアターでの公演を完全収録。当時の空気を最大限に再現すべく、音響を劇場空間に合わせて丁寧に再構築している。すでに観たことがある方にも、新たな体験をもたらしてくれるだろう。
“三つの音”が織りなす唯一無二の世界を、どうぞご堪能ください。
(上映時間:105分)
2026年
5月 3日~
5月 5日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
カラオケ行こ!
©2024『カラオケ行こ!』製作委員会
『カラオケ行こ!』大感謝祭2026開催!絶唱応援上映(紅マサラ)&成田狂児大生誕祭
5月 5日(火・祝) 15:30の回
ご来場者さまプレゼント
キラキラビジュアルカード(全3種/日替わり配布)
※数量限定につき無くなり次第終了
※入場者お一人につき1部のお渡しとなります
合唱部部長の岡聡実(おかさとみ)はヤクザの成田狂児(なりたきょうじ)に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX
JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が・・・。聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?
(上映時間:107分)
2026年
4月 18日~
5月 1日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
山人(やまんど)-縄文の響きが木霊する-
©2025アグリシネマ
舞台挨拶
4月 18日 10:30の回上映後
ゲスト: 原村政樹監督
4月 25日 14:20の回上映後
ゲスト: 西沙耶香さん(前作『若者は山里をめざす』出演)、
鈴木敏夫プロデューサー
4月 26日 14:20の回上映後
ゲスト: 田中邦和さん(南古谷農園)、 原村政樹監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
主人公の菅家藤一さんは「山の恵みに生かされているのが人間だ」と言います。そん考えがどこから来るのか知りたいと、2022年から足掛け4年間、菅家藤一さんの狩猟採集に同行し、映像記録しました。その一部を前作「山里は持続可能な世界だった」のラストシーンで紹介しました。しかし、それは菅家さんのほんの一部でしかなく、伝えたいことは他にも沢山あり、撮影を継続して今回の映画を制作することにしたのです。それは驚きの連続でした。
山里に暮らす人達は山の恵に生かされつつも決して山の恵みを採りつくさない、と言います。その生き方の根底に潜むことに驚いたのです。それは単純に山の恵みを必要以上に採らない(獲らない)というだけでなく、山の動植物の生理・生態について豊富な知識があることでした。それはまるで生態学者であるかのように思えました。その知恵を菅家さんは両親や祖父母から受け継いできたのです。菅家さんは山ブドウの樹皮で籠などの編み組細工(生活雑貨)を作ります。その製法は縄文時代の作り方と変わらないと言われています。
ある時、「山ブドウに神を感じる」と菅家さんがつぶやきました。このつぶやきこそ、私が最も大切な感性、万物の霊長だと人間中心の考え方とは正反対の思想です。これこそ私が映画で最も伝えたかったことなのです。
(上映時間:74分)
2026年
4月 18日~
5月 1日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
蒸発
©2024 OSSA FILM, BR, MORI FILM
アフタートーク
4月 24日 14:10の回上映後
ゲスト:
渋谷哲也
さん(日本大学教授)
飯島千鶴
(川越スカラ座番組編成)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
日本では毎年、約8万人が失踪する。その多くはやがて帰宅するが、数千⼈は完全に姿を消してしまう。彼らは「蒸発者」と呼ばれる。理由は、⼈間関係のトラブル、借⾦、ヤクザからの脅迫など、さまざま。いわゆる「夜逃げ屋」の支援を受ける者もいる。すべてのしがらみを断ち、見知らぬ土地で、新しい生活を始める。深い喪失や挫折と、人生をゼロからやり直す希望が交差する。こうした「蒸発」という現象は、これまでも優れた文学や映画のモチーフになってきた。映画『蒸発』は、⽇本における蒸発の実態に迫ったドキュメンタリーだ。知られざる夜逃げ屋の仕事、そして失踪者と残された⼈々が抱える⼼の葛藤や、和解に至るまでの道のりを、没入感のある映像で描き出す。
本作は、ドイツ人映画作家アンドレアス・ハートマンと、ベルリンと東京を拠点に活動する映像作家・森あらたとのコラボレーションから生まれた。ドキュメンタリー映画祭の最高峰の一つ、コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭では連日超満員を記録し、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭では最優秀作品賞を受賞。さらに40以上もの国際映画祭で注目を集め、ドイツ国内50館以上のアートハウスで上映され「JOHATSU」という言葉を世界に知らしめた。その映画が、ついに撮影地である日本で劇場公開される。
(上映時間:86分)
2026年
4月 18日~
5月 1日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ナースコール
© 2025 Zodiac Pictures Ltd / MMC Zodiac GmbH
ライブ音声ガイド付き上映
4月 26日 10:30の回
ガイド: 声なびシネマわかばさん
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
人手不足の満床病棟で看護師に絶え間なく降りかかる激務と不測のトラブルを描き、スイスで大ヒットを記録した社会派ヒューマンドラマ。スイス出身の脚本家・映画監督ペトラ・フォルペがメガホンをとり、世界共通の差し迫った問題である病院の実態をリアルかつスリリングに映し出す。
州立病院で働く、献身的でプロ意識の高い看護師フロリア。この日は同僚が病欠しており、遅番シフトはいつも以上に忙しい。満床病棟で、看護学生の教育もしなければならない。そんな状況のなかでも、不安や孤独を抱える患者たちに誠実に接するフロリアだったが、とても手に負えない事態に陥っていき、やがて重大な試練に直面する。
「ありふれた教室」「セプテンバー5」のレオニー・ベネシュが主演を務めた。
(上映時間:92分)
2026年
4月 11日~
4月 17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
2つのゼロ年 新ドイツ零年
© BRAINSTORM 1991. Licensed through ECM Records GmbH
アフタートーク
4月 11日 14:50の回上映後
ゲスト:
渋谷哲也
さん(ドイツ映画研究/日本大学教授)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
アメリカ合衆国出身の歌手兼俳優エディ・コンスタンティーヌが、『アルファヴィル』(65)以来久々にゴダールと組
んだ作品。最晩年のコンスタンティーヌがここで演じるのは、自身の当たり役にして『アルファヴィル』でも演じた
FBI 捜査官(ゴダール映画では秘密諜報員)レミー・コーション役だ。本作の背景には、東欧革命からベルリンの壁
崩壊の流れのなかで生じた、1990 年 10 月 3 日の東西ドイツ「再統一」がある。原題では「ドイツ」の語に続いて
「90」が数字とアルファベットで綴られているのだが、これはゴダール流のごろ合わせで、「90(neuf zéro)」は「新
たな零」とも解釈できる。つまり、1990 年とは「新零」年でもあると解することができる。もちろんこれは、ロッセ
リーニの映画『ドイツ零年』(48)にもひっかけられた洒落で、第二次大戦終結直後にして東西分断直前のドイツと、
再統一後のドイツを重ねて、ともに同国にとっての始まり(過去の清算あるいは再生)でもあれば終わり(無あるい
は消滅)でもあるような零の年とする意図がうかがわれる。本作は、かつて西側「自由世界」の擁護者だった「最後
のスパイ」たるレミーが、長年潜伏していた旧東ドイツから、冷戦体制崩壊と軌を一にして徒歩で「西」へ向かいな
がらさまざまな象徴的人物と出会う姿を描いた一種のロードムーヴィーである。そこに、『ドイツ零年』からの抜粋
映像を含むさまざまな映画、音楽、絵画、文学、哲学をめぐる参照、実在の人物や現実の事件への言及等がぶつかり
合い、層をなすように重ね合わされつつ、ドイツの過去と現在をめぐる高密度に圧縮された思弁が展開されていく。
そして、老いた元スパイの彷徨がそのままドイツ史を経巡る旅=批評的エッセイとなることで、映画の主題である「孤
独」、個人のそれではなく国家や国民の孤独が浮かび上がる。
(上映時間:62分)
2026年
4月 11日~
4月 17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
2つのゼロ年 ドイツ零年
© Cinecittà Luce, CSC - Cineteca Nazionale, Cineteca di Bologna,
Coproduction
Office.
アフタートーク
4月 11日 14:50の回上映後
ゲスト:
渋谷哲也
さん(ドイツ映画研究/日本大学教授)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
すでに国際的な評価を確立していたロッセリーニが、第二次大戦でほぼ完全に破壊された連合軍占領下のベルリンを舞台に、ひとりの少年がたどる過酷な運命を仮借なく描き出した、『無防備都市』『戦火のかなた』とともに非公式の「戦争三部作」を形成する作品。ロッセリーニが同時代のドイツを主題と選んだ背景には、「同じ人間であるドイツ人が、どうしてこのような大惨事へと導かれてしまったのか?」との問いがあった。1946年、終戦直後のいまだ建物は破壊されたままで、いたるところ瓦礫の山だらけのベルリン。主人公は、12歳の少年エドムント。エドムントの家族が置かれた状況は非常に厳しいものだ。反ナチだった父親は病に臥せっており、働くことができない。元ドイツ国防軍兵士の兄カールハインツは、強制収容所行きを恐れて自宅に引きこもっているため、配給カードを入手することができない。姉エヴァは家計の一助となるべく、毎晩ダンスホールで連合軍兵士たちの相手をして稼ぐことで、己の名誉を汚す危険を冒している。エドムント自身も、家族を飢えさせないよう、必死に仕事にありつこうとする日々だった。そんなある日のこと、エドムントはいまだナチを信奉している元教師エニングとたまたま再会する。この男の「弱者は常に強者に滅ぼされる」との考え方が少年に感化を与え、深刻な事態が引き起こされる……。家族とともにサーカスで曲芸を披露していた当時11歳の少年エドムント・メシュケが主人公を演じるほか、端役を演じる人々は主にロッセリーニが路上で抜擢した非職業俳優である。公開時は賛否両論であったが、ロカルノ国際映画祭で金豹賞および最優秀オリジナル脚本賞を受賞。チャールズ・チャップリンは、本作を「これまでに観たなかで最も美しいイタリア映画」と呼んだ。現在、本作はいわゆるネオレアリズモ映画の最高傑作の一つとみなされている。
(上映時間:74分)
2026年
4月 4日~
4月 17日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
栄光のバックホーム
©2025「栄光のバックホーム」製作委員会.
横田慎太郎。2013年のドラフト会議で阪神タイガースに 2位指名され、背番号
24を背負う若きホープとして将来を期待されるも、21歳で脳腫瘍を発症。引退を余儀なくされた彼が最後の試合で魅せた“ラストプレー”は、野球ファンのみならず、多くの人々の心に深く刻み込まれた。
その一球に込められたドラマを描いた横田選手の自著「奇跡のバックホーム」と、彼が 2023 年に
28歳でその生涯を閉じるまで、家族と共に闘い続けた人生の軌跡を描いたノンフィクション「栄光のバックホーム」が、製作総指揮を見城徹と依田巽、『20歳のソウル』の秋山純が企画・監督・プロデュース、中井由梨子が脚本を務め、[幻冬舎フィルム第一回作品]となる『栄光のバックホーム』として映画化。
本作では、慎太郎の野球選手としての雄姿と、引退後の家族や仲間、恋人との知られざる軌跡が描かれる。主人公の慎太郎を演じるのは新人の松谷鷹也。亡くなる直前の慎太郎の元へ毎日通い、本人から譲り受けたグラブで“奇跡のバックホーム”を完全再現。W
主演として母・まなみさんを演じるのは名優、鈴木京香。揺らがない息子への愛を体現する。そして、日本屈指の演技派俳優陣が物語を彩る。主題歌は慎太郎の心の支えで現役時代の登場曲だった、ゆずの「栄光の架橋」。阪神が
18年ぶりのリーグ優勝を決めた2023年 9月、甲子園球場で 4万人の観客が慎太郎に向けて大合唱した不朽の名曲だ。
野球と、家族と、人を愛し続けた彼の生き様は、きっと私たちに前へと進む勇気を与えてくれるだろう—。
(上映時間:135分)
2026年
4月 4日~
4月 10日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版
©TBS
令和の日本とは思えないほど厳しく、不便な生活。
時に死にでくわす生活。だからこそ自由なのだ。
「自分にとって最後の逃げ場が山しかないなと思って…」ある小屋番の言葉だ。都会に疲れて山の仕事を選んだ。山小屋を営むもの、小屋番。このドキュメンタリーでは、「コヤガタケ」と呼ばれるほどに山小屋が多い八ヶ岳を、山岳写真家菊池哲男と巡る。コンビニもない、車もない、自然と向きあう小屋番の日常は「過酷」だ。それでもその「過酷」を選ぶ理由が山にあるという。丁寧に紡がれた美しい自然と人の姿と彼らの言葉は、忙しい現代社会に生きる私たちに優しく響く。
(上映時間:85分)
2026年
3月 28日~
4月 10日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
佐藤忠男、映画の旅
©GROUP GENDAI FILMS CO., LTD.
舞台挨拶/サイン会あり
4月 4日 10:30の回上映後
ゲスト:
寺崎みずほ
監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
日本を代表する映画評論家、佐藤忠男。独学で映画評論の道を拓き、60年にわたる批評人生で日本映画史を体系化した功績、そして後年、ライフワークとしてアジア映画を発掘し、日本に先駆的に紹介した功績から、日本におけるアジア映画研究の第一人者として知られる。アジアとの映画交流や後進の育成にも尽力し、韓国、フランス、モンゴル、ベトナムなどから勲章を授与した唯一無二の存在である。庶民の目線から多岐に論じ、150冊を超す著作を有する映画評論の巨人をアジアへと突き動かすものは果たして何だったのか?2022年に91歳で逝去した佐藤忠男が映画を通して夢見た世界を探る。
佐藤が学長を務めた日本映画学校(現日本映画大学)で教え子であった寺崎みずほが、カメラを手に2019年より密着。少年期の戦争経験、映画を通して受けたカルチャーショック、映画への憧れ、映画人生の長い道のりをともに歩いた最愛の妻・久子との出会い。そして1万本を優に超す映画を鑑賞した彼が「『東京物語』と比肩するくらい世界で一番好きな映画」と言い残した1本のインド映画『魔法使いのおじいさん』への想い……韓国映画界の巨匠イム・グォンテク監督や韓国ニューウェーブを代表するイ・ジャンホ監督をはじめ、親交のあったアジアの映画関係者の証言から人物像を紐解くとともに、佐藤の“たからもの”を探しに、韓国、そして南インドのケーララ州へと旅に出た。生涯、一途に映画を愛し続けた映画の伝道師が私たちに残したメッセージとは? 日本で初めて、ひとりの映画評論家に迫ったドキュメンタリーが誕生した。
(上映時間:98分)
2026年
3月 21日~
4月 3日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
キス・ザ・フューチャー
© 2023 FIFTH SEASON, LLC. ALL RIGHTS RESERVED © 2023 FIFTH SEASON,
LLC.
ALL RIGHTS RESERVED ©Bill Carter © 2023 FIFTH SEASON, LLC. ALL RIGHTS RESERVED ©Vesna
Andree
Zaimovic © 2023 FIFTH SEASON, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
「過去を忘れて、未来にキスを、サラエボ万歳!」。U2が1997年9月23日、4万5千人を前にサラエボで行ったライブは、今も語り継がれている。かつてサラエボの人々は民族・宗教に関係なく共存していたが、紛争は人々を引き裂いていた。このライブは、そんな人々を音楽の力で再び一つにするものだった。本作は、U2がボスニア紛争終結後にサラエボでライブをする約束を果たすまでを追ったベン・アフレックとマット・デイモンがプロデュースしたドキュメンタリーだ。
銃弾が飛び交う危険なボスニア紛争中、若者たちは解放を求め夜な夜な地下で行われていたパンクロックライブに熱狂していた。そんな彼らにとって世界的アーティストで戦争や人権など社会的なメッセージを発信していたU2は憧れの存在だった。ある日、アメリカの援助活動家のビル・カーターはU2をサラエボに招くことを思いつく。U2はサラエボ行きを決意するが、安全面の観点から断念。であればと、ビルは衛星中継で戦火のサラエボからの様子をU2のZOO
TVツアーに届けることに成功する。そして約束通り、戦後しばらくしてU2がボスニアで行った平和と民族の融和のためのライブは、人々に強烈な印象を残すことになる。世界各地で戦争が絶えない今、U2のメッセージは時代を超えて私たちの心を震わせる。
(上映時間:103分)
2026年
3月 21日~
4月 3日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
黒川の女たち
©テレビ朝日
戦時下の満洲で黒川開拓団の女性たちに起きた「接待」という名の性暴力の実態に迫ったドキュメンタリー。
1930~40年代に日本政府の国策のもと実施された満蒙開拓により、日本各地から中国・満洲の地に渡った満蒙開拓団。日本の敗戦が濃厚になるなか、1945年8月にソ連軍が満洲に侵攻し、開拓団の人々は過酷な状況に追い込まれた。岐阜県から渡った黒川開拓団の人々は生きて日本に帰るため、数えで18歳以上の15人の女性を性の相手として差し出すことで、敵であるソ連軍に助けを求めた。帰国後、女性たちを待ち受けていたのは差別と偏見の目だった。心身ともに傷を負った彼女たちの声はかき消され、この事実は長年にわたり伏せられることになる。しかし戦争から約70年が経った2013年、黒川の女性たちは手を携え、幾重にも重なる加害の事実を公の場で語りはじめた。
そんな女性たちのオーラルストーリーを、「ハマのドン」の松原文枝監督が丁寧に紡ぎ出す。俳優の大竹しのぶが語りを担当。
(上映時間:99分)
2026年
3月 14日~
3月 27日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
スペルマゲドン精なる大冒険
ご来場者さまプレゼント
ロゴステッカー
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布。
※先着・数量限定のため、配布期間内でもなくなり次第終了となります。
前代未聞の精子の生き残りレースを描いた『スペルマゲドン
精なる大冒険』は、シッチェス・カタロニア国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭など、世界の名だたる映画祭に正式出品され、アニメーションの頂点「2024年アヌシー国際アニメーション映画祭」でも、その大胆すぎるコンセプトで世界中をザワつかせた話題作。本国ノルウェーではハリウッド超大作規模で公開し、2週連続で堂々の第1位の大ヒットを記録した。台湾や香港でも公開直後から10代を中心に熱狂的な反響が広がり、連日満席回をたたき出す社会現象へ―。監督は、『バイオレント・ナイト』(2022/主演:デヴィッド・ハーバー)で知られる鬼才トミー・ウィルコラと、ノルウェーを代表するアニメーション監督ラスムス・A・シーヴァートセンという最強タッグ。この冬、思春期のエネルギーが映画館で弾け飛ぶ!
まさに今世界で、もっとも熱くて、おバカで、クセになる“インナーワールド・アドベンチャー”が誕生!
思春期真っ只中の少年・イェンス。友達たちと遊びに出かけた彼は、気になる女の子・リサとの“初めてのチョメチョメ”を迎えることに─!?
一方その瞬間、イェンスの“精子たちの王国”では、<スペルマゲドン警報>が発令され、とんでもない騒ぎが巻き起こっていた!
外の世界へ飛び出すことだけを夢見て悶々と暮らしてきた10億もの精子たちが一斉に大パニックに!
ちょっぴり頼りない精子・シメンと、勝気でまっすぐなカミラはついに訪れた“発射”の瞬間を迎えるべく、最小にして最大の命がけの大冒険へと駆け出す!! 旅の途中で待ち受けるのは、裏切りあり! 挫折あり!
涙あり!
…友情あり!? しかし、ふたりはやがて“とんでもない事実”に直面するのだった……。
(上映時間:80分)
2026年
3月 14日~
3月 20日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
椰子の高さ
©D·UNION FILM INC. 2024
初日舞台挨拶
3月 14日 14:50の回上映後
ゲスト:
杜杰(ドゥ・ジエ)
監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
累計興行収入2,000億円超を記録した『唐人街探偵』シリーズで撮影監督を務めた、中国の映像作家ドゥ・ジエ。
2020年、創作の自由を求めて日本へ移住し、本作で長編監督デビューを果たす。
監督・脚本・撮影・美術・編集のすべてを自ら手がけ、異国の地で自身の感性を真摯に投影した。アーティストとして“自由な表現”に挑んだドゥ・ジエ監督の意欲作である。
全編日本語・日本人キャストで紡がれ、「新移民」としてのまなざしで、日本の“日常に潜む死生観”が静かに映し出される。
主演・菅元を務めるのは、『くまをまつ』(25)、『あるいは、ユートピア』(24)、『すべての夜を思いだす』(24)など、近年の良質なインディーズ映画に欠かせない存在となった大場みなみ。
菅元が旅の途中で出会う、恋人を亡くした男・持田を、『Cloud クラウド』(24)、『ラストホール』(24) などで日本映画界で確実に存在感を増している田中爽一郎が演じる。
釜山国際映画祭、東京フィルメックス、そしてニューヨーク近代美術館(MoMA)とリンカーン・センター(Filmlinc)が共催する「New Directors / New Films
Festival」など、国際的な映画祭に選出され、欧米の批評家からも高い評価を受けた注目作。
撮影監督として中国の大作映画でキャリアを築いたドゥ・ジエが、豊かな映像美と、異国の地から見つめる独自の視点で描く「新しい日本の物語」。
(上映時間:99分)
2026年
3月 14日~
3月 20日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
こんな事があった
©松井良彦/ Yoshihiko Matsui
舞台は、東日本大震災から10年後の福島。原発事故で離ればなれになった家族と、青春を奪われた青年たちの姿をまざまざと映し出す。監督・脚本は、79年のデビューから監督作は5本と寡作ながらも、代表作『追悼のざわめき』(88年)など日本のみならず世界中の映画ファンから支持されている松井良彦。震災から1年後に訪れた福島の惨状を目の当たりにし、映画制作を決意。自らの足で何度も福島を訪れ、多くの取材とリサーチを重ね、オリジナルストーリーを書き上げた。構想から13年、美しいモノクロームの世界の中に、社会への痛烈な怒りと切実な祈りを込め、観るものの心を揺さぶる魂の映画が今解き放たれる。
主人公のアキラを演じるのは、是枝裕和監督『奇跡』(11年)で映画デビューにして初主演を飾り、以降、映画やドラマ、舞台を中心に俳優として着々とキャリアを積む前田旺志郎。アキラの友人・真一役には、18年に俳優デビュー後、篠原哲雄監督『ハピネス』(24年)で映画初主演を果たし、映画やドラマ、CMなど活躍の場を広げる窪塚愛流。期待の若手俳優2人の共演によって、行き場のない怒りを抱えた青年たちの感情がリアルに浮かび上がる。さらに、家族の再生に苦心する真一の父親・篤人役には、今の日本映像界を牽引する俳優、井浦新。さらに、柏原収史、波岡一喜、近藤芳正ら実力派俳優が集結。傷痕が深く残る福島の地で、それぞれの立場で苦しみもがく市井の人々の姿を露わにしている。
(上映時間:130分)
2026年
3月 7日~
3月 13日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
サターン・ボウリング
亡き父の遺産であるボウリング場の管理を、疎遠だった弟に委ねた警察官。彼らは知らなかった。自分たちが父から内なる凶暴性も受け継いでいたことに。やがて兄弟の周囲で若い女性をターゲットにした連続殺人事件が起こり始める——。
有害な男性性の継承から芽生えた悪に焦点を当てた衝撃作が誕生。父親により取り返しのつかない傷を負わされてしまった異母兄弟が主人公の『サターン・ボウリング』は、家族のトラウマやネグレクトが人にどれほど負の影響を与え、脱却が困難な不幸のスパイラルを形成するかを、示唆に富んだ語り口で体現した現代の寓話である。
メガホンをとったパトリシア・マズィ監督は、ニコラス・レイやパク・チャヌク、大島渚などの名匠にオマージュを捧げながら、鋭い洞察力で今の社会を蝕む悪意と暴力性を浮き彫りにした。衝撃的な暴力描写が議論を呼びながらも、第75回ロカルノ映画祭で金獅子賞にノミネートされたほか、フランスの映画批評誌カイエ・デュ・シネマで2022年TOP10の第6位に選出されるなど各方面から絶賛されている。
主人公のギヨームを演じるのは、『ガール』(2018)や『彼女のいない部屋』(2021)での名演が注目を集めたアリエ・ワルトアルテ。弟との確執と糸口の掴めない連続殺人事件で焦燥していく警察官にみごとな説得力を宿している。『ポール・サンチェスが戻って来た!』(2018)に続きマズィ監督作に出演するアシル・レジアニはギヨームの弟アルマンを演じ、暴力に溺れていく男の姿を圧巻の迫力で具現化。本作での演技は高く評価され、2023年の国際シネフィル協会賞では最優秀助演男優賞を受賞した。また『落下の解剖学』(2023)を担当した撮影監督シモン・ボーフィスが、作品に重厚感を漂わせる冷徹で美しい映像を手掛けている。
独自の視点と力強い表現により、フランス映画界で独自の位置を築いているパトリシア・マズィの長編5作目となる本作だが、彼女の作品が日本で全国公開されるのは今回が初。マズィはアメリカ滞在中に出会ったアニエス・ヴァルダの指導のもと短編映画製作を始め、ヴァルダの最高傑作と名高い『冬の旅』(1985)の編集を担当した。その特徴としては『走り来る男』(1989)で長編映画デビューを果たして以降、感情豊かで力強い女性像を作品で打ち出してきたということ。アメリカの巨匠、ジョン・フォードとジョン・カーペンターを敬愛するマズィは、これまでも独特なロケーションを舞台に、様々なジャンルを介して階級闘争や自然・動物と人間の繋がり、人生の不測性に光を当ててきた。『サターン・ボウリング』はその作家性を存分に発揮してつくられた社会を穿つ新時代のフレンチ・フィルム・ノワールだ。日本はこの映画でパトリシア・マズィ監督を発見することとなる。
(上映時間:114分)
2026年
2月 28日~
3月 13日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
落下の王国4Kデジタルリマスター
※配布は終了しました。ありがとうございました。
ご来場者さまプレゼント
『落下の王国』復刻版 B5 チラシ
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布。
※先着・数量限定のため、配布期間内でもなくなり次第終了となります。
※まれに傷や汚れがあるものがございますが、返品・交換はお受けできません。ご了承ください。
※特典は非売品になります。転売はご遠慮ください。
2008年の日本公開以来、配信されることなく“幻”とされ続けてきたカルト的ファンタジー『落下の王国』。『ザ・セル』で鮮烈なビジュアル世界を築き、世界に衝撃を与えた“映像の魔術師”ターセム監督が、構想26年、撮影期間4年の歳月をかけて完成させた一級美術品が、ついに圧巻の4Kデジタルリマスターで蘇る。この度、オリジナルの劇場公開版でカットされたシーンが新たに追加され、より濃密な没入体験を実現。CGに頼らず、13の世界遺産、24ヵ国以上のロケーションを巡って撮影された息を吞む“本物”の映像が描き出す、まるで万華鏡を覗くような世界観は、観る者の心を奪い、深く焼きつける。
アメリカが誇る二大巨匠デヴィッド・フィンチャー、スパイク・ジョーンズが、盟友ターセムが私財を投入して挑んだ壮大な自主製作映画の渾身の一作である本作の製作を強力サポート。フランシス・F・コッポラ監督作『ドラキュラ』でアカデミー賞Ⓡ衣装デザイン賞を受賞し、チャン・イーモウ演出の2008年北京オリンピック開会式のコスチュームも担当した、日本が誇る世界的クリエーター、故・石岡瑛子が衣装を手掛け、煌びやかにして未知なる視覚領域を拡張した、独自の美術世界を創出。
世界中のアートやファッション、音楽、建築、民族文化のエッセンスを横断しながら、17年経った今もカルチャーとしての価値を放ち続けるタイムレスな傑作が再びスクリーンに降り立つ。
─手のひらの上では味わえない、あなたの感性を揺さぶる“本物の体験”を。
(上映時間:120分)
2026年
3月 7日~
3月 13日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ユージュアル・サスペクツ
TM & ©2003 by Paramount Pictures Corporation. All Rigts Reserved.
ご来場者さまプレゼント
海外版ポスタービジュアル A5サイズミニポスター
※先着順でプレゼント。数量限定のため配布期間内でもなくなり次第終了。
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布。
カリフォルニアの埠頭で麻薬密輸船が爆破されて27人が死亡し、現金9100万ドルが消える事件が発生した。その6週間前、5人の“常連容疑者”(ユージュアル・サスペクツ)が釈放されていた。結託した彼らは宝石強盗を実行したのち、宝石を売り払うためカリフォルニアに向かうが……。
初見の鑑賞者の度肝を抜き、再鑑賞者を唸らせる緻密なシナリオ。伝説的な結末は「カイザー・ソゼ」という謎の人物名とともに語り継がれ、『ユージュアル・サスペクツ』の評価を不動のものとしている。
監督は本作にて高く評価され、のちに『X-メン』を手がけるブライアン・シンガー。脚本は、現在では『ミッション:インポッシブル』シリーズ4作の監督 兼 脚本・演出、また『トップガン
マーヴェリック』の脚本で知られるクリストファー・マッカリー。第68回アカデミー賞®ではケビン・スペイシーが助演男優賞、クリストファー・マッカリーが脚本賞を受賞し、記憶にも、映画史にも残る一本となっている。
(上映時間:105分)
2026年
2月 28日~
3月 6日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
代々木ジョニーの憂鬱な放課後
©2025「代々⽊ジョニーの憂鬱な放課後」製作委員会
ライブ音声ガイド付き上映
2月 28日 14:45の回
ガイド: 檀 鼓太郎さん(バリアフリー活弁士)
※音声ガイドご利用の方は、FMラジオとイヤホンをお持ちください。
※ガイド不要な方も、通常と同じくご覧いただけます。
※盲導犬のご入場もできます。
舞台挨拶
3月 1日 14:45の回上映後
ゲスト:
松田実桜
さん(熱子ちゃん役)
西尾希美
さん(名波役)
吉井しえる
さん(デコ役)
直井卓俊
さん(企画 P)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
『違う惑星の変な恋人』が東京国際映画祭・アジアの未来部門に選出&高崎映画祭で最優秀新進俳優賞(莉子)を受賞した木村聡志監督が、10代のフレッシュなキャスト陣を迎えて作り上げた、兎にも角にも一筋縄ではいかない厄介系青春群像劇。主人公・代々木ジョニー役に抜擢されたのはSKY-HI率いるBMSGのオーディション企画「THE
LAST
PIECE」などで大きな注目を集める超新星・日穏(KANON)。少しずつ変化していく日常、出会いと別れを経て、大人になっていく青年を初演技とは思えない「絶妙さ」で快演している。ジョニーを取り巻く一癖も二癖もあるキャラクターをミスマガジン2023受賞者の6名(今森茉耶・松田実桜・西尾希美・一ノ瀬瑠菜・加藤綾乃・吉井しえる)やメンズノンノの専属モデルの高橋璃央らフレッシュな面々が生き生きと演じる。また、脇を固めるキャスト陣に瑚々、根矢涼香、前田旺志郎、安藤聖、マキタスポーツのほか、過去の監督作品のキャラクターも登場するのが恒例の木村聡志監督ワールド。今回は平井亜門(from『階段の先には踊り場がある』『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』)、綱啓永(from『違う惑星の変な恋人』)・中島歩(from『違う惑星の変な恋人』『このハンバーガー、ピクルス忘れてる。』)ら豪華キャストがゲスト出演!映画に変な花を添えている。
ちょっと天然で生真面目な高校生男子・代々木ジョニー(日穏)は、今カノ・熱子ちゃん(松田実桜)を怒らせてしまったり、スカッシュ部のクセ強メンバー・バタコさん(加藤綾乃)、神父さん(髙橋璃央)たちと部室で無駄話をしたり、引きこもり生活中の幼なじみ・神楽(一ノ瀬瑠菜)に会いに行ったり、マイペースな放課後を過ごしていた。しかし、スカッシュ部の熱血新人部員デコ(吉井しえる)の入部により突如スカッシュ部の活動が本格化したり、バイト先で出会った何やらワケあり女子の出雲さん(今森茉耶)と惹かれ合ったりするうちに、恋愛・友情・部活と少しずつジョニーの日常や周辺の事情が変化していく。そんな中、スカッシュ部の団体戦の日が近づいて来て…。
(上映時間:108分)
2026年
2月 28日~
3月 6日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
パンダのすごい世界
中国四川省、北京、香港で暮らすパンダに密着し、誕生から育成、野生復帰の訓練、国際的な文化交流、老後の生活など、知られざるパンダの一生に迫ったドキュメンタリー。
大自然に囲まれたジャイアントパンダ保護研究センターで野生生活に取り組むシエンシエンと子供たち。
双子のシアオルーとシアオジアン。
パンダ界のトップスターで世界一の人気を誇るファーファーなど、個性あふれる可愛らしいパンダを美しい映像で記録。
2023年まで上野動物園で過ごした人気パンダのシャンシャンもチラリと登場。
絶滅の危機から脱しつつあるパンダと人間が共に生きる姿も感動的に描く。
2024年に中国のTVで放送されたパンダのドキュメンタリー番組が大反響となり、SNS総再生回数11億回超えを記録するなど話題沸騰。
それを基に映画化が行われ、中国最大の映画賞である第38回金鶏賞では最優秀ドキュメンタリー映画/教育映画賞にノミネートを果たした話題のパンダ・ムービー。
2026年1月には上野動物園のシャオシャオとレイレイが中国へ返還となる。
日本からパンダがいなくなる日が近い今、本作は人間とパンダとの関係を見つめていく。
(上映時間:84分)
2026年
2月 21日~
2月 27日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
モンテ・クリスト伯
©2024 CHAPTER 2 – PATHE FILMS – M6 - Photographe Jérôme
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©2024 CHAPTER 2 – PATHE FILMS – M6 FILMS – FARGO FILMS
文豪アレクサンドル・デュマが執筆した「巌窟王」の名でもしられる傑作小説が、新たに映画化。
“復讐劇の金字塔”とも称されるドラマチックな展開は、ロマンス、サスペンス、アクションの枠を超え、激しい情念が渦巻く“究極の人間ドラマ”として、現代の私たちの心をも揺さぶる。
実力派スターのピエール・ニネ(『イヴ・サンローラン』)が、驚きの変装術や冷酷な計画を駆使する数奇な運命を背負った男を、優雅かつ繊細に演じきった。セザール賞を受賞した美術と衣装が織りなす映像美は、スクリーンを煌びやかに彩る。
第77回カンヌ国際映画祭では11分間のスタンディングオベーションを獲得し、フランス国内で940万人を動員した話題作が、ついに日本公開!
将来を約束された若き航海士ダンテスは、ある策略によって、無実の罪で投獄され、次第に生きる気力を失っていく。絶望の中、脱獄を企てる老司祭との出会いにより、やがて希望を取り戻していった。司祭から学問と教養を授かり、さらにテンプル騎士団の隠し財宝の存在を打ち明けられる。囚われの身となって14年後・・・奇跡的に脱獄を果たしたダンテスは、莫大な財宝を手に入れ、謎に包まれた大富豪“モンテ・クリスト伯”としてパリ社交界に姿を現す。そして、自らの人生を奪った三人の男たちに巧妙に近づいていく──。
(上映時間:178分)
2026年
2月 21日~
2月 27日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ヤンヤン 夏の想い出4Kレストア版
エドワード・ヤン監督の集大成にして遺作、第53回カンヌ映画祭監督賞受賞作品が四半世紀の時を経て、2025年 第78回カンヌ映画祭にて、4Kレストア版で甦る。
小学生のヤンヤンは、コンピュータ会社を経営する父NJ、そして母、姉、祖母と共に台北の高級マンションで幸せを絵に描いたような暮らしをしていた。だが母の弟の結婚式を境に、一家の歯車は狂いはじめる。祖母は脳卒中で入院。NJは初恋の人にバッタリ再会して心揺らぎ、母は新興宗教に走る……。そしてNJは、行き詰まった会社の経営を立て直すべく、天才的ゲーム・デザイナー太田と契約するため日本へと旅立つのだが…。
(上映時間:173分)
2026年
2月 14日~
2月 20日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
ファーゴ 4K
FARGO © 1996 Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.
ご来場者さまプレゼント
海外版ポスタービジュアル A5サイズミニポスター
※先着順でプレゼント。数量限定のため配布期間内でもなくなり次第終了。
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布。
「Filmarks 90’s」第14弾となる『ファーゴ
4K』は鬼才・コーエン兄弟によるブラックユーモアが散りばめられたクライム・サスペンス。雪に覆われたアメリカ北部の町で、自動車ディーラーのジェリーが資金繰りの行き詰まりから、妻を利用した“偽装誘拐”を思いつく。身代金を手に入れすべてを穏便に終わらせるはずだった計画は、誘拐を請け負った2人の男の暴走によって一気に破綻し、町を揺るがす大事件へと発展していく───。
ひとつの軽率な判断が連鎖して取り返しのつかない結果を招いていく過程を、シニカルなユーモアと張り詰めた緊張感で描く脚本はまさに圧巻。淡々とした警察の捜査の歩みと、どこか滑稽な犯行の対比が強烈な余韻を残す。
(上映時間:100分 本編98分)
※冒頭にスタジオ周年特別映像が上映されます。
2026年
2月 7日~
2月 20日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
大地に詩を書くように
©2024 GIRAFFE PICTURES
都心の中のオアシス「仙遊島公園」
韓国初の生態系公園「汝矣島セッカン生態系公園」
過去と現在をつなぐ「京春線線路跡の林道」
そして、ソウルにある「峨山病院」
これら韓国を代表する素晴らしき景観は全て一人の女性の"作品"だった。
韓国人として初めて造景界の最高栄誉賞と呼ばれる国際造園家連盟(IFLA)「ジェフリー・ジェリコ賞」を受賞した韓国的な景観の未来を描き続ける造景家チョン・ヨンソン。
彼女の仕事は、単なる緑化にとどまらず、その土地の歴史、記憶、そして生態系と丁寧に向き合いながら、未来へと繋ぐ場をつくる作業である。韓国初の造景家として、1970年代から現在に至るまで韓国各地の空間に"韓国的な美"を息づかせてきた彼女と四季を共に過ごしながら、彼女がどのように
<人間><空間><自然>の関係を見つめているのか、チョン・ヨンソンの哲学に迫り、これからも人類が深く考え続けるべき「自然と人間の調和」について紐解いていく。
(上映時間:113分)
2026年
2月 7日~
2月 20日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版
©TBS
令和の日本とは思えないほど厳しく、不便な生活。
時に死にでくわす生活。だからこそ自由なのだ。
「自分にとって最後の逃げ場が山しかないなと思って…」ある小屋番の言葉だ。都会に疲れて山の仕事を選んだ。山小屋を営むもの、小屋番。このドキュメンタリーでは、「コヤガタケ」と呼ばれるほどに山小屋が多い八ヶ岳を、山岳写真家菊池哲男と巡る。コンビニもない、車もない、自然と向きあう小屋番の日常は「過酷」だ。それでもその「過酷」を選ぶ理由が山にあるという。丁寧に紡がれた美しい自然と人の姿と彼らの言葉は、忙しい現代社会に生きる私たちに優しく響く。
(上映時間:85分)
2026年
2月 7日~
2月 13日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
じっちゃ!
©つがる市フィルムコミッション
初日舞台挨拶
2月 7日 12:50の回上映後
ゲスト:
千村利光
監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
四季折々の青森・つがる市の風景を舞台に、東京からIターン移住した孫娘と、市内でメロン農家を営む祖父の絆を描くヒューマンコメディ『じっちゃ!』。
祖父の泰助が住む街という無難な理由で、地域おこし協力隊制度を利用し、東京からつがる市にIターン移住した三上ゆき。就職先の市役所で観光・ブランド戦略課に配属された彼女は、市の魅力を全国に発信するため、慣れない業務に苦戦しながらも、祖父との日々のやりとりに癒されながら乗り越えていく。やがて怒涛の1年が過ぎ、淡い恋心を抱いていた同僚から東京でのビジネスを持ちかけられ、心が揺れるゆき。そんなある日、ゆきは、これまで多くを語ろうとしてこなかった泰助が40年間秘めてきた事実を聞く。そこには青森に住み続けた泰助の知られざる絆の物語があった―――。
つがる市市制施行20周年記念作品として製作された本作。新天地で観光・ブランド戦略課の仕事に邁進するゆきを演じるのは、『てぃだ いつか太陽の下を歩きたい』『レディ加賀』の中村静香。ある理由で青森から離れようとしない“じっちゃ”こと祖父の泰助を演じるのは、舞台、テレビ、映画で名バイプレイヤーとして活躍してきたベテラン、小野武彦。そのほか、超特急の小笠原海、なだぎ武、しゅはまはるみ、篠田諒、木﨑ゆりあ、望月雅友、北野瑠華、津田寛治らが出演する。監督・脚本を務めるのは、2011年に『けの汁』を青森で撮って以来、青森を“第二の故郷”と語る千村利光。本作でも、田園風景、馬市まつり、岩木山、木造駅など、つがる市内の風物、名所を随所に盛り込んでいる。生まれ育った土地だけが故郷ではない。故郷を離れた者、故郷を持たぬ者、そこに住み続ける者―――観る人すべての”望郷の思い“を呼び起こすハートフルストーリーがここに誕生した。
(上映時間:93分)
2026年
1月 31日~
2月 6日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
トレインスポッティング
©Channel Four Television Corporation MCMXCV
ご来場者さまプレゼント
海外版ポスタービジュアル A5サイズミニポスター
※先着順でプレゼント。数量限定のため配布期間内でもなくなり次第終了。
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布。
ドラッグに溺れる若者たちの陽気で悲惨な青春を描き、90年代イギリスのポップカルチャーを象徴する作品となった青春映画。スコットランド、エディンバラで暮らすヘロイン中毒のレントンは、同じくヘロイン中毒のシック・ボーイやスパッド、アルコール中毒で暴力的なベグビーらとつるんで無軌道な毎日を送っていた。そんなある日、レントンは万引きで逮捕されたことをきっかけに更生を決意し、ロンドンへ出て就職する。しかし強盗で逃亡中のベグビーとシック・ボーイが相次いで押しかけてきて、レントンは会社をクビになってしまう。地元へ帰った彼らを待っていたのは、恋人との別れをきっかけにドラッグに手を出した友人トミーの葬式だった。圧倒的な絶望感の中、人生を変えるべく大きな賭けに出るレントンたちだったが……。ダニー・ボイルの監督第2作で、ユアン・マクレガー、ロバート・カーライルの出世作となった。
(上映時間:93分)
2026年
1月 31日~
2月 6日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
消滅世界
©2025「消滅世界」製作委員会
第46回群像新人文学賞小説部門優秀作を受賞した『授乳』を皮切りに、『ギンイロノウタ』(第31回野間文芸新人賞)、『しろいろの街の、その骨の体温の』(第26回三島由紀夫賞)、そして『コンビニ人間』で第155回芥川龍之介賞など、数々の文学賞を受賞。今、最も読むべき日本人作家のひとりである村田沙耶香が、2015年に上梓した長編小説『消滅世界』。結婚生活に性愛が入ることを禁じられた世界で、愛し合った夫婦から生まれた少女が、自分の周りにある“普通”と自分から湧き出る欲情に向き合っていく物語だ。SFの空気を纏い、“普通”や“正しさ”という問題に独自の視点で切り込んでいく村田沙耶香ならではの表現が成された小説が、長編映画という新たな形で表現されることに。本作は、村田作品初のメディア化となる。
人工授精での妊娠・出産が常識となった時代に、愛し合った両親から生まれた雨音は異質な存在だった。アニメのキャラクターと恋愛をし、夫の朔とは性愛を持ちこまない穏やかな結婚生活を楽しむ毎日。その頃、住民全体で計画的に人工授精、出産、管理を行い、住民みんなで子育てをする実験都市が千葉に生まれていた。家の外にいる恋人との恋愛がうまくいかず、“エデン”と呼ばれるその地に移住することにした雨音と朔だったが───
(上映時間:115分)
2026年
1月 24日~
2月 6日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
はだしのゲンはまだ怒っている
©BS12 トゥエルビ
舞台挨拶
1月 25日 上映後トーク/サイン会あり
ゲスト:
込山正徳
監督、
高橋良美
さん(プロデューサー)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
アメリカが広島に落とした原子爆弾で被爆し、家族を失った少年ゲンが、貧困や偏見に苦しみながらも力強く生き抜く姿を描いた漫画「はだしのゲン」。主人公のモデルは6歳で原爆を体験した作者の中沢啓治さん自身です。「週刊少年ジャンプ」での連載が始まった1973年から半世紀、25ヶ国で翻訳出版され、2024年には漫画のアカデミー賞とも呼ばれるアメリカの「アイズナー賞」を受賞。手塚治虫さんや宮崎駿さんらに続き、殿堂入りを果たしました。しかしいっぽうで近年は、「描写が過激」「間違った歴史認識を植え付ける」などと、学校図書館での閲覧制限を求める声が上がったり、広島市の平和教材から消えるなどして、大きな議論を呼びました。なぜ、いまなお一作の漫画がこれほどまでに私たちを熱くするのでしょう?
本作は、メディア・アンビシャス映像部門大賞、第15回衛星放送協会オリジナル番組アワード番組部門〈ドキュメンタリー〉最優秀賞などを受賞したBS12スペシャル「『はだしのゲン』の熱伝導 ~原爆漫画を伝える人々~」の映画化です。監督は「春想い
〜初めての出稼ぎ〜」「われら百姓家族」など数々の傑作ドキュメンタリー番組を手がけてきた込山正徳。映画化に際して、込山監督を敬愛してやまない大島新(『香川1区』『国葬の日』)と前田亜紀(『NO選挙,NO
LIFE』)が共同プロデューサーとして参加しました。
“戦後80年”を迎えたいまもウクライナや中東では戦火が続き、核の脅威は決して過去のものではありません。映画は不朽の反戦漫画の誕生から現在を見つめ、私たちが生きているこの世界に溢れる、怒りや悲しみ、そして優しさを映し出していきます。
(上映時間:90分)
2026年
1月 17日~
1月 30日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
医の倫理と戦争
舞台挨拶
1月 24日 14:45の回上映後
ゲスト:
山本草介
監督、
田中教順
さん(音楽)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
現在の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療関係者による戦争犯罪への加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた「731部隊」に所属する医師たちは、中国人への人体実験を繰り返し、敗戦後その事実を隠蔽しただけでなく、人体実験で得た“
知見”
を自らの功績にかえ、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史と向き合い、「医の倫理」を掲げて戦争反対の声を上げ続ける医療関係者たちがいる。本作では、731部隊の真実を追いながら、現在の医療現場が抱える様々な問題に取り組む医療関係者たちの今を取材した。
(上映時間:77分)
2026年
1月 24日~
1月 30日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭 偽りなき者
© 2012 Zentropa Entertainments 19 ApS and Zentropa International Sweden.
離婚と失業を乗り越え、幼稚園の教師という職に就いたルーカスは、ようやく穏やかな日常を取り戻した。しかしある日、親友の娘クララの作り話によって、彼は小児愛者の烙印を押されてしまう。幼いクララの証言を町の住人は信じて疑わず、ルーカスは全てを失い、小さな町で孤立してしまう...。
(上映時間:115分)
2026年
1月 17日~
1月 23日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭 ロイヤル・アフェア愛と欲望の王宮
© 2012 Zentropa Entertainments28 ApS, Zentropa Entertainments Berlin,
Zentropa International Sweden and Sirena Film Prague
8世紀後半、王政末期のデンマーク。野心家のドイツ人ストルーエンセは、精神を病んだデンマーク国王クリスチャン7世の侍医に就く。王の唯一の理解者であり親友となる一方で、ストルーエンセは孤独な王妃カロリーネの心も虜にし、二人は禁断の恋に落ちていくのだった……。
(上映時間:137分)
2026年
1月 17日~
1月 23日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
赤い風船 4K/白い馬 4K
©Films Montsouris 1956 © Films Montsouris 1953
2025年の今、この世界に足りないのは、“純粋で美しい夢”かもしれない。そんな想いを抱く私たちの心の空洞を、あふれんばかりの喜びで満たしてくれる作品が、初公開から70年の時を超えてスクリーンに甦る。
48歳の若さでこの世を去った映像詩人アルベール・ラモリス。彼の作品に出演するだけでなく、常に撮影に同行しその仕事を傍らで見守り続けた息子のパスカルが、4Kデジタル修復にすべての愛と才能を注ぎ込んだ。最新技術によって、公開当時のオリジナルのフィルム映像に可能な限り近づけられたのは、第9回カンヌ国際映画祭短編パルム・ドール賞(最高賞)と第29回アカデミー賞🄬脚本賞を受賞した『赤い風船』と、第6回カンヌ国際映画祭短編グランプリ(最高賞)を受賞した『白い馬』。ラモリスが「夢を現実化した」と語ったポエティックな映像が、細部まで深く鮮やかに再現された。
(上映時間:75分)
2026年
1月 10日~
1月 16日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭 フレッシュ・デリ
© 2003 M&M De Grønne Slagtere ApS.
ご来場者さまプレゼント
トレーディングカード(7種+シークレット)
スヴェンはビャンと共に精肉店を立ち上げるが、冷凍庫から閉じ込められた電気工の死体が出てきてしまう。困り果てたスヴェンは死体の肉で作ったマリネを客に提供するが、なんとそれが大ヒット。店の評判を失いたくない彼は次々と人を手にかけていき...。
(上映時間:100分)
2026年
1月 2日~
1月 16日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
フジコ・ヘミング 永遠の音色
©2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ
※配布は終了しました。ありがとうございました。
ご来場者さまプレゼント
オリジナル クリアファイル(A5)
舞台挨拶
1月 10日 12:40の回上映後
ゲスト:
小松莊一良
監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
2024年4月21日に92歳で旅立ったフジコ・ヘミング。情感あふれるダイナミックな演奏は、音楽ファン以外でも国内外多くの人の心をとらえ、“魂のピアニスト”と呼ばれていた。その唯一無二の演奏を再び聴きたい、聴いてみたかったという熱い声が高まっている。本作では、圧巻の“ラ・カンパネラ”、名曲クラシックの数々、現代作曲家のオリジナル曲など初公開を含むフジコの演奏を映画館のスクリーンで最大限に体感できる。
そして、初公開のインタビュー映像・絵日記、本作で存在が明らかになった異母妹エヴァと俳優の弟ウルフら家族が語る新たな真実とは?スウェーデン人の父と幼少時の別れ、母の厳しいレッスン、無国籍の生き辛さ、貧しい留学生活、忘れられない恋、聴力の喪失などの苦難を乗り越え、60代で認められ人気ピアニストになった波乱万丈の人生。パリ、ベルリン、ストックホルム、LA、横浜……2018年にロングランヒットした、初のドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』を含め、小松莊一良監督が約12年間追い続けたからこそ迫れた知られざるフジコの素顔。世界的な演奏家になるルーツと音色の秘密を解き明かす。
また、2003年に放映され高視聴率を獲得したスペシャルドラマ「フジ子・ヘミングの軌跡」でフジコを熱演し、プライベートでも親交があった菅野美穂がナレーションを快諾。本作ではフジコが絵日記にしたためた様々な心情を菅野が繊細な表現力で読みあげ胸が熱くなる。
(上映時間:91分)
2026年
1月 2日~
1月 16日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
大長編 タローマン 万博大爆発
ようこそ!昭和100年の世界へ‼
「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作され、岡本太郎×特撮(日本を代表する芸術×エンターテインメント)の組み合わせが話題をよんだ『TAROMAN
岡本太郎式特撮活劇』。
1話5分の物語が大長編となって、この夏スクリーンで大あばれ!
物語の舞台は1970年。そしてさらに、2025年へ。
時代を超えて、さらなるでたらめを繰り広げる物語に!
ただし…現在の2025年ではなく「1970年代頃に想像されていた未来像」としての2025年【昭和100年】が舞台!
幾何学的な建物、透明なパイプで空中を移動する自動車、宇宙と交信する未来都市。
昭和のこどもたちが目を輝かせ、心を躍らせた、あの頃に思い描いていたワクワクとした未来。
夢と希望に満ち溢れたあの頃の未来の世界で、たたかえタローマン!
(上映時間:105分)
2026年
1月 2日~
1月 9日
※火曜日、水曜日は休館(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)
〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭 ブレイカウェイ
©M&M Rights ApS og DR TV-Drama
ご来場者さまプレゼント
トレーディングカード(7種+シークレット)
不条理な子供時代のトラウマを持ち、この上なくアンラッキーな4人のならず者たち。年齢も境遇もバラバラな彼らは失敗続きの人生を塗り変えるために大金強奪を画策する。激しい銃撃戦に負傷しながらも、逃亡を果たした彼らに待っていたのは…。
(上映時間:112分)