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小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版

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©TBS

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※一週間限定上映
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」

令和の日本とは思えないほど厳しく、不便な生活。
時に死にでくわす生活。だからこそ自由なのだ。
「自分にとって最後の逃げ場が山しかないなと思って…」ある小屋番の言葉だ。都会に疲れて山の仕事を選んだ。山小屋を営むもの、小屋番。このドキュメンタリーでは、「コヤガタケ」と呼ばれるほどに山小屋が多い八ヶ岳を、山岳写真家菊池哲男と巡る。コンビニもない、車もない、自然と向きあう小屋番の日常は「過酷」だ。それでもその「過酷」を選ぶ理由が山にあるという。丁寧に紡がれた美しい自然と人の姿と彼らの言葉は、忙しい現代社会に生きる私たちに優しく響く。
(上映時間:85分)

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栄光のバックホーム

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©2025「栄光のバックホーム」製作委員会.

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※すべての回でバリアフリー日本語字幕版上映
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」

横田慎太郎。2013年のドラフト会議で阪神タイガースに 2位指名され、背番号 24を背負う若きホープとして将来を期待されるも、21歳で脳腫瘍を発症。引退を余儀なくされた彼が最後の試合で魅せた“ラストプレー”は、野球ファンのみならず、多くの人々の心に深く刻み込まれた。
その一球に込められたドラマを描いた横田選手の自著「奇跡のバックホーム」と、彼が 2023 年に 28歳でその生涯を閉じるまで、家族と共に闘い続けた人生の軌跡を描いたノンフィクション「栄光のバックホーム」が、製作総指揮を見城徹と依田巽、『20歳のソウル』の秋山純が企画・監督・プロデュース、中井由梨子が脚本を務め、[幻冬舎フィルム第一回作品]となる『栄光のバックホーム』として映画化。 本作では、慎太郎の野球選手としての雄姿と、引退後の家族や仲間、恋人との知られざる軌跡が描かれる。主人公の慎太郎を演じるのは新人の松谷鷹也。亡くなる直前の慎太郎の元へ毎日通い、本人から譲り受けたグラブで“奇跡のバックホーム”を完全再現。W 主演として母・まなみさんを演じるのは名優、鈴木京香。揺らがない息子への愛を体現する。そして、日本屈指の演技派俳優陣が物語を彩る。主題歌は慎太郎の心の支えで現役時代の登場曲だった、ゆずの「栄光の架橋」。阪神が 18年ぶりのリーグ優勝を決めた2023年 9月、甲子園球場で 4万人の観客が慎太郎に向けて大合唱した不朽の名曲だ。
野球と、家族と、人を愛し続けた彼の生き様は、きっと私たちに前へと進む勇気を与えてくれるだろう—。
(上映時間:135分)

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2つのゼロ年
ドイツ零年

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© Cinecittà Luce, CSC - Cineteca Nazionale, Cineteca di Bologna, Coproduction Office.

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※一週間限定上映
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」
アフタートーク
411日 14:50の回上映後
ゲスト: 渋谷哲也さん(ドイツ映画研究/日本大学教授)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
詳細はイベントブログ特集 ロッセリーニ×ゴダール[2つのゼロ年]アフタートークをご覧ください。

すでに国際的な評価を確立していたロッセリーニが、第二次大戦でほぼ完全に破壊された連合軍占領下のベルリンを舞台に、ひとりの少年がたどる過酷な運命を仮借なく描き出した、『無防備都市』『戦火のかなた』とともに非公式の「戦争三部作」を形成する作品。ロッセリーニが同時代のドイツを主題と選んだ背景には、「同じ人間であるドイツ人が、どうしてこのような大惨事へと導かれてしまったのか?」との問いがあった。1946年、終戦直後のいまだ建物は破壊されたままで、いたるところ瓦礫の山だらけのベルリン。主人公は、12歳の少年エドムント。エドムントの家族が置かれた状況は非常に厳しいものだ。反ナチだった父親は病に臥せっており、働くことができない。元ドイツ国防軍兵士の兄カールハインツは、強制収容所行きを恐れて自宅に引きこもっているため、配給カードを入手することができない。姉エヴァは家計の一助となるべく、毎晩ダンスホールで連合軍兵士たちの相手をして稼ぐことで、己の名誉を汚す危険を冒している。エドムント自身も、家族を飢えさせないよう、必死に仕事にありつこうとする日々だった。そんなある日のこと、エドムントはいまだナチを信奉している元教師エニングとたまたま再会する。この男の「弱者は常に強者に滅ぼされる」との考え方が少年に感化を与え、深刻な事態が引き起こされる……。家族とともにサーカスで曲芸を披露していた当時11歳の少年エドムント・メシュケが主人公を演じるほか、端役を演じる人々は主にロッセリーニが路上で抜擢した非職業俳優である。公開時は賛否両論であったが、ロカルノ国際映画祭で金豹賞および最優秀オリジナル脚本賞を受賞。チャールズ・チャップリンは、本作を「これまでに観たなかで最も美しいイタリア映画」と呼んだ。現在、本作はいわゆるネオレアリズモ映画の最高傑作の一つとみなされている。
(上映時間:74分)

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2つのゼロ年
新ドイツ零年

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© BRAINSTORM 1991. Licensed through ECM Records GmbH

タイムテーブルはこちら
※一週間限定上映
※上映開始時間30分以降のご入場はできません
※予約不可、当日券のみ(イベント時は予約を受け付ける場合あり)
※ご来館の際はこちらをご一読ください
「ご来館時のお願い」
アフタートーク
411日 14:50の回上映後
ゲスト: 渋谷哲也さん(ドイツ映画研究/日本大学教授)
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
詳細はイベントブログ特集 ロッセリーニ×ゴダール[2つのゼロ年]アフタートークをご覧ください。

アメリカ合衆国出身の歌手兼俳優エディ・コンスタンティーヌが、『アルファヴィル』(65)以来久々にゴダールと組 んだ作品。最晩年のコンスタンティーヌがここで演じるのは、自身の当たり役にして『アルファヴィル』でも演じた FBI 捜査官(ゴダール映画では秘密諜報員)レミー・コーション役だ。本作の背景には、東欧革命からベルリンの壁 崩壊の流れのなかで生じた、1990 年 10 月 3 日の東西ドイツ「再統一」がある。原題では「ドイツ」の語に続いて 「90」が数字とアルファベットで綴られているのだが、これはゴダール流のごろ合わせで、「90(neuf zéro)」は「新 たな零」とも解釈できる。つまり、1990 年とは「新零」年でもあると解することができる。もちろんこれは、ロッセ リーニの映画『ドイツ零年』(48)にもひっかけられた洒落で、第二次大戦終結直後にして東西分断直前のドイツと、 再統一後のドイツを重ねて、ともに同国にとっての始まり(過去の清算あるいは再生)でもあれば終わり(無あるい は消滅)でもあるような零の年とする意図がうかがわれる。本作は、かつて西側「自由世界」の擁護者だった「最後 のスパイ」たるレミーが、長年潜伏していた旧東ドイツから、冷戦体制崩壊と軌を一にして徒歩で「西」へ向かいな がらさまざまな象徴的人物と出会う姿を描いた一種のロードムーヴィーである。そこに、『ドイツ零年』からの抜粋 映像を含むさまざまな映画、音楽、絵画、文学、哲学をめぐる参照、実在の人物や現実の事件への言及等がぶつかり 合い、層をなすように重ね合わされつつ、ドイツの過去と現在をめぐる高密度に圧縮された思弁が展開されていく。 そして、老いた元スパイの彷徨がそのままドイツ史を経巡る旅=批評的エッセイとなることで、映画の主題である「孤 独」、個人のそれではなく国家や国民の孤独が浮かび上がる。
(上映時間:62分)

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山人(やまんど)
-縄文の響きが木霊する-

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©2025アグリシネマ

上映時間未定
4月29日(祝・水)は営業いたします。
4月30日(木)は休館となります。ご注意ください。
アフタートーク
418日 10:30の回上映後
425日 14:20の回上映後
426日 14:20の回上映後
ゲスト: 原村政樹監督
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

主人公の菅家藤一さんは「山の恵みに生かされているのが人間だ」と言います。そん考えがどこから来るのか知りたいと、2022年から足掛け4年間、菅家藤一さんの狩猟採集に同行し、映像記録しました。その一部を前作「山里は持続可能な世界だった」のラストシーンで紹介しました。しかし、それは菅家さんのほんの一部でしかなく、伝えたいことは他にも沢山あり、撮影を継続して今回の映画を制作することにしたのです。それは驚きの連続でした。
山里に暮らす人達は山の恵に生かされつつも決して山の恵みを採りつくさない、と言います。その生き方の根底に潜むことに驚いたのです。それは単純に山の恵みを必要以上に採らない(獲らない)というだけでなく、山の動植物の生理・生態について豊富な知識があることでした。それはまるで生態学者であるかのように思えました。その知恵を菅家さんは両親や祖父母から受け継いできたのです。菅家さんは山ブドウの樹皮で籠などの編み組細工(生活雑貨)を作ります。その製法は縄文時代の作り方と変わらないと言われています。
ある時、「山ブドウに神を感じる」と菅家さんがつぶやきました。このつぶやきこそ、私が最も大切な感性、万物の霊長だと人間中心の考え方とは正反対の思想です。これこそ私が映画で最も伝えたかったことなのです。
(上映時間:74分)

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ナースコール

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© 2025 Zodiac Pictures Ltd / MMC Zodiac GmbH

上映時間未定
4月29日(祝・水)は営業いたします。
4月30日(木)は休館となります。ご注意ください。

人手不足の満床病棟で看護師に絶え間なく降りかかる激務と不測のトラブルを描き、スイスで大ヒットを記録した社会派ヒューマンドラマ。スイス出身の脚本家・映画監督ペトラ・フォルペがメガホンをとり、世界共通の差し迫った問題である病院の実態をリアルかつスリリングに映し出す。
州立病院で働く、献身的でプロ意識の高い看護師フロリア。この日は同僚が病欠しており、遅番シフトはいつも以上に忙しい。満床病棟で、看護学生の教育もしなければならない。そんな状況のなかでも、不安や孤独を抱える患者たちに誠実に接するフロリアだったが、とても手に負えない事態に陥っていき、やがて重大な試練に直面する。
「ありふれた教室」「セプテンバー5」のレオニー・ベネシュが主演を務めた。
(上映時間:92分)

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蒸発

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©2024 OSSA FILM, BR, MORI FILM

上映時間未定
4月19日は休映です。
4月29日(祝・水)は営業いたします。
4月30日(木)は休館となります。ご注意ください。

日本では毎年、約8万人が失踪する。その多くはやがて帰宅するが、数千⼈は完全に姿を消してしまう。彼らは「蒸発者」と呼ばれる。理由は、⼈間関係のトラブル、借⾦、ヤクザからの脅迫など、さまざま。いわゆる「夜逃げ屋」の支援を受ける者もいる。すべてのしがらみを断ち、見知らぬ土地で、新しい生活を始める。深い喪失や挫折と、人生をゼロからやり直す希望が交差する。こうした「蒸発」という現象は、これまでも優れた文学や映画のモチーフになってきた。映画『蒸発』は、⽇本における蒸発の実態に迫ったドキュメンタリーだ。知られざる夜逃げ屋の仕事、そして失踪者と残された⼈々が抱える⼼の葛藤や、和解に至るまでの道のりを、没入感のある映像で描き出す。
本作は、ドイツ人映画作家アンドレアス・ハートマンと、ベルリンと東京を拠点に活動する映像作家・森あらたとのコラボレーションから生まれた。ドキュメンタリー映画祭の最高峰の一つ、コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭では連日超満員を記録し、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭では最優秀作品賞を受賞。さらに40以上もの国際映画祭で注目を集め、ドイツ国内50館以上のアートハウスで上映され「JOHATSU」という言葉を世界に知らしめた。その映画が、ついに撮影地である日本で劇場公開される。
(上映時間:86分)

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オリビアと雲

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©Cine Chani / Historias de Bibi / Guasábara Cine

上映時間未定
※5月2日(土)、5月6日(水・祝)、5月8日(金)限定上映
5月5日(祝・火)、5月6日(祝・水)は営業いたします。
5月7日(木)は休館となります。ご注意ください。

12人のアニメーション・アーティストが、1つのラブストーリーを描く。
多彩なスタイルのめくるめく映像・音楽・音響、うっとりするような変幻自在の想像力、アートギャラリーで1日中、映像と音を浴びたような没入感。
その後でふと気づく、愛の悦び、愛の怖さ、愛の切なさ。
世界の映画祭で多数の受賞に輝いたカリブ海の島国・ドミニカ共和国発のアニメーションおとぎ話。
オリビアとラモン。マウリシオとバルバラ。2組の男女を通じて描かれる愛の複雑さ。
オリビアは過去の恋に取り憑かれ、その思いをベッドの下に隠す。
マウリシオに拒絶されたバルバラは、空想的な物語を通して現実逃避する。
(上映時間:81分)

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Ryuichi Sakamoto
Trio Tour 2012

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©WOWOW

上映時間未定
※一週間限定上映
5月5日(祝・火)、5月6日(祝・水)は営業いたします。
5月7日(木)は休館となります。ご注意ください。

世界的音楽家・坂本龍一。71歳で惜しまれつつこの世を去った彼は、ジャンルや形式に縛られず、幅広い表現を追求してきた。
1996年、坂本はピアノ、チェロ、ヴァイオリンというシンプルな構成でありながら、最良の音楽表現を可能にする“トリオ編成”でアルバム『1996』を発表。この世界ツアーは各国で激賞され、再演を望む声が絶えなかった。
そして2012年、日本で16年ぶりに、このトリオ編成が復活する。
坂本はアルバム『THREE』を制作し、日本と韓国を巡る全12公演のツアー『Trio Tour 2012』を開催。出演するのは、チェロのジャケス・モレレンバウム、ヴァイオリンのジュディ・カン。いずれも『THREE』と同じメンバーによる、見逃せないトリオである。
このツアーでは、YMOの名曲をはじめ、「Merry Christmas Mr. Lawrence」や「The Last Emperor」といった代表作が惜しみなく披露される。そこに加えて、東日本大震災で大きな被害を受けた東北でも公演が行われた背景から、東北へのチャリティ曲「Kizuna World」や、福島を舞台にした大河ドラマのメインテーマ曲「Yae no Sakura」など、日本に寄り添う楽曲も織り込まれている。
本作は、そのツアーの中でも緊張感と親密さが静かに共存する、東京・赤坂ACTシアターでの公演を完全収録。当時の空気を最大限に再現すべく、音響を劇場空間に合わせて丁寧に再構築している。すでに観たことがある方にも、新たな体験をもたらしてくれるだろう。
“三つの音”が織りなす唯一無二の世界を、どうぞご堪能ください。
(上映時間:105分)

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ブゴニア

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上映時間未定
5月5日(祝・火)、5月6日(祝・水)は営業いたします。
5月7日(木)は休館となります。ご注意ください。

『哀れなるものたち』で観客を魅了したヨルゴス・ランティモスが、再び誰も見たことのない痛快な傑作を生み出した!製作には、『ミッドサマー』のアリ・アスターと『パラサイト 半地下の家族』製作チームが名を連ね、この最強の布陣が、韓国の伝説的なカルト映画『地球を守れ!』(03)を、これ以上ないほど現代的なエンタメ作にパワーアップ。混沌とした時代を毒気たっぷりのユーモアで描き出す、まさに“今”こそ観たい一本が爆誕した。
物語の幕開けは、女性社長誘拐事件。被害者となるやり手のCEOを演じるのは、ランティモスとは5作目のタッグとなるオスカー俳優のエマ・ストーン。演技の限界を更新し続け、『ラ・ラ・ランド』『哀れなるものたち』でアカデミー賞🄬主演女優賞に2度輝き、誰もたどり着けない境地へと向かう最高峰の俳優だ。対する誘拐犯で陰謀論者のテディには、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の「どの種類のアメリカ人だ?」で観るものを震撼させ、『憐れみの3章』でもゴールデングローブ賞にノミネートされたジェシー・プレモンス。テディの言いなりかと思いきや前代未聞の展開の鍵を握ることになる従弟のドンには、オーディションでランティモスに発見され、これが映画初出演となる新たな才能エイダン・デルビス。
人気絶頂のカリスマ経営者として脚光を浴びるミシェル (エマ・ストーン)が誘拐された。犯人は、陰謀論に心酔するテディ(ジェシー・プレモンス)とドン(エイダン・デルビス)の2人組。ミシェルが地球を侵略しにきた宇宙人だと信じてやまない彼らの要求はただ一つ。「地球から手を引け」彼らの馬鹿げた要望を一蹴するミシェルだが、事態は思わぬ方向へと加速していき——。
(上映時間:118分)

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父と家族とわたしのこと

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上映時間未定

大阪市で喫茶店を営む藤岡美千代。 幼い頃、父から激しい虐待を受けて育った。
9歳の時にその父が自死したと聞き、思わず万歳してしまうほどだった。
だが成長後、彼女自身もまた、娘を虐待してしまうという苦悩を抱えることになる。
神奈川県でタクシー運転手をする市原和彦。
幼少期、父が母に浴びせた 「この淫売女が」という罵声は、今も消えない傷として胸に刻まれている。 40代で結婚するが、 妻に暴力を振るっていたことを死別した今も悔い続けている。
シングルマザーの佐藤ゆな (仮名)もまた、幼少期の虐待により 複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害) を抱え、 娘との向き合い方に迷い続けている。 新興宗教に傾倒した母からの過剰な支配は、今も彼女の心を締めつけている。
三人が抱える 「生きづらさ」は、 どこから来たのか。
取材を進めるなかで浮かび上がったのは、彼らの父や祖父が、いずれも戦争に従軍していたという共通点だった―。
近年、帰還兵の多くが深刻なPTSDを抱えていた事実が、ようやく明らかになりつつある。 癒やされなかった心の傷は、 DVや依存症という形で子や孫へと受け継がれることがあり、 肉親間の断絶を引き起こすこともある。
その連鎖を、いかにして断ち切ることができるのか。
(上映時間:127分)

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森に聴く
Listen to the Forest

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上映時間未定

国土の割が森林という日本、私たちの身近にある森の真の姿を知る旅に出る
北海道・雄阿寒岳山麓、宮城県・鳴子、大分県・日田、熊本県・市房山、沖縄県・西表島。日本を代表する研究者らと各地を訪ね、私たち人類よりはるかに長い時を生き抜いてきた巨木の森に分け入り、その知性の神秘に迫るネイチャードキュメンタリー。人間の想像をこえた多種共存の森が私たちに語りかける世界とは
水俣シリーズ、『ぐるりのこと』、『見はらし世代』などこれまで数々の映画を生み出してきた映画プロデューサー・山上徹二郎が自らの人生を振り返りつつ初めて長編映画の監督に挑戦し、『明日をへぐる』などの人と自然のあり方をテーマにドキュメンタリーを作り続ける今井友樹と共に新たなテーマに挑む
悠久の時の流れの中、自然と人間はどう繋がり、これからどこへ向かうのか。
(上映時間:76分)

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愚か者の身分

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© 2025 映画「愚か者の身分」製作委員会

上映時間未定
※一週間限定上映

北村匠海×林裕太×綾野剛。異なる世代のトップランナーが一堂に会し、魂の競演を繰り広げる世紀の一作が、ここに誕生した。社会問題となっている《闇ビジネス》から抜け出そうとする男たちを描いた映画『愚か者の身分』だ。
物語は、“一度入ると抜けられない”闇ビジネスの世界を舞台に、運命に翻弄されながらも生き抜こうともがき続ける若者3人の3日間の逃走劇を描く。とある犯罪組織の手先として戸籍売買を行うタクヤ(北村匠海)と弟分のマモル(林裕太)、タクヤをこの道に誘った兄貴分的存在であり、運び屋の梶谷(綾野剛)。彼らの拠点である新宿・歌舞伎町から大金が消えた事件をきっかけに、息もつかせぬギリギリの逃避行を3つの視点を巧みに交錯させてサスペンスフルに描写する。さらに、登場人物それぞれの揺れ動く心情に丁寧に寄り添い、互いを想う気持ちの深さに心揺さぶられる展開が待ち受ける。
第二回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤の同名小説を、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」などを手掛けるプロデューサー集団THE SEVENが初の劇場作品として映画化。監督は、岩井俊二監督の助監督を長らく務め、人間ドラマを巧みに描くことに定評のある永田琴。そして、『ある男』(22)で第46回日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた名脚本家・向井康介が加わり、トリッキーで予測不能な逃亡サスペンスへと仕上がった。
「裏社会に身を落とした若者たちが、本当に信じたものとはー」
今、観る者の心に突き刺さる、ヒューマンドラマの幕が開く。
SNSで女性を装い、言葉巧みに身寄りのない男性たち相手に個人情報を引き出し、戸籍売買を日々行うタクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)。
彼らは劣悪な環境で育ち、気が付けば闇バイトを行う組織の手先になっていた。
闇ビジネスに手を染めているとはいえ、時にはバカ騒ぎもする二人は、ごく普通の若者であり、いつも一緒だった。
タクヤは、闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷(綾野剛)の手を借り、マモルと共にこの世界から抜け出そうとするが──。
(上映時間:130分)

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結局珈琲

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上映時間未定
※一週間限定上映

下北沢の街中で愛されてきた実在の喫茶店「こはぜ珈琲」の閉店·移転までの2ヶ月を描いたユーモラスでちょっと切ない、”終わりと始まり”の物語。喫茶店に1人の時間を求めて訪れる主人公·青木(藤原さくら)が常連客たちの他愛のない会話に耳を傾けながら感じる喫茶店の居心地の良さと時間の尊さ。こはぜ珈琲店長·谷川氏の「旧店舗を映画として残したい」という想いを受けた細井じゅん監督が、当たり前の日常が終わり、また新しい日常が始まるまでを喫茶店という場所とそこに集う人々を俯瞰して描いた逸品となっている。
本作の企画·脚本に賛同した藤原さくら、柄本時生らに加え、特別出演として磯村勇斗、岡田義徳ら豪華キャスト陣が集まり、実際のこはぜ珈琲の閉店間際から閉店後までの旧店舗と開店直前の新店舗で撮影が敢行された。
先行上映となった大阪アジアン映画祭、下北沢映画祭では全ての回がソールドアウトとなるなど注目を集め、遂に劇場での単独公開が決定する運びとなった。
下北沢で長らく愛されてきた喫茶店”こはぜ珈琲”は移転を控えながら店長(柄本時生)とベテランバイトの島田(日高七海)、新人バイトの須藤(瀬戸璃子)らの切り盛りでマイペースな日々を送っている。常連客の青木(藤原さくら)は仕事の休憩時間をここで一人で過ごすことがルーティーンになっている。武田(細井じゅん)と塚本(山脇辰哉)はいつも決まって同じ席に座り雑談をしている。その他、亀と同じくらいゆっくり珈琲を運ぶ常連·伊藤(東野良平)など、移転について噛み締めている常連たちを見ながら様々な想像を働かせる店員たち。片付いていく店内で生まれる様々な奇妙な関係性によって一人きりの青木の中で変わっていくものと変わらないものとは–––。
(上映時間:55分)

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ジェイコブズ・ラダー
4Kレストア

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上映時間未定

今では破格のカルトムービーと認められているが、正当な評価が定着するのには時間が掛かった『ジェイコブス・ラダー』。監督は『ナインハーフ』や『危険な情事』などを手掛けたヒットメーカーとして 80 年代を駆け抜けたエイドリアン・ライン。難解だと皆が匙を投げていたブルース・ジョエル・ルービンの脚本を得て、ストーリーテラー&ヴィジュアリストとしての天才性を発揮した。主演は、撮影時 31 歳のティム・ロビンス。息子役を無垢な笑顔で演じるのは、なんと『ホーム・アローン』で大ブレイクの直前、撮影時 9 歳のマコーレー・カルキン。
ベトナム帰還兵のジェイコブは、今はニューヨークの郵便局に勤め、同僚の恋人ジェジーと暮らしている。しかし最近になって、ベトナム戦争中に敵の襲撃を受けた凄惨な体験が悪夢となって蘇り、さらに身の回りに奇妙な出来事が次々と起こり始める。ベトナム時代の戦友もまた同じような悪夢や幻覚に悩まされていることを知り原因を探るジェイコブだったが、そこには驚愕の事実が待ち受けていた……。
(上映時間:113分)

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1975年のケルン・コンサート

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上映時間未定

世界的ジャズピアニストのキース・ジャレットが1975年1月24日にドイツのケルン歌劇場で行ったコンサートの開催までの舞台裏を、当時18歳だった女性プロモーターを主人公に描いた音楽青春映画。
ドイツ・ケルンに住む音楽好きの高校生ヴェラ・ブランデスは、厳格な父親への反抗心もあり、来独ミュージシャンのツアーをブッキングするアルバイトを始める。持ち前のバイタリティを発揮して仕事が軌道に乗り始めた頃、ベルリンのジャズ・フェスティバルに出向いた彼女は、アメリカの天才ピアニスト、キース・ジャレットの演奏に衝撃を受ける。キースのケルン公演を実現させようと決意した彼女は、幾多の困難を乗り越えてコンサート開催に漕ぎつけるが、当日、キースの希望していたピアノとは異なる種類のピアノが用意されるというトラブルが発生する。開演時間が迫る中、キースは演奏を拒否し、コンサート開催が危ぶまれるが……。
ライブアルバムの名盤「ケルン・コンサート」としても知られる伝説的なコンサートが、開催中止寸前のトラブルに見舞われるも、弱冠18歳の女性プロモーターの機転と行動力で実現したという、知る人ぞ知る実話を史実に基づき映画化。ドイツの新鋭マラ・エムデがヴェラ役を演じ、キース・ジャレット役を「ファースト・カウ」「パスト ライブス 再会」などで知られるジョン・マガロが演じた。
(上映時間:116分)

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カミング・ホーム

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© 2022 Apple Slice Productions LLC All Rights Reserved.

上映時間未定

監督は『リトル・ミス・サンシャイン』(06)『ラビング 愛という名前のふたり』(16)等、数々のアカデミー賞ノミネート作品をプロデュースしたマーク・タートルトーブ。
79歳の主人公ミルトンを演じるのは、『シンドラーのリスト』(93)などで知られるアカデミー賞俳優、ベン・キングズレー。80代に突入した名優が、人生の終盤に訪れる希望と再生を円熟の演技で鮮やかに映し出す。
認知症の初期症状を娘に案じられながらも、受け入れられずに一人暮らしを続けるミルトン。 ある夜、庭に空からの不思議な飛行物体が墜落したことをきっかけに、 同年代の隣人サンディー、ジョイスを巻き込み、静かな日常は思いもよらぬ方向へと動き始める…。
米批評サイトRotten Tomatoesでは批評家スコア86%・観客スコア90%の高評価を獲得。
奇想天外な騒動の中で主人公たちが辿り着いた人生の意味とは—―。誰もが年老いた先に直面する不安や孤独をあたたかな優しさと感動で照らしだす、珠玉のヒューマンドラマが誕生した。
ペンシルベニア州西部の小さな町で暮らす79歳のミルトンは認知症の初期症状を娘に心配されながらも、受け入れられずに一人暮らしを続けていた。そんなある夜、庭に突如、空から正体不明の飛行物体が墜落し、彼の静かな日常は大きく揺らぎ始める。
周囲に訴えても相手にされない中、同年代の隣人サンディーとジョイスだけが共に飛行物体を目撃し3人は秘密を共有することに。それぞれの孤独を抱えていた彼らは忘れかけていた人生の喜びを取り戻し、やがて自らの"これからの人生"と向き合っていく----。
(上映時間:87分)

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今日からぼくが村の映画館

上映時間未定

『ニュー・シネマ・パラダイス』『100人の子供たちが列車を待っている』『フェイブルマンズ』『エンドロールのつづき』など、映画の原体験をめぐる初期衝動と感動を描いた傑作群の流れを汲む本作。
“スペイン版アカデミー賞”と呼ばれるゴヤ賞のペルー代表に選出されるなど、国内で多くの賞を受賞。ペルー映画記者協会2022では、5つの賞を同時受賞し、これまでの記録の中で最も多くの賞を受賞したペルーの長編映画として歴史に刻まれた。
主人公シストゥを演じたビクトル・アクリオは、シストゥと同様に、本作が公開されるまで映画館に行ったことがなかった少年だった。撮影当初12歳だったビクトルは、ケチュア語で詩の朗読ができる少年として紹介され、主役に抜擢された。ママ・シモナ役のエルメリンダ・ルハン、映写技師役のベルナルド・ロサードと友人役のフアン・ウバルド・ウアマン以外の出演者は非職業俳優となっている。
本作には、ペルーの公用語のひとつであるケチュア語が使われている。ペルー国内では、8万人以上の観客を映画館に呼び込み、ケチュア語映画としては、ペルー映画史上最高の興行収入を記録し、ペルーで最も視聴されたケチュア映画となった。
少年シストゥが暗闇で初めて映画を目にしたときの好奇心と驚きに満ちた表情、村人たちに映画の魅力を伝える愛くるしい行動は、映画に限らず、誰もが好きなものと出会った頃の気持ちを呼び覚ます。そして少年が直面する別れ―――いつまでもあると思っていた場所や存在がなくなっても、想像すること、語ることをあきらめない主人公の“ある選択”があたたかな感動を誘う人生讃歌となっている。
(上映時間:88分)

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トニー滝谷
4Kリマスター版

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上映時間未定

村上春樹の短編小説「トニー滝谷」(文藝春秋刊「レキシントンの幽霊」所収)を、市川準監督がメガホンを取り、2005年に映画化した『トニー滝谷』。その静謐で美しい画作りが高く評価され、“伝説的な一本”として語り継がれてきた本作が、公開から21年の時を経て4Kリマスター化された。
本作は、『BU・SU』(87)、『つぐみ』(90)、『東京夜曲』(97)などを手がけた市川準監督が、長年にわたり愛読してきた村上春樹作品の中でも、映画化への思いを温め続けてきた短編小説「レキシントンの幽霊」所収の「トニー滝谷」を、念願かなって映像化した作品である。トニー滝谷という名の、孤独な人生を歩む男性を主人公に、愛する女性と巡り合えた幸福なひととき、そしてその後に訪れる喪失を、静かに描き出す。
イッセー尾形は、主人公・トニー滝谷と、彼の父である滝谷省三郎の一人二役を演じ、宮沢りえは、トニーの妻・A子と、妻の死後に彼の前に現れる女性・B子という二役を演じている。また、本編のナレーションは西島秀俊が担当。坂本龍一が手がけた音楽は、ピアノを基調とした密やかな旋律で、作品全体に漂う孤独感を繊細に表現している。空気に色がついているかのような独特の色調と、静謐で美しい画作りが絶賛された本作は、第57回ロカルノ国際映画祭にて、審査員特別賞、国際批評家連盟賞、ヤング審査員賞をトリプル受賞するなど、国内外で高い評価を獲得した。
4Kリマスター版の制作にあたっては、市川監督の信頼を受け、ポストプロダクション全般を任されていた撮影監督・広川泰士の指示のもと、白黒とカラーの間ある中間色を再現するためのグレーディング作業を重ね、唯一無二の透明感を湛えた映像世界が完成。また音響面では、本作を含め長年にわたり市川作品を支えてきた録音技師・橋本泰夫が、サウンドエディターの野村みきとともに、オリジナル音源をベースに、4K版に対応した音作りを施している。
併せて解禁されたポスタービジュアルは、2005年公開当時のアートディレクター・柿木原政広自身が新しく手掛けたもの。かつてA子の衣装部屋であった無機質な空間を舞台に、上部には横たわるトニー滝谷の孤独な姿、下部にはB子の姿を捉えた印象的な一枚となっている。静謐で張りつめた空気感が、4Kリマスターによっていっそう鮮明に浮かび上がる。
(上映時間:75分)

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アバウトアス・バット・
ノット・アバウトアス

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© The IDEAfirst Company, Octobertrain Films, Quantum Films

上映時間未定

孤独な文学教授 と 若き作家志望の青年 が、亡き恋人の秘密を巡って繰り広げる、90分間のワンシチュエーション・ノンストップ会話劇 『アバウトアス・バット・ノット・アバウトアス』が、日本初公開を迎える。
『ダイ・ビューティフル』 (2016)で東京国際映画祭の2冠を制したジュン・ロブレス・ラナが監督・脚本を手掛けた本作は、発表するやいなや国内外の映画祭で20冠近くに輝き、本国では舞台化も決定している話題作。愛する人との別れ、LGBTQ+、性加害、SNS世代の危うさ など様々なテーマがウィットたっぷりに盛り込まれた洗練されたプロットは、良質の短編小説のごときカタルシスに浸ることができる。
大ヒットドラマ『ゲームボーイズ』で日本でも人気を博した若手演技派イライジャ・カンラスが小悪魔な美青年を、アクションからラブロマンスまで幅広くフィリピン国民に愛されている国民的俳優ロムニック・サルメンタが傷心の紳士教授を演じた。1卓のテーブルのみという超ミニマルなセットを舞台に、目に見えないものも描き出す二人の洒脱な会話劇が幕を開ける。
コロナ渦に沈む大都会マニラの老舗レストラン。都会的なBGMを響かせた赤いフォルクスワーゲンが、その前に停まる。 バックミラーで身なりを整える大学教授エリックの心は、高鳴っていた。まだ何も知らないこの時は…。
著名な小説家である恋人マルコスを亡くしたばかりの英文学教授エリックは、教え子のランスと再会の約束をしていた。
喪失感を抱えつつも、自分を慕うランスとの時間を楽しみにしていたエリック。アップルパイとダフトパンクの話題で距離を縮めてゆく二人だったが、マルコスの話をきっかけに空気は一変する。まるで“別人”のように。自分を見つめるランスの瞳の奥から、エリックはマルコスの驚くべき真実を知ることになる…。
(上映時間:91分)

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これからの私たち
All Shall Be Well

上映時間未定

同性婚が非合法の香港では、遺言状がなければ、世を去ったパットの遺産をアンジーに継ぐ権利はない。力を合わせて築いた財産や2人で買った家であっても…。 『これからの私たち - All Shall Be Well』は香港の同性愛に関する法律の問題点や根深く残る差別を描き、ベルリン映画祭でLGBTQをテーマにした優れた作品に贈られるテディ賞を受賞。同時に、深刻な住宅不足や就職難、経済格差などの問題も浮かび上がらせ、多角的な視点で香港社会をとらえる。
同性カップルだけではなく、事実婚カップルや、1人で老いる不安を抱えるシングルにとっても、他人事とは思えないテーマを映画にしたのは、『ソク・ソク』 で長年抑圧されてきた同性カップルの老年の愛を描いて高く評価されたレイ・ヨン監督。アンジーの複雑な心情を繊細かつ力強く演じるのは、『ソク・ソク』で香港金像奨助演女優賞に輝き、話題作への出演が続いているパトラ・アウ。パット役には30年以上も銀幕から遠ざかっていたマギー・リーが起用され、短い出番ながらも、颯爽として自立したキャラクターを鮮烈に立ち上がらせている。『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』で日本でも人気急上昇中のフィッシュ・リウが重要な役回りを果たすパットの姪を好演している点も注目だ。 長年連れ添ってきたレズビアンカップル、パットとアンジー。事業や交友関係も良好で、穏やかで安定した日々を送っていた。しかし、これから新しいビジネスを始めて人生の次のステップを踏み出そうとしていた矢先にパットが急死してしまう。
アンジーはパットの親族――兄とその妻、結婚して2人の子供を育てる姪、未婚の甥――とも親しく付き合ってきたが、パットの死後、葬儀の形式について意見が対立。さらに、香港の法律に従い、親族である兄がパットの遺産を相続することになる。パットとの思い出が詰まったマンションを終の住処と考えているアンジーにとっては、到底受け入れることができない。愛する人を失い、悲嘆に暮れるアンジーの前に立ち塞がる法律の壁と根深い偏見。一方、暮らし向きの厳しいパットの兄夫婦とその子供たちも、それぞれの事情をかかえて葛藤していた。
(上映時間:93分)

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オールド・オーク

上映時間未定

市井の民を見つめ、彼らの生活と闘争を描き続けてきたイギリスの巨匠、ケン・ローチ監督。彼が自ら「最後の作品」と語っているのが第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『オールド・オーク』だ。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』に続く「イギリス北東部3部作」の最終章となる本作の舞台は、とある炭鉱の町で最後に残ったパブとして親しまれていた「オールド・オーク」。人々が集い、安らぎを見出す場所だったはずのパブは、シリア難民の受け入れにより、諍いの場に変貌してしまう。オーナーのTJはシリアから来た女性ヤラと出会い、友情を育む中で、困窮する町の人々とシリア難民のための食堂を開こうとするが…。
数々の名作を共に世に送り出してきた脚本家ポール・ラヴァティとのタッグによる、社会と人々への温かくもリアリズム溢れる眼差しが映し出すドラマは、深い感動を呼び、世界中で激賞されている。現実社会にも起こっている分断や争いと、違いを受け入れながら共存していくことへの希望についての考察を我々に促すだろう。
イギリス北東部、とある炭鉱の町で唯一のパブ、「オールド・オーク」。活気溢れる時代から30年の時を経て、今は厳しい状況に陥っているが、町に住む人々にとっては最後の砦となる止まり木のような存在だ。店主のTJ・バランタインは、試行錯誤しながらなんとかパブを維持しているが、町がシリア難民を受け入れ始めたことで、パブは居場所を争う諍いの場になってしまう。先行きを危ぶむTJだったが、カメラを持ったシリアの女性ヤラと出会い、思いがけない友情を育むことになる。果たして、彼らは、互いを理解する方法を見つけられるのだろうかー?
(上映時間:113分)

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みらいのうた

みらいのうた
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上映時間未定
※一週間限定上映

1990年代に「JAM」「バラ色の日々」などのヒットで一世を風靡し、独自のグラマラスな世界観と詩的な歌詞で、今も多くの音楽ファンを、魅了する不屈のロックバンドTHE YELLOW MONKEY。そのボーカルとして、深く響く歌詞と圧倒的な存在感で世代を超えて愛されている吉井和哉。
彼のミュージシャンとしての人生は、URGH POLICEのボーカルEROとの出会いから始まった。当時10代だった吉井は、ベーシストとして加入。しかし、音楽性の違いなどからいつしかバンドは自然消滅。その後、吉井はURGH POLICEを通じて出会った仲間達とTHE YELLOW MONKEYを結成。EROは静岡に残り、地元で働きながらカントリーミュージックに目覚め、それぞれの音楽の道を歩みながらも、二人は交流を続けていた。
しかし2021年、EROが脳梗塞で倒れ、音楽活動どころか仕事もできなくなってしまう。吉井は、療養中だったEROのために何かできることはないかと思い、「URGH POLICE時代の曲を、また一緒にやらないか?」と40年ぶりのセッションの約束をし、その様子を追ったドキュメンタリーの撮影を開始した。しかし、撮影開始から数ヶ月後、吉井が喉頭がんになっていることが発覚する一。それでも吉井は、制作作業を続け、試行錯誤の中、ひたすらリハーサルの日々を過ごしていたが、ある決断をする。そしてついに、スタッフ、ファンの祈りが集まった、東京ドームライブの“復活の日”を迎える。更にライブを終え約3か月後 吉井は、EROとの約束を果たしに、静岡に帰郷する。URGH POLICE以来、40年ぶりのセッションへ準備を進めていくのだった。
(上映時間:137分)

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XiXi(シィシィ)、私を踊る

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©SVEMIRKO AUDIOVISUAL ART PRODUCTIONS

上映時間未定

台湾からヨーロッパに留学していたウー・ファン監督が、偶然ベルリンで出会った中国人のコンテンポラリーダンサーXiXi(シィシィ)。ただ独り、まるで自由な鳥のように踊っていた彼女の姿に強烈に惹かれた監督は、彼女の日常を撮影し始める。XiXi(シィシィ)はダンサーとしてヨーロッパを放浪しながら、自由な魂を探す旅をし続けていた。その姿はファンの眼には羽ばたくことを恐れぬ野生の鳥のように美しく映った。一方で彼女は離婚した元夫のメデリックと連絡を取りながら、たまに会うことが許されている娘・ニナに対しては母として、惜しみなく愛情を注いでいた。しかし過去の人生には癒されぬ深い疵が潜むのをカメラは捉え始めていく。それはやがて、ファン監督自らの家族のトラウマとも向き合うきっかけにもなるのだった…。
ウー・ファン監督の初長編作品として7年をかけて製作された本作は、ホットドックス国際ドキュメンタリー映画祭や金馬奨といった世界的な映画祭で共感と感動が拡がり、ついに日本に上陸。一人の表現者として、女性として、母として、様々な社会的役割の狭間でもがくXiXi(シィシィ)の姿は、現代社会を生きる女性たちの煩悶だけでなく、これからの時代を生き抜こうとする力強いアイコンとして強烈な印象を与えるだろう。XiXi(シィシィ)とウー・ファン監督の絆から昇華した本作は、世界中で更新され始めたフェミニズムや女性観の意識が高まっている今、生まれるべくして生まれた瑞々しいシスターフッド・ドキュメンタリーである。
台湾出身のウー・ファン監督を支えたのは、フィリピン出身のプロデューサー、ベニス・デ・カストロ・アティエンザ。ファン監督とはヨーロッパの映画大学で知り合ったベニスは、本作の企画段階から携わり撮影にも参加。主人公であるシィシィとも信頼関係を築きながら、本作の完成、その後の世界展開に導いた。作品の製作過程でスタッフも徐々に集まり、韓国からはプロデューサーのジョ・ソナとハ・ヨンス、そして音響のコ・ウンハ。編集のアンナ・マグダレーナ・シュレンカーはコロンビア出身、音楽を担当したグレッチェン・ジュードはアメリカ出身。XiXi(シィシィ)という個性的なようで普遍的なテーマも抱える女性を主人公とした本作は、文化や国境を越えた女性たちのチームが紡いだ、ウーマンフッドの結集ともいえるだろう。
(上映時間:100分)

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ツイッギー

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© Copyright Soho Talent Limited 2024 All Rights Reserved.

上映時間未定
※一週間限定上映

小柄で華奢なスタイルと唯一無二のファッションセンスで一世を風靡した、元祖スーパーモデルのツイッギー。誰もが憧れ、ファッションやヘアメイクを真似する社会現象となり、初来日した時はビートルズと並ぶほど日本を熱狂の渦に包み込んだ。そんな1960年代を象徴する存在であるツイッギーの人生と魅力をひもとく、初の公認ドキュメンタリーが誕生。
その愛称の通り、小枝のように細い体と人形のように大きな瞳、ショートヘアの中性的なスタイルで16歳にして彗星のごとくデビュー。瞬く間にスターの階段を駆け上った彼女はそれまでの美の常識を覆し、ファッション界に革命をもたらした。若者を中心に席巻したスウィンギング・ロンドンのカルチャーも牽引。マリー・クワントのミニスカートを着こなして「ミニの女王」と呼ばれ、世界中でミニスカートブームを巻き起こした。VOGUEはじめ数々のファッション誌の表紙も飾り、著名な写真家やデザイナーを魅了。デヴィッド・ボウイの歌詞にも登場し、アルバムのジャケットも飾った。
その後、自分らしい表現を追い求めて、女優や歌手としても活躍の幅を広げる。ケン・ラッセル監督のミュージカル映画『ボーイフレンド』(71)では、第29回ゴールデングローブ賞 新人女優賞と映画部門主演女優賞を受賞。ブロードウェイ・ミュージカル「My One and Only」では、初舞台にしてトミー・チューンとのコンビが話題になり、第37回トニー賞 ミュージカル主演女優賞にノミネート。『ブルース・ブラザース』(80)、『クラブ・パラダイス』(86)にも出演し、女優としての評価を確かなものにした。さらに、業界に蔓延る女性蔑視なまなざしに立ち向かう姿も捉える。2019年にはその功績が称えられ、大英帝国勲章も授与。女性のキャリアを切り拓き、結婚、出産、別れを経て、今もなお輝き続けている。
時代を超えて、影響を与え続けるツイッギー。野宮真貴の「ツイッギー・ツイッギー」や、TWICEのユニット・MISAMOもカバーしていた安室奈美恵の名曲「NEW LOOK」も、ツイッギーへの憧れを歌った楽曲だ。
本作では、本人の言葉や貴重なアーカイブ映像、ゆかりある人物の独占インタビューを通して、一人の女性、そして母としての生き方、葛藤や選択を描く。ダスティン・ホフマンやブルック・シールズ、ポール・マッカートニーら各界のスターたちも出演。デビュー60周年を迎えるツイッギーが贈る、ポジティブなエネルギーに満ち溢れた物語。その明るく自然体で自己表現する姿は、私たちに「自分らしくあること」の大切さを教えてくれる。
(上映時間:97分)

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新凱旋門物語

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©2025 AGAT FILMS, LE PACTE

上映時間未定
※一週間限定上映

エッフェル塔や凱旋門に次ぐパリのモニュメント、通称「新凱旋門(グランダルシュ)」。ルーヴル美術館のガラスのピラミッドから一直線に連なる「パリの歴史軸」上にそびえ、パリ西部郊外のデファンス地区に建つ、ひと際異彩を放つキューブ状の巨大建築だ。
その完成の裏には、一人の名もなき建築家の運命を揺るがした、知られざる物語があった。本作は史実を基に、理想と政治の駆け引きに翻弄されながらも国家的プロジェクトに挑んだ建築家の数奇な人生を、圧倒的な没入感で描いたヒューマンドラマである。実力派キャストによるアンサンブルが作品に確かな説得力を与え、第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品、第51回セザール賞8部門ノミネートを果たすなど国際的に高い評価を獲得。日本での国立競技場や大阪万博をめぐる議論とも響き合う、必見の“建築ドラマ”。
(上映時間:106分)

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